C57190

 C57190は晩年、梅小路機関区に配属し、客貨牽引を担当していました。C57の四次形の中でも、ひときわ派手な装いで、C57の原型を好む方からは嫌煙されてしまいました。また、晩年には集煙装置を外されはしましたが、切り詰められた煙突のおかげで、残念ながら人気は出ませんでした。
 モデルはカトー製三次型(180号)をベースに、やえもんデザインや銀河モデル製やワールド工芸製のパーツを使用して、四次型へ各部を大々的に加工しています。今回はやえもんデザイン製のパーツ(集煙装置、ヘッドライト、スノープロウ、重油タンク、複式コンプレッサー、給水ポンプ、砂撒き管元栓、泥溜など)をたくさん使用し、ロストワックスパーツてんこ盛りにしてみました。(DCCデコーダー搭載)

(RM MODELS 174に掲載)

C57の一次形とはかなり形状の異なる四次型の中でも、ひときわ目立つ装備を持つ本機
晩年には集煙装置は取り外されました。

先台車の前輪はスポーク、後輪はボックスとなっています。

下廻りも一次形と四次形では全く形状(シリンダーブロック、モーションプレート等)が異なりますが、
上廻りの加工に疲れ、下廻りの加工は動輪のくり抜き以外省略(手抜き?)

キャブは一次形の密閉キャブ仕様とも前後長が微妙に異なるので、それも忠実に再現
モーターを小型のものに交換し、キャブ内部も再現してあります。

重油タンク、汽笛、砂撒き管元栓、給水ポンプなど、至る所のパーツをロスト製に交換し、重量を確保しています。

キャブ下の配管も、実物写真を見ながら忠実に再現しました。
キャブドア窓は少々開けた状態を再現しています。

テンダーは三次型のものを加工して船底形にしました。

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