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Cinema 2002年


アイコン アザーズ Others
  CoolBeautyなN.キッドマンが好演。幽霊屋敷物、ホラー物という意識が離れず、不覚にもオチが予想できたのは終盤間近。正直やられたという感じ。別に彼女の美貌に見とれていたわけではなく・・・。

アイコン アメリ Amelie
  大好きなフランス人監督J.P.ジュネの作品。今回はSFじゃない。アメリの幼稚ながらも納得させられる、ほんの些細な行動にうなずいてみたり。フランス映画はいつもいい所突いてくる。

アイコン インソムニア Insomnia
  内緒の悪事を取り繕っていた、子供の頃のあの小恥ずかしさを思い出した。赤面しまくりのR.ウィリアムスは、悪人なのになぜかカワイイ。それにしても饒舌なA.パチーノを受け付けないのは私だけか?

es(エス) Das Experiment
  馴れ合いで始まった「囚人と看守」実験。感情のさざ波は囚房の壁に繰り返し寄せる内に、やがて本物の刑務所を超える巨大な狂気のうねりへと。人間の個の脆さと集団の恐ろしさを見事に表現。後味は極めて悪い。

アイコン オーシャンズ11 Ocean's Eleven
  G.クルーニィ、B.ピット等豪華メンバーを揃えたオールスター戦。特にM.デイモンは演技上手くなった。しかし、彼曰く「ぞくぞくする美人」な印象は、本作のJ.ロバーツには薄く(笑)

アイコン オースティン・パワーズ ゴールドメンバー Austin Powers in Goldmember
  上演5分で元が取れるとの噂通り、恐るべしカメオ出演の面々。
しかし、ストーリィは本当に退屈だし、新キャラも立ってない。大好きなシリーズだから言うが、今回は駄作。

サイン Signs
  「見せたらオシマイ」の典型。私はラストの「あの人」の格好に笑うしかなかった。それまでの積み上げは何だったのか?
「トリックあるのだろう」と最後まで疑われる監督の宿命か。

アイコン ザ・リング The Ring
  無意味なカットが多過ぎ、伏線は弱すぎる。N.ワッツが好演しているのが救いだなぁ・・・と思いつつ、最後15分の展開でちょい満足。やはり救われないのが「リング」なんだよね?

アイコン 少林サッカー Shaolin Soccer
  日本ではアニメでしかやらないことを、人を使ってやることの素晴らしさと馬鹿馬鹿しさを痛感。浮浪者、おデブ、冴えない会社員、変な学生・・・キャラの個性が心地良い。大感動。すまん、二回見た。

アイコン スコーピオン・キング The Scorpion King
  いわゆるプロレスラー「ロック様」のプロモーションビデオ。エジプトらしさとかを求めてはいけない。いつの時代にもこういう人は必要。今更シュワルツェネガーには出来ない。

アイコン スターウォーズエピソード2 Star Wars episode2: Attack of Clones
  母親を失った、ほんの10分間で観客を同情させるには、それなりの演技力が必要。H.クリステンセンには全くの役不足。このままで「彼」になれるのか?CGのジェダイマスターに見所を食われていては、何が何だか。

アイコン スパイダーマン Spider‐Man
  W.デフォーは確かに素晴らしい役者だが、途中でまったり人生相談所になってしまうヒーロー物はいかがなものか。主人公の苦悩とかは良く描写されている。爽快なクモ糸の巨大な空中ブランコは一見の価値あり。

アイコン トータル・フィアーズ The Sum of All Fears
  B.アフレックは、スパイになったり、ロシア大統領に会談したり、権限が良く分からん(笑) 私的には核爆発の描写がちょっと弱い印象。「自らの・・・で」という皮肉が善し。

ドニー・ダーコ Donnie Darko
  ReverseMovieのフレコミでDVD見。しかしメメントのそれとは全く異なる。ストーリィは謎解きSF物と不条理青春映画の間をフラフラ。その不安定さこそが、懐かしいあの日の感触として私の心をザラリと撫でる。

アイコン ハリー・ポッターと秘密の部屋 Harry Potter and the Chamber of Secrets
  予想より面白かった。アクションもな見所もたくさんあるし、途中「ご都合主義?」と思った点には、ちゃんと伏線もあったわけで。
でも、ちょっとハリーにえこひいき過ぎませんか?(そこが良い?)

アイコン ピンポン Pingpong
  スピード感抜群。オババが若かろうか、ペコがかわいかろうか、スマイルが格好良かろうが、私は楽しめた。また邦画を見るのも良いなァと思わせる出来。ドラゴンの声もっと低ければなお善し。

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ Hedwig and the Angry Inch
  ロックバリバリのタテノリ作品。RockyHorrorShowのようなマニア向け「部外者お断り」な雰囲気を醸しながら、愛を探してストーリィは暴走。もちろんむせび泣くギターソロ=「泣き」要素もあり。重ねて見ると深み増すか。

マイノリティ・リポート Minority Report
  Tクルーズは最近すごくいい。格好良いだけでないのがいい。
一方、あのS.スピルバーグ作品かと疑うほどの内容の濃い(失礼)ストーリィが展開する。万人ウケではないだろうが。

アイコン マジェスティック The Majestic
  いつも思うことは、「映画」「映画館」をネタにした作品はずるいということ。観客は映画好きで、感情移入しやすいから。ウケるのは当たり前。私的には、J.キャリー=Maskのイメージは完全に払拭で○

アイコン メメント Memento
  本年度のNo.1。斬新な手法で観客を強烈に引き込む脚本の腕にうなる。
もちろん、時系列を戻せばストーリィは単純なのだ。登場人物が全員胡散臭いところが、記憶喪失の疑似体験をさせてくれる。

アイコン MIB II メン・イン・ブラック2 Men in Black II
  元エージェントを復帰させるまでが長すぎ。テンポも悪ければ、悪役のキャラも立たず。犬はうるさいだけ、蛇足。
「彼らはノリで地球を守る」んじゃなかったのか?

アイコン ロード・オブ・ザ・リング The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring
  開始5分で冥王サウロンのチープなコスプレに悶絶。どうなることやらと心配したものの、舞台設定の魅力と音楽、丁寧なつくりで魅せる。原作を知らない人にとっては、展開把握できるのか不安だが。



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