・大夕張鉄道4
大夕張鉄道4は現在、夕張石炭の歴史村SL館に保存されています。国鉄9600と同型の自社発注機であり、昭和16年に製造されました。テンダーは逆行運転の際に見通しをよくする為、C56のテンダーの様にスローピングテンダーとなっています。
モデルは本体はカトー製の9600、テンダーはマイクロエース製のC56のものを用いています。やえもんデザインや大宮工房、銀河モデルなどのパーツを用いて、ディテールアップしています。少々ウェザリングをきつくしてあります。



スローピングテンダーが特徴です。


スノープロウを取り付けた、冬仕様にしています。

本機を作る上での最大の問題は、元空気溜部分の加工です。
この部分の構造がとても複雑になってしまい、分解/組み立てが非常に大変です。

窓枠、ナンバープレート、三菱のマークは大宮工房製を使用しています。
バタフライスクリーンも取り付けています。

テンダーを除けば、至って普通の9600です。


キャブ前には、給水ポンプが取り付けられています。
晩年には給水ポンプは取り外されました。

リベットだらけのテンダー側面は、大宮工房のパーツを用いています。
公式側のテンダー下には、給水加熱装置が取り付けられています。
ステップは梯子型です。

C56そっくりなテンダー
漏水管は実物も下の部分でへの字型に曲がっています。