- 200506-

- 06月07日 -
どうもどうも、昨日更新しようと思いつつ、やはり布団に勢いよく飛び込んだ私であります。こんばんは。最近では専ら車内での睡眠に夢中でありまして。降車予定の駅の手前の駅で目を覚ますことが出来れば、その日一日は実に素晴らしい日、全然手前で目を覚ますと、どうしようもない一日と、自らを厳しく律する毎日を送っております。(寝過ごした日は「直行」という文字が頭を駆け巡ります。)

最近ここに書く事も少なくなり、否、あるにはあるのですけれど、巧く纏めることができません。私によって表現されずに、溢れ出す思考の数々は、姿形を変え、私の汗となり、地面に落ち、やがてそこから花が咲くでしょう。見たことのー無いー木にーなるでしょう。(訴えないでください)さようなら。


- 06月14日 -
ふと、車内を見渡すと、そこには疲れた表情を携えた人ばかりでありまして。以前ならば同情をしていたであろう私も、今やすっかり周囲の人々と同化しております。取りたて、毎日の楽しみもなく、平々凡々な生活を送る日々でありますから、それも仕方の無いことだと、冷静に考えている自分に驚かされもしています。降車駅に近付き、人もまばらな車内において、車窓に映った己の、疲れた表情を見て、少々悲しくなりました。同時に、そんな自分に対し、乾いた笑いが込み上げてきました。さようなら。


- 06月25日 -
毎度どうも。最近の僕はと言えば、専ら地面の蟻の数を数える毎日でありまして。如何せん、全て同じに見えるものですから、数えた端から蟻を潰していくわけです。ものの数分経つと、手は黒ずんでいき、その黒ずみも、やがては全身に転移します。全身に転移してしまったら、もう末期の表れでありますから、僕は一人樹海へと消えていくしかないのであります。なんだか、疲れてるみたいです。さようなら。


- 06月29日 -
あり得ない程の気温で、すっかり意気消沈している僕でありますが、皆さんの調子は如何でしょうか。皆さんも意気消沈していることを強く望みます。さて、相も変わらず単調な毎日の僕ではありますが、今日は些か普段とは異なり、一日中時計を眺めて過ごしておりました。刻々と進む秒針を眺め、ニヤニヤしておりますと、ふと脳の奥から声が聞こえてまいりまして。「終業時刻です!」なんと言うことでしょう(劇的ビフォーアフター風に)、時計を眺めて一日が過ぎてしまったのです。もう、世の中信じられなくなってきましたよ。はは。さようなら。

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