2004年5月 インテンシブコース2(Accounting, Econometrics)
 

5月1日(土) SillyFools@The Sky

ヒトミさん曰く「イモディスコだけどいつもライブは楽しい」というシーナカリンのThe Skyへシリーフールずで出かけた。私以外の3人はビザの申請や延長等でちょうどパスポートの原本がないのでコピー持参(タイのディスコとかパブはIDチェックがある)。給料日+3連休前で大渋滞。やっと着いたと思ったらコピーだと入れてもらえなかった。裏の駐車場にいたマネージャー氏に頼み込むも難しそう。「ここで待ってて」って言われて待っていたのに帰って来ず。待ちきれずに勝手に楽屋になっているスヌーカー場に乗り込むシリーフールず。ラン兄さんに頼むもやっぱりダメだった。しょうがないので私以外の3人は外で見学、私と途中で合流したA子さんは中へ。楽しかったし、大好きな曲『プレーン ニー ギアウカップ クワームラック」を初めてライブで聞けたのでよかったんだけど、どうしても外の3人が気になって思い切り楽しめなかった。隣のお立ち台っぽいところで踊ってるガキが足滑らせて私の上に降ってきて重かったし。終わって外に出たらヒトミさんから電話がかかってきて駐車場で合流。実は終わり4曲目ぐらいから入れたんだって。よかった。トンローでジョーク(おかゆ)を食べて帰宅。夜2時30分過ぎでもかなり車がいてびっくり。家に着いたのは3時でなんやかややっていたら寝たのは3時半だった。こういう楽しい遊びがあるからバンコクってやめられない。

朝7時に起きて学校へ。つらい。眠い。実質3時間半ぐらいしか寝てないからな。日本では早寝派の私にはちとつらい。


5月2日(日) Bと遊ぶ

Bと学校の後サイアムで遊んだ。ブリティッシュ・カウンシルの向かいにあるB絶賛のカオマンガイ(茹で鶏ご飯)屋さんでご飯を食べた。確かに美味しい。ルークチンガオラオ(つみれスープみたいなの)もいけてた。店に入ったら、先に入った11人の団体がテーブルをつくってもらっていた。偶然私たちが後ろに立ってたら店員さんが「後ろの2人の女の子も一緒?」と団体に聞いた。一番目立ってたおかまが「関係ないです」って手まで振って言ってた。後でBと「何もあんなに無関係だってことを強調しなくてもねえ。よっぽど嫌だったんだよ」というほど無関係さをアピールされた。そんなにお嫌?

来週からEconometricsの授業が始まる。Bは学部時代コンピューターサイエンスを専攻していたので免除されている。数学嫌いの私が誰かの助けなしに授業を理解できるか不安だ。NokちゃんとBook君もいるけど、ある意味二人の世界で完結してるから聞きづらい。不安だぁ。

BにこのHPを見たいと言われたからアドレスを渡したらどうも翻訳ソフトで自分の名前がかかれているところを訳したらしい。「翻訳ソフトの訳はすごく変で、意味不明なところが多かった。」と言っていた。やばいやばい。変なこと書いてないけどさ(大食いだぐらいしか)。でも私が教授に対して怒っていたところは理解できたらしく「ありがとう」と言われた。いえいえ。当然です。


5月3日(月) 友達宅で昼ご飯

タイの大学院で学ぶ日本人の友達の家に遊びに行った。彼女の友達も合流。家でお昼ご飯を作ってごちそうしてくれた。旦那さんと2人で住んでいるコンドミニアムはそんなに値段も高くないし広くて素敵だった。インテリアや飾り付けもかわいくてうらやましい。彼女は大学の授業がとても忙しそうでなんだか気が引ける。日記を読んでくれているのでいつも私が出かけていることも知っているので更に気が引ける。今のところテストがないし出席もとらないから気が抜けるんだよね。って言い訳したりして。本当は来てすぐ会いたかったんだけど彼女の授業が忙しくてこんなに間があいてしまった。来月からは休みで時間があるらしいので色々出かけられそう。来月からは私は忙しいんだろうか?

日本にいる姉から「ちょっと前に陣痛が始まった」とのメールが入っていた。無事産まれるといいけど。陣痛の合間ってメールを入れることが出来るほど余裕なのかとちょっと疑問。


5月4日(火) 姪が一人増える

姉から無事出産を終えたとメールが入った。私の父親からも「ゆびが長く○○(姉)に似ている」と報告のメールが来た。それは「ゆびが長いところが似てる」ってことか「ゆびが長い上に姉に顔が似ている」ってことかいまいち判断つかず。あの人、ゆび長かったけなぁ?

