- 200801-

- 01月22日 -
やあやあ、今更ながらあけましておめでとうございます。気分は正月のままなのにも関わらず、気付けば既に今月も終盤とはどういうことか。世の中の全ての物事に対して失望、尚且つ怒りを感じている僕ですが、何か?

寒さもいよいよ本格的になってまいりまして。外に出てみると寒いこと寒いこと。しかし、以前はもっと早い段階で寒さの絶頂みたいのが襲来していたような気がするのも確か。どうやら、僕の預かり知らぬところで「温暖化」が身近に迫っているようです。

そんなことを思いながら、寒さの極みに達した僕が家に戻ろうとしたところ、背後から声が。

『君、一体そんなところで何をしているんだい?』

「これは異なことを。見ればわかるでしょう。寒いから家に入るのですよ。」

『異なことを言っているのは君の方ではないのかい?ちょっとこっちに来なさい。』

「いやいや、僕は今正に眼前に我が家があるわけで。そちらに行く意味がわかりかねます。」

『怪しいやつめ!こっちに来い!』

「随分と居丈高じゃあないか!そっちこそ怪しいじゃ・・・あれ?お巡りさん?」

『ふむ。どうやら気付いたようだね。じゃあ、改めて聞こう。君はそこで何をしているのだい?』

「え、いや、外がどのくらい寒いかを確かめようと外に出てきたんですけど、あんまりに寒いので家に戻ろうと思って・・・。」

『裸でかい?』

「は、はい。」

『ちょっと交番まで行こうか。』

「は、はい。あ、あの、服を着てもいいですか?」

『靴下だけな。』

「この鬼!」

僕がこのことから学んだことは、幾ら寒いからと言って裸で外に出てはならないということと、正月は過ぎ去ってしまったんだなと言うことです。さようなら。

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