・GWR 4951"Pendeford Hall"

 GWR4900型は、グレート・ウェスタン鉄道(GWR)で活躍した、チャーチル・コレット氏が設計した、車軸配置4−6−0の2気筒旅客用テンダー式蒸気機関車です。1928年から1943年にかけて、スウィンドン工場にて360輌製造され、ホール級と呼ばれました。11輌が保存されています。本機は1929年に製造され、「Pendeford Hall」の名称をつけられています。1964年に廃車、解体されてしまいました。
 モデルはDapol製で、フロントデッキ周りを加工した程度です。イギリス国鉄当時の姿を再現されています。

ネジ式連結器は斜めに、フックで引っ掛けているナンバーが多かったので、それを再現しています。
標識灯は銀河モデル製、煙室扉ハンドル、ナンバープレート上のフック、エアホースは自作しました。

製品のままでは、ハンドレールノブが大きかったので、銀河モデル製に交換しています。
ハンドレールも黒1色だったので、途中からダークグリーンに塗り替えています。
ドレイン管も燐青銅で作り変えています。

ボイラーが前にかけて細くなっていくのが、グレート・ウェスタン鉄道のテンホイラー型蒸気機関車の特徴です。

とても美しいデザインです。

大きな逆転器が目立ちます。
キャブ下の速度検出器も忠実に再現されています。

イギリス国鉄のマークが美しいです。

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