昨日から反省してAccountingの授業の復習を始めた。学校のHPをチェックしたら6月の授業スケジュールが出ていた。このコースは1ヶ月で1教科の単位を取ることになっている。6月はEconometrics(計量数学)で指定の教科書とともに「統計確率等のバックグラウンドのない学生は6月までに勉強しておくこと。」と書いてあった。やばいよ〜。かなり焦って来たかも。高校生の頃私立文系コースを選んだ私はかなり数学嫌いなんだよなぁ。っていうか全く覚えてないし。Σなんて今更もうなんだか覚えてない。いきなり単位落としたら悲しいから頑張らなくちゃ。

夜はヒトミさんのネタ取材に付き合ってサパーンプットのマーケットへ。面白かった。50バーツのTシャツ買っちゃったよ。


5月5日(水) アキレス腱&SillyFools@400 Club

朝から午前中ずっと雨が降っていた。洗濯が乾かなくて嫌だ。昨日ぐらいから「やばいかな」と感じていた左足のアキレス腱の痛みがやっぱり引かない。再発した。先生が事前に処方してくれていた薬を飲んで様子見。再発したらもう一度病院に来るように言われているので今週中に行って来なくちゃ。

夜はSillyFoolsのライブ。今日は私とM嬢と二人で再びオートーゴーのパブへ。今回の在タイでSillyFools初ライブとなったスムフアの近くで、スムフアの時ラン兄さんに飲みに連れて行かれたお店の隣が会場だった。タクシーを降りてふと横を見るとドラムのトンが道ばたで電話をしていた。「あ、ドラムのトンさんだよ」っていうのに気づかず通り過ぎるM嬢。周囲となじみ過ぎということにしておこう。以前一緒に飲んだ会場の隣の店のオーナーを見つけて挨拶すると「飲んでく?」と誘われ、とりあえず私たちはメンバーの控え室にもなっている隣の店に。M嬢がラン兄さんに話しかけ何時頃スタートか情報をゲット。すばらしい。

のんびりしていたらメンバーの後にお店に入ることになってしまった。今回のハコは思ったよりずっと小さい。場所もオートーゴーだけに期待度大。遅く入った私たちはステージ前を確保することできず。ものすごい密着状態でなんとか前に進もうとするもタイ人にもまれて前に進めない。こんな後ろで見たの初めて。1曲目は私の大好きな「プレーン ニー ギアウカップ クワームラック」。うわぁ。選曲がいい。更に高まる期待。観客もほぼみんなSilly好きと見た。最初から大合唱。最後の150CCとジジャではすごい盛り上がり。いつものようにヒット曲が終わると盛り下がるヤツはいなかった。今日は私のマイSillyFoolsライブランキング2位に輝く楽しさ。ちなみに1位はスムフア。オートーゴーやるねぇ。でも、微妙に腰や体を触られてる気がして少しずつ移動しながら聞いていたので疲れた。


5月6日(木) SillyFools@400 Club2

終わったら例の隣のパブへ飲みに戻ったら、ラン兄さんが見つけて誘ってくれた。わーい。ラン兄さん、トー@ドラム、マネージャーさん、店のオーナーP'Jらと飲む。ラン兄さん、サインをもらいに来た男の子にサインをしてあげ、気づいてないトー兄さんに「サインしてあげなよ」と気づかせる。ラン兄さんはやっぱりヒトミさんが言うように芸能人の鑑だ。それに比べ、トー兄さんはM嬢にまた名前を聞いてるし。M嬢が「これで3回だよ〜」というと私にも名前を聞こうとしていた(これは2回目)トー@ドラムは「あ、そうだっけ?」と顔をして私に名前を聞くのを自粛。聞いてくれても良かったんだけど。なぜかトー兄さんから飴をもらう私とM嬢。酔っぱらい特有のしつこさで何度もM嬢に「円盤はA1のサイズだから」という私。店にModerndogの「Kalaa」が流れ、ラン兄さんとトー兄さんが目の前にいるのにご機嫌ノリノリで歌う私とM嬢。よく考えると微妙な行為だったような。そういえば、私の後ろに座っていた人はP'Maiと呼ばれていて後でShip Lorhのメンバーだと知った。最近はあまり興味ないけどちょっと嬉しい。

気づいたらラン兄さんもトー兄さんもいなくなっていた。私とM嬢は人の酒でかなりご機嫌に酔っぱらい、気づいたら店は閉められ私たちと店のオーナーP'J, P'W, P'N, P'B、その他知らない人2名ぐらいでSillyの曲を聴きながら大カラオケ大会になっていた。私にさりげなく触ろうとするP'WとP'N。特にP'Nは何回も私の髪の毛を撫でようとするので必死で逃げる。ちょっと疲れた。おさわりパブじゃないんだから。なんか怪しい雰囲気になったので私とM嬢が退散したのは朝の3時過ぎ。そうだ、M嬢のブログを見て思い出したけど店のCD棚でModerndogのファーストの別バージョンを発見!私はP'Jに冗談っぽく「盗んで帰る〜」と何回も言っていたけど実はかなり本気だった。あれ絶対お宝。欲しいわ。

朝起きるとまだ胃にお酒が残ってる感じでお腹が重かった。久しぶりの感覚。午前中に人と待ち合わせをしていたので眠いながらサイアムへ。用事を済ませ学校でご飯を食べてから帰宅し掃除と洗濯。それから2時間ぐらい昼寝。


5月7日(金) まいちゃんに呼び出される

昨夜、今日こそ早寝熟睡と思ったのに、夜の10時過ぎからついついテレビでマルホーランド・ドライブに見入ってしまった。しかも蚊がいて眠れなかった。沢山刺された。寝ぼけながらも1匹しとめていたみたい。朝ベッドに蚊がつぶされて死んでいるのを発見。

