・BR 61647 "Helmingham Hall"

 B17はナイジェル・グレズリー氏が設計した、車軸配置4−6−0の3シリンダー式旅客用蒸気機関車です。1928年から1937年にかけて、73輌が製造されました。形状としては6タイプあり、A4と似た形状の流線型(B17/5)もありました。モデルである61647(B17/6)は1935年に当初、2847のナンバーで製造され、のちに1647に改番、イギリス国鉄になってからは61647に改番されました。1959年11月に廃車、解体されてしまい、B17は1輌も保存されませんでした。60163「Tornado」同様、2010年より愛好家団体B17 Steam Locomotive Trustが結成され、74輌目のB17を新規に製造することになりました。2029年にBR61673< Spirit of Sandringham>が完成する予定です。
 モデルはDapol製で、付属パーツを用い、煙室扉ハンドル、ドレイン管を自作しました。

ナイジェル・グレズリー氏設計の、美しい曲線を描くランボードがなんとも言えません。

煙室扉ハンドルは自作しています。
エアホースも付属パーツを用いています。
標識灯も付属していましたが、取り付けていません。

動輪径は2032mmもあります。
クロスヘッド周りのディテールが、他のDapol製に比べるとチープですが、
ロッド類が黒いので、ほとんど目立ちません。

逆転棒は湾曲しています。
第2動輪にあるネームプレート下に、多分飾りがあるはず・・・。
製品の取り付けミス?!?

ドレイン管はハンダ付けにより自作しています。
製品の付属パーツとして入っていましたが、少々強度的に問題がありそうだったので、使いませんでした。

転落防止用の板(可動式)が再現されています。

軽快なスタイルが、車軸配置テンホイラー(4−6−0)機の特徴ですね。

テンダーの側面にはイギリス国鉄のマークが入っています。

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