・C11171

「antiquity-closetさんのコメント」

 C11 171号機は、1940年製造、配置は名古屋だったようですが、1947年から北海道で使用され、深川(朱鞠内)・苗穂・標茶・函館(木古内)と転属したのち1956年から1974年まで長万部機関区に所属していました。その後釧路へ移ったのち1975年廃車となりました。廃車後は標茶町桜町児童公園で静態保存されておりましたが、1998年?1999年に苗穂工場で動態保存の復旧工事が施され、1999年からJR北海道で営業運転されています。
 今回モデルとしたのは、現在のC11 171号機ではなく、1968年頃の長万部機関区所属の現役当時の姿です。

トラムウエイのC11北海道タイプをベースに、以下のような簡単なパーツの追加加工をしています。
・バタフライスクリーン、ドーム前手すり、テンダーの蒸気暖房管の追加
・前後の標識灯、増炭囲い、公式側の速度検出装置、泥だめ、乗務員ステップ、二子三方コックの追加
・後方スノープロウの追加、後方カプラーのKATOナックル化

JR北海道の唯一の蒸気機関車となってしまったC11 171号機。今後も長く活躍してくれることを願います。

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