家でゴロゴロしていたらまいちゃんから電話。「ねえねえ、暇だったらお昼一緒に食べようよ。朝電話しようと思ってて忘れちゃった。」だって。え〜、あと1時間で待ち合わせ場所までいくってこと?急いで準備して出かけたらBTSの駅に着いた頃雨が降り出した。ついてないな。なんとか12時頃にまいちゃんのオフィスに着いた。車でお出かけしたら絶対に渋滞に巻き込まれるので今日はオフィスの入っているビルで食事。まいちゃんの友達が買った車用の空気清浄機の取扱説明書の日本語を訳させられた。その後「ニュースなんかないの?」と聞かれたので激動の4月の出来事を語ったら楽しんでもらったみたい。

アピチャートポン監督の新作"Toropical Malady"がカンヌ映画祭の作品賞にノミネートされたらしい。見たい。


5月8日(土) Accounting終了

今日でAccountingの授業は終了。明日からEconometricsの授業。心配だ。ちゃんとついていけるかな。教科書を買ったらあまりに難しそうなので今日は読むの挫折。お昼はBook君の車でBとNokちゃんと4人でウィッタユ通りまでイサーン料理を食べにいった。おいしかった。クラスの半数以上はEconometricsをとらない。昼休みが終わったら急に男の子が立ち上がって「みなさん、今日で終わりの人も多いので名簿をつくりましょう。紙を回すので名前とメールアドレスと電話番号を書いてください。夕ご飯を一緒に食べにいきましょう」とみんなに言っていた。クラスに一人はこういう仕切る人っているよなぁ。誰かに仕切られて群れるの嫌いだから私は行かなかった。そもそも、私は遥か昔の学生時代からクラスの中心グループから外れたところにいた人だし。

私とB、Bの彼と3人でBがインターンをしていた赤十字のイベントを見に行った。今日はRSプロモーションのタレントが来てると聞いてたのでわくわくして行ったら、帰った後だった。なんだ。Bの同僚だった双子のタイ人が私を日本人だと知ると「ニホンジン、ニホンジン!」ってテーブルに呼ぶから嫌だった。私の名前はれいこですって言ったのに。ひとくくりにしないで欲しい。赤十字に行った後は3人でサイアムで食事をして帰った。Bは明日からチャアムに彼と遊びに行く。捨て台詞に「れいこ〜、Econometricsの教授がどんな人か電話で報告してね」と言われた。いいな、明日から1ヶ月ほど休みだから浮かれてる。


5月9日(日) Econometrics始まる

今日からEconometricsの授業が始まった。先生が何を教えたいのかいまいちつかめない。昨日BはBook&Nokのカップルに「れいこを預けたからよろしくね。面倒見てあげてね」と託して帰って行った。年下に託されちゃったよ。そんなに危なげかな?まあ、いいけど。Book君に「今日の授業の内容わかった?」って聞いたら「全然。何をやってるのかさえわかんなかったよ〜」とお気楽に言われた。ちょっとホッ。お昼はBook君とNokちゃんとまたサムヤーンに食べに行った。なんでMABEコースを選んだのか聞いたら「以前通っていた友達が楽勝で単位取れるよって言ってたから」だって。そんな理由かい。このカップルはよく遅れてくるし、さぼるしやる気なし。でも、私は彼らのキャラが好きだから許せる。今日も帰り際Book君に「来週の土曜日の朝、僕たちの分の席を確保しておいてね」って言われた。いいよ。私はどうせ早く行かないと気がすまない人だから。

Book君が「れいこは恋人いないの?」とお決まりの質問をして来た。「いないよ」って言ったら「タイ人でもいい?」と更に重ねて質問。「いいけど人柄による」って答えたら先週BNコンビが友達と海に遊びに行った(学校さぼって)ときの写真を見せられて「誰か選んでくれたら紹介するよ」と勧められた。そんな、急に言われても選べないです。

夜からカオサンへ人を捜しに行った。友達と2人で飲んでいたら途中で友達の彼、彼の友達2人とその日本人の友達2人が合流。色々あって最後は友達とその彼、私とタイ人一人で飲むことになった。


5月10日(月) 反省会

すごく反省。っていうか私のバカバカ。バカバカバカ。

2日連続で夜遊びに出かけるところを同じアパートに住むY君に目撃される。「あ、れいこさん今日も夜お出かけ?」。Y君なぜか私が出かける時間にいつもアパートの下のスペースにいる。M嬢とトンローにあるKazeに行く。でも今日のバンドはRS系とM嬢の友達から聞かされ、ちょっと引く私たち。しかもKazeのシーンとした雰囲気にすっかり行く気をなくす。Kaze Liveは中止にして私はM嬢宅にCDを借りに行った。ついでにビール飲みながらビデオ鑑賞会。やっぱりModerndogサイコー!私は今日ものすごくへこむと言うか落ち込んでいたんだけどいい音楽とお酒で復活。Music in me.


