- 200304 -

- 04月01日 -
アナタが僕に望んだものは永遠でした。永遠など、どこにも存在しないことは百も承知でした。アナタが僕を困らせようとしていたことも、百も承知でした。けれども、僕はアナタの望みを叶えたくて、永遠を探していました。アナタの驚く顔と、喜ぶ顔が見たかったから。

僕はアナタを残して死にました。これで、僕のアナタへの想いは永遠になりました。どうして、どうしてアナタは泣いているのですか。どうして笑ってくれないのですか。さようなら。


- 04月03日 -
意外にアレですよね、人間って臭いんですよね。満員電車に乗ってるじゃないですか。目の前におっさんいるじゃないですか。僕の鼻先に彼の頭があるじゃないですか。もうね、本当にありえない。加齢臭とか、そういう次元ではなく、何ていうか、カラスとか寄ってきそうな、犬とか吠え出しそうな、そんな匂いが僕の全身を貫くわけですよ。そりゃあね、僕はやればできる子ですから、我慢してたんですよ。息を止めて。そしたらね、特急2駅分であえなく窒息死って感じになりまして。まとめると、おっさんは頭皮にコロンを振りまけと。そういう感じでお願いします。さようなら。


- 04月05日 -
日が昇り、日が沈む。そんな当たり前のことを意識せずに生活している僕らの目には、一体何が映っているのでしょうか。この世の些事など、見るに値しないものばかりなのに、世の人は皆一様に身を乗り出してその些事に夢中であります。下世話な話題、くだらない人間、本音と建前。そういったものを目にすることに疲れた僕は自らの目玉をスプーンで刳り貫き、洗面所に流したわけであります。洗面所は僕の血で真っ赤になったのだけれど、僕の目は既に流されていたので、何も、見えなかった。辺りは一面、闇に、包まれた。


- 04月06日 -
シトシトと、降り続く雨の中で誰に見られるとも知れず、うつむき、声を出さずに涙を流しておりました。現実というものは、時に、凶悪な犯罪者よりも狡猾で、残虐で、そして陰惨であります。僕の望む結末というものが果たしてあるのであれば、現実の用意するそれは、まさしく正反対の方向を指し示しておりまして。だからといって、僕に抗う術はなく、ただただ、苦渋の表情をして耐えなくてはならないわけであります。世の中には、きっと、99%の不幸せと、1%の幸せがあって、その1%に気付くかどうかは自分自身にかかっているのだと思います。僕は未だに気付けずにいます。さようなら。


- 04月07日 -
今日は天気が良かったので布団を干そうと思い、ベランダへ布団を持っていこうとした矢先、僕の体は強風に煽られ、見事に落下してしまったわけで。常人ならば、よくて骨折、悪くて死亡なわけなんですけれども、このサイトを立ち上げて以来、死に直面してきた僕は、あたかも天使の如く、華麗に地上に舞い降りたわけであります。その直後、宅配便を届けに来たトラックに豪快にはねられました。ええ、想像通り、即死です。さようなら。


- 04月08日 -
昨日、クジをひきました。僕のひいたクジには「兵庫県」と記載されていました。そういった事情から、ゴールデンウィークは兵庫県に行ってきます。もう、どうにでもなれ。さようなら。


- 04月09日 -
皆さんは、きっと昨日の日記を『この電波野郎が。』とか、『ひきこもりが過ぎて遂に妄想に走ったか。』とか、その他罵詈雑言をモニター越しで僕に浴びせていたはずなんですけれども、そこが甘いと思うわけです。僕はやればできる子なんです!

事の発端はですね、飲み会の席で「くじで行く先決めて旅行行かない?」と、安易な気持ちで発言したんですよ、僕が。んで、トントン拍子に話は進み、「どうせなら1人で行かない?」とか、そういった諸々の条件が加わり、一昨日の大抽選会と相成ったわけであります。

そういうわけで、本気で兵庫県に行きます。まっぷる(旅行誌)も買いました。日程的にも暇を作りました。準備万端、残る問題は、金です。(そこが一番の問題です!)さようなら。


- 04月10日 -
「今日は何の日?」「学校の今年度初登校日!」と、いうわけで、本日は忌々しい大学に行かねばなりません。そもそも、学校に行かなくなってから早2ヶ月あまり。既に学校の行き方すらも朧気なんですけれども。そして、ただ学校に行くだけならば、何も問題はないわけなんですけれども、成績表とか、意味のわからないものも返ってくる次第であります。

