- ２００５０３-

- ０３月０６日 - ビール、ビール、テキーラ、テキーラ、テキーラ。徐々に低下していく思考力の中で、僕は何故だかある風景を思い描いておりました。はて、あれはどこの景色だったか。何度思案しても、思い出すことができません。もしかしたら、何かの雑誌で目にした景色なのではないかと思う始末。そう思いながらも、卓の上には追加のテキーラが並びます。まあ、後で思い出すだろうと思い直し、ショットグラスを矢継ぎ早に片付けます。何杯目のショットでやられたか、僕は少々もたつく足取りでトイレに向かいました。トイレで用を足し、手と顔を洗ったその刹那、僕の脳裏にある言葉がひらめいたのです。「タイ」。それは僕の心を大きく揺さぶりました。そうか、あの景色はタイで見た風景か。そう思うと、当時の記憶が一気に蘇ってまいりました。ああ、あの頃は良かったなあ。 翌週、僕は上司に一言、「タイに行ってきます」。そういうわけで、来週からタイに行ってきます。さようなら。

- ０３月１８日 - タイより帰国しまして、早くも一週間が過ぎようとしています。嗚呼、タイは良かったなあ。タイでの僕の生活と言えば、主にその中心を飲酒に費やすという、何とも表現しづらいことをしでかしていたわけですけれども。朝からビール、昼飯時にビール、見学地である寺院でもビール、夕飯でビール、飲み屋でビール、みたいな感じで毎日何リットル飲んでいるのやら、ちっとも要領を得ない始末。本当に何をしにタイまで行ったのか。（確実に飲みに行きました。） そんな桃源郷を思わせる生活から転じた最近の僕の生活。飲んでいることには変わりませんが、さすがに朝からは無理なわけでありまして。結局、僕の生活にはビールは欠かせないものでありまして、僕の幸福の一端、むしろ、その多くの部分においてビール様が担っているという事実は誰も否定できないのだと思います。 文章にまとまりがないのは常のことではありますけれども、とりわけ、今日は酔っ払っているということが起因しているのだと思います。さようなら。

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