5月11日(火) ちっ。

昼は学校に。その後、199バーツで4月の初めに買ったサンダルがもう壊れそうなので新しいサンダルを買いにMBKに行った。おかまの店員の態度の悪さにむかっ。ツンとした態度。やな感じ。

靴購入後ディスカバリーでコーヒーを飲む。教科書を読むつもりがぼーっと考え事をしていた。確かに私はタイ人好みの顔立ちなのかもしれない。でも、どうして外見や日本人と言うレッテルでしか見てくれないの?私の内面には興味ないの?ないんだろうね。ちっ。


5月12日(水) なんだか色々

今日はチュラの履修登録。Bと待ち合わせて事務局へ。全部タイ語で書かれた履修登録の仕方のパンフレットとその他諸々の手続きが書いた紙、申請用紙をもらった。読むの大変。タイ語は読めるけど英語の方が楽だし。Bと一緒で良かった。書類記入もタイ語だし。インターナショナルコースはタイ人向けなんだなと改めて実感。31日の授業料支払い日までに色々用意するものがあって大変。

夕方ははるみ先生&元インテンシブの人たちと食事。スクムビットのイタリア料理店へ。相変わらずはるみ先生は話が面白い。楽しかったんだけど会計を聞いてびっくり。一人1000バーツ。何それ。他の人は働いてるからいいかもしれないけど私は貯金を切り崩している学生よ。一日の食費の目安100バーツなのに!ちょっと悲しい。駐在員と私の金銭感覚の違いを感じた。


5月13日(木) 正直に語る

昼から文学部へ。最近知り合ったAさんと夕方からお茶をする。同い年で金銭感覚や価値観の一緒の友達がまた一人増えて嬉しい。気づけば3時間ぐらい語らっていた。その後ディスカバリーのコンフォートゾーンへ。お友達の店長に歓待を受けた。最近友達に聞かせてもらったSpydamonkeeのCDを買いたかったのに「あ、あれはないよ。かなり前に出たCDだし、あまり売れなかったからねぇ」と言われた。そうなのか。憧れの君がFeaturingしてる曲があるし、音もかっこ良かったから欲しかったのに。一応探してあったら取り寄せてくれると約束。

夕方家に帰る途中偶然ヒトミさんに遭遇。私はご飯を食べ終わっていたけど、ヒトミさん達にずうずうしく合流。そこで相談に乗ってもらったら、ちょっと気が楽になった。まあ、普通にすればいいんだなと。こういうときに頼りになる友達がいるっていいな。

で、ちょっと正直にここでも語ろうかと決心。この日記で私はストレス発散して頭の整理をしてるわけだし。反省会の日から私は恋愛話に悩んでる。あるタイ人と出会って、でも彼は私のことを「日本人」っていうブランドでしか見てない。そしてかなり体目当て。普段ならプッツリ断ち切るところなんだけど、私は彼のことを好きになりかけているから切りたくない。自分を安売りするつもりなんて全くないし、彼にも「コイコイ ルージャック カン ディー クワー(徐々に知り合った方がいい)」って自分の方針を表明したんだけどどうもね、彼は先に進みたがる訳。冷静に見ればどう考えたって「やりたい」だけなんだよね。しょうがない男なんだけどさ、私はそれでも、もうちょっと彼のことを見極めたい訳。そして彼との縁を切ろうとしない自分が嫌なの。私は、遊びで男の人と付き合う気なんてさらさらないのに、多分遊びたいだけの男を切れないでいる自分が嫌でもある。賢い解決策は、このままの状態を続けて、それで連絡を取って来ないような男だったらそれまでってことで、あきらめがつくんだろう。でも、ちょっと揺らぎそうな自分もいて怖いんだな。でも、やりにげされてもやだし、後で傷つくのは自分でしょ?今のところは、このままの状態をもちろん続ける気。まだ出会って1週間も経ってないんだよなぁ。それなのにやっぱりタイ人だけに猛アプローチなんだな。それにも悩む訳。私はかなり恋愛ベタなの。

ひいた?プーッ(ト) トロントロン(ストレートに話す)過ぎ?


5月14日(金) またまいちゃんに呼び出される

11時頃まいちゃんに聞きたいことがあって電話したら「オフィフでご飯食べようよ」と言われ大急ぎで準備をしてAll Seasons Placeに出かけた。例の彼のことでちょっと疑問があって聞いたら、俄然興味がわいたらしい。タイ人って人の恋愛話好きだよね。もちろんまいちゃんには色々ぼかして話してるけどさ。まいちゃんに聞かれたのは「職業は?」「中華系?タイ系?」「車何乗ってるの?」「大学出てる?どこ?」「英語喋れる?」。タイ人のレベル判断の基準はやっぱりそこら辺なんだなぁ。おもしろい。

大学の事務所に、月末に提出する書類&ビザの延長について質問に行った。どう考えても、日本人の私には提出できないものがいくつかあった。事務所の担当の人は英語があまり話せないらしい。書類も全部タイ語。すごく疑問だったから「このコースって、外国人は私以外いないの?彼らはタイ語うまいの?」って聞いたら「4人外国人がいて、れいこが一番タイ語がうまいよ」と言われた。ええ!?そうなんだ。私のレベルで一番て言われるぐらいなら、他の人大変そう。ちなみに残りの人の出身はベトナム人、フィリピン人、エチオピア人(ようやくどこの国か聞けた)。


5月15日(土) さぼり

昨日感情に任せて送ったメールにまた自己嫌悪。そんな嫌み言ってどうするって。

NokちゃんがBook君の代わりに、見知らぬ男の子を連れて授業に来た。彼も実はインテンシブコースを受講しているけど、ずっとさぼってたから今日が来たの初めて。それってどうよ。今日はNokちゃん、その男の子(多分キアン君)とキアン君の彼女の4人で昼ご飯を食べに行った。キアン君はしきりに「ねえ、今日の授業わかった?」と聞いてきた。「全然」って答えたら「サバイチャイ クン(気分が楽になった)」って言って喜んでいた。よほど心配だったみたいで3回ぐらい同じこと聞かれた。それなら授業にくればいいのに。お昼を食べたらNokちゃんとキアン君は「さぼる」って言って帰って行った。おいおい。午後から一人で授業を受けていたら、隣の女の子と仲良くなった。彼女はタマサートの経済学部出身でSillyFools好きと判明。「昨日は、トンローに遊びに行ってたから、朝の授業はさぼっちゃった。」と言っていた。またタイ人の歌手に似ていると言われた。名前聞いたけど忘れた。アングロサクソン系の名前だった。「今度写真持って来てあげる」って約束してくれた。

