・美唄鉄道オハフ8

 美唄鉄道では昭和26年に、木造客車であるオハフ8519(明治42年製造オイ6)を国鉄(現JR)から払い下げを受け、オハフ8として使用しました。昭和27年には鋼体化改造等を行い、以降昭和47年5月31日に行われた「さようなら列車」にも使用されました。
 モデルはグリーンマックスのオハフ61をベースに、切り継ぎ等行って製作しました。

オハフ61に似ていますが、窓の大きさが車掌室なども全て同じなのが独特です。

窓枠をきれいにシルバーに塗るのが苦労しました。

入線当初は3軸ボギー台車でしたが、すぐにTR11に変更されました。
3軸ボギー台車であったため、台車の位置も独特です。
白い配管はなんでしょう?

「美唄鉄道」の文字は、大宮工房のインレタ(絶版)を用いています。
この文字があるだけで、雰囲気は変わります。

屋根には7つ、ベンチレーターが取り付けられています。
ほぼ同型のオハフ7は6つです。

トラス棒付きであるのが、以前は木造であったことを彷彿とさせます。

妻面左側には標識灯が取り付けられています。
車掌室側のカプラーはダミーとし、エアホース、解放テコ等を取り付けています。
バッファーを取り付けていた跡も再現しました。

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