ネット姫のつぶやき爆弾 辛口コラム


辛口コラム 日本人のモラル、株より先に大暴落?

かつては異国の人を感心させたチリひとつない日本の道路。
今はゴミが目について落ち着きません。

たとえ小さな事柄でも放置するとやがては大犯罪につながる。
この「破れ窓の理論」からすると、今はただのゴミ捨てでも
将来的にはその影響はかならず現れると思っています。

きれいな道路環境を見て育った世代は、
自分もそうあらなければならないと教訓を自らに課しました。
反対の立場の汚い道路環境もそれに付随する作用を呼び起こすことになります。
ゴミだらけの環境を見て育つ子どもたちにはそれが当たり前の光景として映り、
自らもそれに染まりながら育つため、町は今よりさらに汚くなるのが道理です。

ゴミが路上に散乱しているととても気になります。
周囲の奇異の視線(変わり者?)を気にしつつ拾えるところは拾って片付けるのは、
先ほどまで汚れていた路上がスッキリきれいになると心もスッキリするからでしょうか。
片付けられなかったところは通り過ぎてからも後味が悪いものです。

町を行き交う人を注目していると、
老若男女を問わず足元のゴミなどに気を止める人はいないように見受けられます。

外国などの例で、犯罪の多い地域は例外なくゴミが散乱した荒廃の町の印象です。
「破れ窓の理論」の影響を考えると、
この先、汚くなった町の環境が子どもに与える「心の荒廃」の影響が気になります。

町の荒廃の様子を映像や実際に見聞している人はそのひどさに、
「この日本がまさかあんな風に」と考えることでしょう。
わたしもそのように考えたいのですが、
心配症のせいかこのまま歯止めがかからなければそれも杞憂ではないと思えるのです。
その証拠にこれまできれいだった町がすでに汚れ始めていることでも明らかです。
このままでは汚れを止めようがありません。

このような思いは「精神の危機管理」に通じるはずです。
事故や災害等で「まさか」と思っていたことが、現実に起きた例はたくさんあります。
今、日本の政治や社会環境を考えると、
教育や心のあり方より経済や金銭、享楽に傾き、教育をないがしろにしているかの現状で、
まさかが現実に成り得る可能性を否定できません。

日本人のモラルの低下はゴミ以外にもいろいろ見受けられますが、
昨年の例では、大阪府警の巡査部長と元警察官が集団強姦などの疑いで逮捕されました。
元警察官は過去に女性と不適切な関係を持ち依願退職し、
今回はインターネット掲示板で女性を集団暴行する参加希望者を募っていました。
それに面識のない大阪市の現職警察官が応じ、集まった他のメンバーを加えた総勢6人で、
20歳代の女性の両手を縛りあげ、目隠しをしたうえで暴行。

同日の新聞に、愛知県の巡査部長がアパートに侵入し女性に乱暴しようとして抵抗され
強姦未遂と住居侵入で逮捕された記事も並んでいました。

現職の警察官が女性強姦目的のネットの呼びかけに応じて参加とは理解不能。
もちろんその陰には、炎天下の苦労もいとわない警察官の尊い姿をたくさん見ていますが、
以前に比べて警察官のこの種のニュースの頻度が多くなっている気がします。

モラルの低下は警察官ばかりとは限りませんが、
子ども時代に「悪いことをしたらおまわりさんに捕まるよ」の教訓が未だに身にしみている世代は、
何も悪いことはしていなくても、今でもパトカーを見かけると理由もなしに一瞬ギョッとします。
子ども時代の教訓が染みつきすぎたせいでしょうか。

オイコラ式のかつての怖いおまわりさんのイメージは、
今では完璧に払拭されているので、
子どもたちへの教訓に「おまわりさん」の効果はなくなりましたが、
「あのおまわりさんみたいにならないで」など、
別の意味で使われないことを願っています。

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