久しぶりに偏頭痛。カフェでコーヒーを飲んで治療。ついでに勉強。


5月16日(日) コンフォートゾーン

今日もNokちゃんとキアン君は遅れて来た。しかもご飯食べ終わったら、二人ともさぼって帰っちゃったし。まただ。キアン君はナイスなキャラ。面白い。また、「ねえねえ、今日の内容わかった?」って聞かれた。だからそんなに気になるのなら授業に出ればいいのに。最近続々とクラスの見知らぬ人から話しかけられる。今日も「れいこさん、私Jです。よろしくね」と日本語で話しかけられた。なぜ私の名前を知ってる。

家に帰るよりも誰かと話したかった。ふと、思い浮かんだのがディスカバリーのコンフォートゾーン。ちょうどコンフォートゾーンのある階についたとき、店長Kから「SpydamonkeeのCD入手したよ」って電話がかかって来た。おお、タイミングいい。偶然S嬢ともお店で遭遇。結局みんなでご飯を食べにいった。S嬢や店長さんと色々な話をした。例の話にもなって、遠回しに色々言ったら、Kが「れいこは、そういう人じゃないのにね。タイ人の中には、日本人の女の子と見ると、誰でも簡単だと思ってる人もいるからさ。そういうのは相手にしない方がいいよ。中身を見てないんだよ。」って言ってくれた。その言葉で救われて、目が覚めた。多分、私はもう大丈夫。なんで、あんなのに引っかかりそうだったんだろう。危なかったわ。

Kは、すごくいい人。恋愛観の話になったときの彼の意見も、とても誠実さがにじみ出ていた。今日の帰りに「誰かと話したい」って思ったときに彼の顔が思い浮かんだかのも、なごみ系な顔と雰囲気が思い浮かんだからなんだよね。Kは「僕はハンサムじゃないから女の子にもてるのは難しい」って言ってたけどそんなことないって!その性格があればやっていける。コンフォートゾーンお勧めです。

コンフォートゾーンに4,5日前に憧れの君が来たらしい。Kが憧れの君に「友達の日本人がよくこのお店にくるんだけど、Moderndogが大好きなんだ。日本でもライブに行ったんだよ。」と私のことを宣伝しておいてくれたらしい。いや〜、嬉しすぎ!あんた最高!29日のライブ頑張らなくちゃ。

お店で座って喋っていたときに私の隣に座った紳士。後で教えてもらったんだけど4人いるタイ副首相の一人だったらしい。お店のみんなに「れいこが普通にぼけっと座ってるからどうしようかと思った」って言われた。もっと早く言ってよ。そう言ったら「だってれいこがナイフとか持って、副首相を刺しちゃってもやじゃん」って言われた。刺すかよ。


5月17日(月) SillyFools@Booze

16日夜からの話。

コンフォートゾーンのKが今日はテレビのクイズ番組に出る日。9時半までくだらないタイのクイズ番組を見て急いで、SillyFoolsのライブへ向かう。家を出るときにジェスチャー男Tから電話。「れいこ、今日SillyFoolsがトンローのBoozeでライブだよ」。もう知ってるもんねぇと思って電話を切ろうと思ったら「店のオーナーが友達で、見においでよと誘われたから、れいこのこと思い出したんだ」と素敵な情報をくれた。今日もM嬢はパスポートがないから、入れてもらえなかったらTに電話しよう。

M嬢の家に寄り,借りていたCDを返し、SpydamonkeeのCDを貸す。それから会場のBoozeへ。この前のKazeの更に奥にあるお店だった。駐車場には沢山の高級車があり、客層もハイソな雰囲気を漂わせている。オートーゴーとは違うね。M嬢はコピーでも無事会場に入れた。ハコは縦に長く、私とM嬢はこの前のオートーコーの二の舞にならないように、必死で客をかき分け、ステージ際のラン兄さん側を確保。ステージも膝丈ぐらいで雰囲気もよし。高鳴る期待。始まる直前から私たちは、後ろにいた、パイナップルみたいな頭をしたドレッドの関係者っぽい兄さんが気になりだす。悪意はないんだろうけど、湿った太鼓っ腹が背中や腕にあたってきもい。そんなことを考えていたら、私たちの横をSillyFoolsメンバーが横切ってステージへ登場。トン、トー@ドラム、ラン兄さん、トー@ボーカルの順。M嬢と私はそれぞれに名前を呼んで挨拶するも、気づいて挨拶を返してくれたのはラン兄さんだけ。さすが鑑。