僕の成績と言ったら、ゴミを通り越して塵の域まで達していたわけでありまして。塵から、せめて埃までは格上げをしたいという、切なる僕の気持ちが込められた去年1年間だったわけであります。思い出したくもありません。単位数が取れていないと、即ち僕の留年の道が切り拓かれるわけでありまして、それは、即ち、死への片道特急券を手にすることに他なりません。

明日の更新がなかったら死んだことにしてもらって構わない所存であります。さようなら。


- 04月11日 -
涙で向こう側が見えません。ぼんやりとした街並みを、涙を拭くわけでもなく、ただただ眺めておりました。季節も移ろい、既に春になっています。あれほど『寒い』と騒いでいた人々は、今度は逆に『暑い』などと騒いでおります。人は勝手な生き物だと痛感せざるを得ません。何を指して人は満足を得たるのか、僕にはわかりませんけれども、それは万人に万人の顔、性格があるのと同様に、数多のものが存在するわけであります。それは、やはり僕にも当てはまるわけでありまして、他の人が満足するものが僕にとってはただの生ゴミにしか映らないことはしばしばであります。そんな僕に、満足に値するものがやってきました。

卒業できます!さようなら。


- 04月12日 -
もう、何て言うか、色々と鬱なわけであります。人間が2人以上存在するとなると、当然いざこざというものは不可避な出来事でありまして。僕もまた、一応人間の端くれでありますから、多分に漏れず、その喧騒に嫌が応にも巻き込まれていくわけであります。僕は成人を果たしたいい大人でありますし、多少のことは目に瞑るくらいの器量を持ち合わせているつもりです。しかし、限界と言うものが存在するのも、太陽が東から昇ってくるのと同様に、至極当然のことでありまして。

現状を打破するためには、根本的に人間と言うものの存在しない地球、即ち理想郷を創造すべきではないかと、心の底から思います。こんな世界、滅びてしまえばいい。さようなら。


- 04月13日 -
気分が鬱な時にはそれ相応の文章になってしまう辺りに、僕の精神の脆弱さが露呈しているわけでありまして。結局は誰かの力ではなく、自分の力で奮い立たなくては、解決には至らないのでしょうけれども、それを頑なに拒否するかの如く、依然として僕の心は固く閉ざされたままであります。しかし、夜になると見えない何かに押し潰されそうになりながらも、僕は今日も、今日とて、生きながらえてしまうわけであります。いっそのこと、楽になりたい。さようなら。


- 04月14日 -
夜桜を見ました。薄ぼんやりとした明かりに照らされた桜は、何だか映画の一コマのような、そんな錯覚さえ起こさせるかのような、幻想的な景色でありました。辺りには、僕と同様にその幻想に浸っている人々がいて、ただただ、飽くことなく桜を眺めているだけでありました。風に舞い、儚くも散りゆく桜に、何とも言えない情緒を感ぜざるを得ませんでした。散る間際すらも、見る人々を魅了する桜のようにありたいと、ただただ、願うばかりであります。さようなら。


- 04月15日 -
色々なサイトが閉鎖・休止していまして。僕の好きなサイト様も、また、同様の道を辿っているわけでありまして。仕方のないことなのですけれども、寂しさに似たこの感情はどうにもこうにも隠しきれるものではないようです。勢い余って僕も閉鎖とか、考えたのですけれども、この僕の拙い文章でも、楽しみにしてくれている方々がいるので、考え直しました。何だか今日はとっても憂鬱な気持ちで胸一杯です。誰も僕のことを知らない土地へ行きたいと強く思いました。さようなら。


- 04月16日 -
人生の岐路に立たされています。これは正に、ビルの屋上のフェンスの上で、飛び降りるかどうか悩んでいるのと同じような状況でありまして。普段の僕ならば、フェンスの向こう側の世界へ、本能的に旅立つわけなのですけれども、僕も学習をしまして、フェンスの向こう側へは行かず、こちら側で手首を切ろうと思います。ええと、何の話をしていたんでしたっけ?さようなら。


- 04月17日 -
何も、何も見えません。先が、僕の将来と言う名の先が。


- 04月18日 -
闇の中で1人佇んでおりますと、何とも言えない気持ちになります。僕は何を求めているのか、何を欲しているのか。何もわからないまま、ただただ、時間が過ぎるばかりであります。答など、あるのかどうかもわからない、この疑問に僕は真剣に答えようと、ただ押し黙って考えているだけであります。行く先は、未だ見えておりません。さようなら。


