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Roma 2002 part-3

Musei Vaticani
翌日。朝早くから地下鉄でヴァティカンへ。入場30分前に到着。最初のグループで入場できました。
入口で解説ヘッドフォンを借り、早速システィーナ礼拝堂へ。私の頭の中に「教会の壁は神聖=白色」と思っていたのかどうか、システィーナ礼拝堂に入室したすぐは、「何だこの落書きは!」と半ば怒っていました。
Musei Vaticani
しかし、ミケランジェロの描いた天井のフレスコ画や「最後の審判」を見つめていると、徐々に空間に飲み込まれていくような感覚にとらわれて、動けなくなりました。

写真は中庭の風景。本当に巨大な美術館です。
Musei Vaticani

彫刻品の集まる小庭。
八方向全てに、ギリシャ神話をモチーフとした有名な彫像が配置されています。絵になり過ぎです。
Musei Vaticani
第8展示室のラファエロ「キリストの変容」他2点。
真っ暗な部屋に絵を壁から浮かせた状態で固定し、スポットライトによって昇天浮遊しているキリストをフォーカス。何とも幻想的な展示です。
そして、有名な「ラファエロの間」やダヴィンチの「聖ヒエロニムス」を見学した後、出口近くの食堂にて昼食をとりました。まあ予想通り、美術館の中のこういう所は高いですねぇ。
Musei Vaticani
ヴァティカン美術館の出口階段。
こんなところまで何げに美しい(笑)
Piazza San Pietro
円形柱列の美しい、サンピエトロ広場。
新年と言うことで、大きなキリスト誕生場面の飾り(ジオラマ)がしつらえてありました。
Basilica di San Pietro
世界最大の寺院、サンピエトロ寺院内部。
圧倒的な迫力で祈る人達に訴えかける巨大な守護聖人の彫像、荘厳な祭壇。今まで見たたくさんの寺院で群を抜いていました。
クーポラに上るつもりでしたが、長蛇の列が出来ており断念。
Castel Sant'Angelo
サンタンジェロ城。
橋の欄干の天使像なんかも何げに美しい。
城中にはらせん状の階段があり、屋上に出られるようになっていました。
クーポラの借りをここで晴らさねば(笑)。
Citta del Vaticano

サンタンジェロ城の屋上からのヴァティカンの町並み。サンピエトロ大聖堂のクーポラが良く見えます。

そう言えば、ここは世界一小さな国なのですよ。
Piazza Navona
ローマに戻り、ナヴォーナ広場。お祭りの露店がたくさん出て賑わっていました。風船、お菓子、おもちゃ、土産物、パフォーマー、UFOキャッチャー?
有名な古代建築・美術品づくしだった今回の旅を、リアルタイムに生きる人達の姿を見ながら締めくくるのもいいかも、などと考えながらそぞろ歩き。
そして、最後の晩餐(?)は、宿近くのLa Grotta Amatriciana。キノコのフィットチーネと子牛の生ハム添えグリルをいただきました。
翌朝は3:00に起床し、タクシーでダヴィンチ空港へ。美味しいと噂のイタリアチョコBacciは、乗り換えのアムスで買い、帰国しました。

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