「レオ テー ぺ」から始まり、盛り上がる会場。トーもいきなりジャンブ。「お?今日はいけるか?」と思ったけどだめ。マイクの調子が悪くてトーの声があまり聞こえない。トーもしきりに何かを指示している。しかもヒット曲にしかのらない客に、私は腹立つ。更に、後ろにいたパイナップルがきもくて疲れた。残念。「マイ」の時なんて、みんなボケッと突っ立てるだけ。なんなんだよ。私とM嬢は間奏で、お決まりのジャンプ。周りを見たら、そんなことしてるの私たちぐらい。それを見たボーカルのトーは「よくやるなぁ」って感じで私たちを見て、にこやかに笑う。喜んでいただけました?ちょっと今日は不完全燃焼。後でシリーフールず新会員Yさんに聞いた話だと、Yさんの周りでは「マイ」の間、歌そっちのけで、頭上でビールでの乾杯がされていたらしい。まあ、失礼な。

ライブが終わったら急いで外に出て、恒例のお見送り。トー@ドラムに「トー兄さん、私たちのこと覚えてる?」って聞く失礼な私。「もちろんだよ!」って言って去っていったけど、どうだかな。多分名前は忘れてる。今日もR兄さんはご機嫌。面白い人だ。ラン兄さんがなかなか来ないので、結構外で待った。お店に来てる人はやっぱり、ハイソだ。ラン兄さんを待っている間に、店の外でマーシャの(多分元)恋人の、ナナ一族のお兄さんを発見。S嬢は彼のファン。今度教えてあげよう。ラン兄さん飲んでるから、R兄さんに挨拶して帰ろうとM嬢と決める。店の外の飲むスペースに行く。R兄さんとラン兄さんに挨拶して帰ろうと思ったら、ラン兄さんのテーブルにいる人にどうも見覚えが。よくみたら、私の昔の憧れの君HUGOじゃない!やっぱりものすごくかっこいい!ラン兄さんそっちのけで話しかけ、写真を一緒に撮ってもらった。嬉しい。HUGOも最初は、いぶかしげな顔だったけど、日本人だとわかるとにこやかに対応してくれた。こんな時、日本人で良かったと思う。ついでに「シップロー好きです。頑張ってください」って心にもないことを言う。シップローの音楽あんまり好きじゃないんだよね。でも「ルーク プーチャイ フアジャイ ペット(昔のドラマ)好きでした!」って言うよりいいかなと。シップローファンの日本人なんてあまりいないだろうし。印象づけられたかな〜。私、打算的。ラン兄さんは、シップローメンバーと仲いいんだな。オートーゴーの店にもシップローの人いたし。

HUGOと写真を撮ってルンルン。ついでにみんなでジョークを食べて更にご機嫌。そして、例の彼からメールがはいって、私は更にルンルン。目が覚めたと言いつつ、メールを喜んで見てる自分が嫌だ。反省。揺れてるね〜。

今日は学校がないので、ゆっくり目覚めて洗濯をすませる。雨が降って来たので家でパソコンで一日中遊ぶ。遊んだ次の日は、それぐらいのペースでいいでしょう。

懐かしのジャイ子*からメールが来ていた。私の後任について、"She is weird.... very very weird. I miss you a lot!"だって。やっぱりジャイ子、私のこと好きだったんだ(笑)。それにしても、なぜ英語でメール?

*2003年9月−2004年3月までの日記に登場。日本で働いていたときの勤務先での同僚。自分にとにかく自信満々な人。この頃の日記は、今は非公開。


5月18日(火) 飲み明かす

昨日の夜、どうしても誰かと喋りたくて、近くに住む友達に電話をした。結局、彼女がウイスキーを持っているのでうちで飲むことになった。延々と私の話を聞いてくれた。感謝。私、揺れてる。本当に揺れてる。夜になると誰かに話を聞いて欲しくなる。どうにかして欲しい。人の気持ちなんてどうにもならない。もうどうしようもないし、答えもわかってる。でも、どうにかしたいんだ。どうにかなるかもしれないと、ちょっと期待してるんだ。答えはわかってるくせに。

結局5時まで飲んで、彼女はうちに泊まって行った。夕方は友達、タイ人の彼、その友達の4人で食事。昔はそういうの嫌だったけど、結構平気になった。慣れるもんだ。


5月19日(水) 色々あるんだけど

なにも語る気がおこらない。


5月20日(木) 色々あるけど

今日も語る気なし。なんだか私は、色々なことが悲しい。

ここ2、3日の日記を読んでみると、私かなりヤバい人っぽいよね。でも、大丈夫。普通に生活してる。

S嬢にあった。


5月21日(金) きっぱりと言ったこと

私がここ2、3日揺れているのはなぜか?どの角度から見ても、彼の目的は一つで、それを拒否した私にはもう興味をなくしているらしいことは、すでに私の中で結論が出てる。私は、自分の中できちんと整理をつけないとと思って月曜日に電話をした。「私はあなたのパーソナリティを含めて興味があるし、知りたいと思ってる。だからそういう関係になる前にもっと普通に会って、ご飯食べたり映画を見たりしたい。でも、あなたは、私の体にしか興味がないみたいに私には思える。もし、あなたが私の体にしか興味がないのなら、それはそれでいいから。それだったら、私の人生から去っていって欲しい。それが私のやり方だから変えられない。」ときっぱり宣言した。きっぱりと言ったはいいけど、言ったら言ったでその後から揺れだした。悩んでいる。「あんなこと言って正しかったの?」「もっとやり方があるはずじゃない?」「彼は傷ついたかも」って。私の行動は、正しかったの?自分の信条は変えられない。でも、「もしかしたら」「ひょっとしたら」って希望も捨てられない(常識的にあり得ないんだけどさ)。悩める。でもさ、私はやっぱり現実に目をつむって生きていくことは出来ない。とにかく自分をぶつけるしか出来ない。人に言えないようなことをして、生きていくことなんて出来ない。