- 04月19日 -
己が道を選択するには、十分な歳を重ねているわけでありますけれども、歳を重ねるにつれて、守るべきものの存在が増えていくことに気付かざるを得ません。何をどうすれば、己が納得する道を選べるのかもわからず、ただただ曖昧模糊とした不安が心に付き纏うばかりであります。一歩を踏み出す勇気があれば、話は早いのでしょうけれども、その一歩に計り知れない重みがあることを知っている僕は、躊躇してしまいます。そんな自分に苦笑いしか、できません。さようなら。


- 04月21日 -
その瞳に何が映っているのでしょうか。綺麗な、その円らな瞳に、何が映っているのでしょうか。世界は目まぐるしく変わっています。その早さに置いていかれないよう、しっかりとその大きな目で世界を捉えれるよう、祈ることしか、僕にはできません。僕は、何もできない人間なのですから。取るに足らない人間なのですから。さようなら。


- 04月22日 -
久し振りに学校に行きました。履修届を提出しに行ったわけなんですけれども、実に一週間以上も学校に行っていなかったので(それ以前は春休みです)、懐かしさに似た思いが僕を包み込みまして。駅に降りた瞬間に、「あ、ここの駅見たことある!」みたいな、「これってデジャヴ?」みたいな。まあ、そんな思いで学校に着くやいなや、30分もしない内に脱出。結果、学校付近のファミレスで時間を潰してから帰宅しましたと。次回の学校は再来週です。じゃあ、また。さようなら。


- 04月23日 -
何か書こうと思いましたが、昨日、300回以上リロードしてくれた奇特な方がいたという事実に、何もかもを忘れました。さようなら。


- 04月24日 -
気が付けば、既に4月も終わりかけておりまして、世の中には新入生の類が溢れんばかりの様相を呈しております。思えば、僕にもそのような時期があったのかと思うと、今となっては目頭を熱くするばかりではありますけれども、この荒んだ世の中に、一抹の希望を抱いている彼らを見ていると、何とも表現のしようのない気持ちになってしまいます。僕は、彼らに声を大にして言いたい。こんな世の中に夢とか、希望とかを持っていても意味がないと。人類は淘汰されるべき存在なのであると。僕の思い描く理想郷に、人類の姿は未だ見当たりません。さようなら。


- 04月26日 -
重くのしかかる雲を頭上に、街を歩いておりますと、何とも悲壮感に似た感情に押し包まれてしまいます。街は春模様であるのにも関わらず、僕の心は常に冬のように凍えておりまして。調子のいいことでも考えて、いくばくかの光明を見出せばいいものの、僕の脳裏に浮かぶのは、相も変わらず「死」という単語ばかりでありまして。いい加減、僕の人生も散り際なのかと、強く思わざるを得ないわけであります。

年月を重ねるごとに、周囲の人々の、僕を見る奇異の目にも慣れました。僕の存在は、無価値とまではいかなくとも、所詮、周囲の人の慰み程度にしかならず、そのことに対して、否定のできない僕は、ただただ、笑うばかりしかできないのであります。さようなら。


- 04月28日 -
天気の良い日々が続き、春よりも春らしい陽気を肌で感じております。世間ではゴールデンウィークに突入される方々がいらっしゃるようですけれども、学生である僕には特に関係のない出来事であったりします。だって、毎日がゴールデンウィークですから。(卑屈な笑みで)さようなら。


- 04月29日 -
涙が頬を伝い、日は既にすっかりと暮れてしまいました。涼しき風が、涙の流れた頬を撫で、まるで僕を見守ってくれているかのように思えます。吸いかけていた煙草の火も既に消え、どれくらいの時間が経ったのでしょうか。僕の涙は変わらず頬を伝っております。涙で滲む僕の目からは、この世界はどうも霞んで見えます。涙を拭いてもこの世界が霞んで見えるのは、どういうことでしょうか。さようなら。


- 04月30日 -
この世に起こること全てが、予め決まっていることだとしたら、どんなに気持ちは楽になることでしょう。どんなに辛いことがあっても、悲しいことがあっても、それは予め予定されていた出来事なのですから。ぼくがこうして、マンションの屋上から身を投げようとしているのもつまりは、予め予定されていたことなのです。こんな世の中、こっちから願い下げであります。さようなら。

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