・Jubilee Class 5690"Leander"

 5690は現在、BR45690としてウェストコースト鉄道で動態保存されています。ジュビリークラスは、ウィリアム・スタニア氏が設計した、車軸配置4-6-0の3気筒旅客用蒸気機関車です。1934年から1936年にかけて191輌が製造されました。本機は1936年にクルー工場で製造されました。1948年に国有化されてからは45690に改番され、1964年7月に廃車となり、1972年5月までスクラップ置き場で保管されました。その後イースト・ランカシャー鉄道で走行可能な状態に復元され、ディンティン鉄道博物館で保存、イベント等で活躍しました。1980年8月からボイラーの修理などを受け、1981年に完全復活。2012年から全検を受け、2015年に復元が完了し、イギリス国鉄カラーに戻されて現在に至ります。
 モデルはGraham Farish製をベースに、フロントデッキ部分や煙室扉ハンドル、ドレイン管の追加、ナンバーの変更等行っています。テンダーモーター、テンダードライブとなっています。

クリムゾンレッドの美しい機関車です。
実物の全長は19.73mです。

ネジ式連結器(IORI製)、煙室扉ハンドル(自作)、ライト(自作)、
標識灯(銀河製)、排障器(銀河製)、ドレイン管を追加しています。

動輪直径は2057mmもあります。
LEANDERのネームプレートは知り合いにデカールを作って頂きました。

動輪のカウンターウェイトにあるリベットも再現されています。

架線注意の標識を取り付け

四角い形状の火室部分が、LMSの蒸機の特徴です。

日本にはない、独特な形状です。

動輪の大きさから比べると、キャブがとても小さいです。

側面の「LMS」の文字が目立ちます。
台車部分の黄色の細いラインが美しいです。

キャブ内も再現されており、色差しまでされています。

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