私がちょっと前にフッたジェスチャー男ことT。最近結構、友達だったりする。サイアムで突然誰かに話したくなって彼のお店に。でも「今日はシリキットコンベンションセンターで仕事だよ」と店の人に言われ、迷惑な私は彼にメール。彼は「大丈夫?どうしたの?」と電話して来てくれた。結局ちょっと話してから私がとりあえずは大丈夫そうだとわかったら「今,仕事であまり時間を取れないから夜電話してあげるね」と言ってくれた。夜は結局1時間ぐらい私のうだうだした話に付き合ってくれた。「男から見ても、どう考えてもれいこのこと利用しようとしてるだけだよ」って言われた。いや〜、それはわかってるんだけど。私、Tにひどいことしてる。でも、自分の内面を理解した上で気にかけてくれる人がいるって安心する。コンフォートゾーンのKも友達伝いに私に「れいこに『何か問題があったら僕に相談してね』って言っておいて。僕は体が大きいから、何かの役には立つと思うから」って言ってくれたらしい。サイアムの下着屋のお姉さんにも話を聞いてもらった。色んな人に迷惑かけてるけど、これまでに自分が築き上げて来た人間関係が、やっぱり正しかったんだと思えて嬉しい。

揺れているからと言って、めそめそしてる訳でもないんで、ご安心を。色々活動はしてる。とにかく頭で理論を組み立てようとする子の私が、感情と戦ってるだけ。そして、その思考の過程をさらけ出すことで、前に進もうとしてるだけ。


5月22日(土) 授業をさぼる

午前中だけ出て、授業をさぼった。今日は気分最悪。何もかもが嫌だ。

昨日タイ人の友達(男)と電話。タイ人の男本人の口から、やっぱりタイ人の男侮るべからずだわってことを聞けた。いままで色々人づてに話は聞いてたけど。「無責任で、その場しのぎばっかりしてて、心がない」

友達とそのタイ人の彼Tに呼び出され、夕方から飲みに出かける。ラーチャテーウィーの辺りでムーガタを食べた。友達、彼T、その友達N、L、日本人3人の計8人。途中ごたごたがあったけど、盛り上がる。食事が終わったら裏の方にあるパブで6人で飲む。生のギター演奏があるパブで、音楽の選曲もなかなか良い。Tとオーナーが友達で、私もオーナーに紹介された。オーナーは、私がタイの音楽好きでSillyFoolsのライブによく行くことを聞いて「今週の土曜日にこの店にSillyFools来るよ。れいこもおいでよ」と誘ってくれた。ハコは小さく雰囲気もオートーゴーのお店に近いから多分楽しいに違いない。でも、今週の土曜日ってModerndogじゃん!だめじゃん!「Moderndogのライブ行くから行けない。」って言ったら「そっか。ボーカルのトーにハグしてあげてってお願いしてあげても良かったんだけどな」って冗談を言われた。私が別になんの反応も示さなかったら(別にそんなことされても嬉しくないし)「あ、トーを好きな訳でもないんだ。そ、そうだよね」って言ってた。そんなにトー@ボーカルはそういう意味で人気なんだろうか。不思議。2時に店を閉めてからシャッターの下りた店内で、客が20人ぐらい残って生演奏カラオケ大会。オーナーに「日本人が歌います!」と紹介され、私もご陽気に、Moderndogの「ゴーン」とSillyFoolsの「コン ティー カー チャン」を歌う。M嬢提唱の「まおまおあほあほ」全開。いいねぇ。楽しかった。


5月23日(日) 突っ走る宣言

昨日家に帰ったのが朝の4時半だったので朝起きれず。午前中の授業に間に合わなかった。例の彼に関して頼んでいた調査結果が出る。やっぱり「日本人の女の子を専門に遊ぶのが好きな人。カオサンの仲間内ではあまりいい評判を聞かない。本当のところ何を考えてるかわからない人。絵を高く売りつけていてずる賢いと言う人もいる」っていう結果だった。これは私が調査を頼んだ人の印象と元々彼を知っている人の評価。でも、私はその人の言うことの方を信じる。その人のことを友達として信頼してるし、「印象と結果は言うけど、やめとけとかいいんじゃないとか、そういう判断は言えない。それでどうするかはれいこ次第だから。」って言ってくれるような人だから、私はその人を人間として尊重する。ってことできっぱり忘れます。っていうかこの調査結果を聞いてから結構気持ちが軽くなった。彼が心のない人でちょっと悲しいけど、そんな人と過ごして自分が心のない人になるより全然いい。世の中、ずるい人ってやっぱりいるんだよね。悲しい。とりあえず、私はきっぱり遊ばない宣言をしたわけだから、日本人の女の子の評判はあげたと思いたい。そんな自分を誇りに思う(ちょっとへなちょこだったけど)。日本人の旅行者の女の子、軽々しく寝るのはやめましょう。他の人に迷惑です。

ちょっと自分のアホさ加減が嫌になってたら、日本にいる友達のメールに励まされた。「 国籍を問わず、周りに話を聞いてくれる友達がいるじゃない。 それはれいちゃんの人柄がそうさせるんだから、突っ走っていってくれ。 給水所にはチャーイェン(私の大好物のタイのお茶)を用意しておくよ」。ありがとう!これからも私のままで突っ走るよ!

