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Dover 1998

Dover Castle
カンタベリーに行った翌日、リーズ城と迷った挙句、ドーヴァー城に行きました。
実は疲れていて10時ごろ起きたので、近い方にしか行けなかったという情けない話(笑)。
10分ほど電車に揺られて、ドーヴァーの町へ。丘の上の城へ坂道を上って行きます。
Henry II's Keep

ドーヴァー城の天守閣。ブロックのような城の陰影が緑の芝生に映えてきれいです。
Stone Catapult

ドーヴァー城は、ローマ時代にノルマン人が建てた砦を元に、ヘンリー2世が改築してこのような巨大な城となりました。
これまでに、13世紀(対仏)、18〜19世紀(対仏)、20世紀(第二次大戦)と、3つの大きな戦争をくぐり抜けて来た本土防衛の要です。そのため「英国への鍵」という別名も付いています。
写真は、ジョン王がフランス皇帝ルイと戦った時に使用したといわれる投石器。この時フランスはドーヴァー城を包囲しましたが、結局陥落できず。
かくして、英語は救われた(笑)
Anti-air Gun
第二次大戦中には、チャーチルが一時地下で指揮を取ったそうです。
地下司令部の見学ツアーもあったようですが、私は時間の都合上行けず。残念。
Old Tech?
中世に作られた堀を渡るための移動用トンネルの出口にあった、古い時代の自動ドア。こんなに細い棒で敵に対してどれぐらい役に立ったかは不明ですが、「当時の」最新式。
ちなみに、この地下道は結構長く、戦争時の殺伐とした感じが味わえてなかなか面白かった。
The Great Hall
大広間。
城内には、城が戦い抜いてきた数々の出来事を示す展示物がたくさんありました。
`The Key to England'
屋上から見た城郭の様子。
下から2番目の壁は13世紀に一度破壊されたそうです。写真では判りにくいのですが、少しいびつさが残っていました。
Dover Channel

ドーヴァー海峡の向こう、白く微かにフランスのカレー海岸が見えます。

城のすぐ真下は、実は巨大なフェリーポート。motorwayの出口もあり、たくさんの人たちがフランスに向かうのが見えました。
White Cliffs

そして有名な「白い崖」。
ドーヴァー城から海岸沿いに歩くこと20分ほど。夕日に輝く白い岩肌がまぶしい。

海峡を吹き抜ける風がかなり強く、落ちたら洒落になりません。
White Cliffs

帰りは下に降りて、歩いて来ました。こんな所では、ほとんど誰にも会いません。風も強くて寒い。

この後、フォークストンの下宿まで帰り、次の週末に行くフランス行きのユーロスターのチケットをチェックした所、実は日本の実家に送られていることが判明。実際、日本に送られていたのはVoucher(引換券)だったことが判明するのですが、急遽Faxで代用することに。
予約の時に、何と日本の実家の住所を書いてしまったのです!(笑)

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