夕方授業が終わってから、ディスカバリーのアップルに友達Tを訪ねるもまたいない。タイミング悪い人なんだよね。しょうがないので、またコンフォートゾーンに出没。またS嬢に偶然会う。店長K、S嬢とKの友達公務員K2とのお茶会に飛び入りすることになった。K2の運転するベンツでスクムビットのカフェ"AGALICO"へ。ハイソな人々の集うカフェで雰囲気もとても素敵だった。タイ語喋ってる人の方が少ないような場所。こういう世界もあるんだな。スコーンとアップルタルト、アップルクランブルをみんなで分けて食べた。KもS嬢もK2もとてもいい人。みんなと話していて、ある瞬間すごく幸せに感じた。ここにいてよかったなって思った。S嬢も同じ瞬間に同じことを思ったみたいで「ミー クワームスック(幸せ)」って言っていた。同じことを同じ瞬間に思えて嬉しい。お茶の後ペップリーの「ステークラーオ」で食事。

食事の途中でタイ人の友達Nから「ワールドトレードの前でSillyFoolsやるみたいだよ」って電話があった。またまたタイミング悪いな。ちっ。その後タイ人の友達Tからすっごくびっくりする電話をもらった。「僕、どうすればいいのなか」って甘えてくるから、とりあえずなだめて夜に電話をかけ直すことを約束。その後、コンフォートゾーンに戻る。しばらくして店長Kに「れいこの隣にさっき座ってた人、バンコク銀行の頭取だよ。れいこはいっつもこの店で大物に会うね。」と言われた。ええ!そうなの?私また席を譲りもせず、ぼけっと座ってたんだけど。みんなでまったりしていたらアップルTから電話。「れいこ、飲みにいかない?」って。この人もタイミングいっつも悪いんだよね。

11時頃家に到着。早速Tに電話。二人で今後の対策を話し合った。気づいたら2時間半も喋ってた。色々相談された。ちょっとどうかなって思うようなこともしてるけど、彼は彼なりに女の子に対して一生懸命で、私は憎めない。彼は、私が忘れる宣言をした人の大学時代の友達だったから自然とその話にもなる。「もう絶対に彼と会っちゃダメだよ。」っていさめられた。はい。そうします。昔はそんな人じゃなかったって言ってた。人間、カオサンを通過すると変わるのか?


5月24日(月) M嬢と遊ぶ

今日も朝からとんでもない電話で起こされた。もういい加減、いくら私でも疲れるわ。眠いんですけど。続いてそのことでTから相談電話が来るし。「そのことはとりあえず考えなくていいから、仕事に集中しな」ってあしらってから2度寝。昼間は他の知り合いから違う件で電話来る。私は万悩み相談所じゃない。出来ることと出来ないことがある。M嬢に「私って相談しやすそうに見える?」って聞いたら「見た目は『私に相談してくるな』って雰囲気を醸し出してます」って言ってくれた。そう、私そう言う人なの。

昼からM嬢と遊ぶ。おいしいとM嬢がブログで言っていたカオヤムを食べ、トンローのソイの行き詰まりにあるカフェの集まったコンプレックスへ。ケーキ食べながらまったりしてたら、急にカラオケに行きたくなった。トンローのカラオケへ。二人で大合唱してたけど、いまいち曲が良くなかった。来週から私は学生証があるので学割がきく。また出直すことを約束して別れた。楽しかった。

M嬢が「一度水商売みたいなのにはまると抜け出せないものだと思う」と言っていた。多分私が好きだった彼は、カオサンに染まって低きところへ流れてしまったんだな。コロコロおもしろいように日本人の女の子が引っかかって来たんじゃないだろうか?人間って弱いと低きところへ流れてしまうのかも。それを言い訳に彼を許そうとか、受け入れてあげようは思わない。でも、彼のこと、哀れな人だなとは思う。自分の芸術的才能まで、ずる賢く金儲けの手段に使うほど、落ちてしまったの?学生時代からそんなに人間性が変わってしまったの?そう思ってしまう。私自身は、憐れみを人からもらうような人にはなりたくない。ずるい人間や人を利用する人間は、人生や生きていることを心から楽しめない。私はそう思う。

私が憧れの君を好きなのは、自分の芸術的才能を楽しんでいて、それでいて変に金儲けの手段として使おうとしてない姿勢が好きだから。自分のスタイルを他のことのために変えようとはしないから。彼はコンサートの最後に「ワンニー ミー クワームスック マーク クラップ(今日はとっても幸せでした)」って言うの。そんな風に音楽を心から愛していて、それを幸せだと思える人だから、私は彼が好き。

BTSに乗りながら夕日を眺めていて「まだ私はこのバンコクで、低きに流れることなく生きていける!」って楽しくなった。何回か波が来るかもしれないけど、まだまだ私ならいける。

あ、勉強しなくちゃ。最近友達曰く「男にうつつ抜かしてた」から。まさにその通りだ(笑)。


5月25日(火) ブログに移行

今日からブログに移行します。アドレスは http://durianchips.jugem.cc

これから色々カスタマイズするつもり。