日本蛙ネット調査
2007 日本蛙(にほんかえる)
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若年の雇用問題は、日本の大きな問題になっている。
(若年の問題だけ限ったものではない…)

20〜29歳の失業率は1990年代から上昇の一途を辿っており、
20〜24歳の失業率は10%を超えています。
日本の完全失業率は5%程度を推移しているところから
若年者の失業率は全体の2倍である事が解りました。

大企業や中企業が新規雇用の枠を削った事が原因と考えられ、
若年者に対する良い雇用機会が大幅に減っていることを表している。

雇用形態も非正規雇用(パートタイム・アルバイト・有期契約・派遣)が
大きな割合を占める。正規雇用の採用人数が減った事を意味している。
(好き好んで非正規雇用で働く人は少ないだろう・・・)

また若年層の失業率は、その時代の景気の影響で左右されやすく
一般的に、景気が悪い時期に就職をする人は大変な苦労をする傾向がある。

日本の正規雇用の形態は、新卒採用 (学校卒業後から働く) の一元的な傾向が強く
新卒採用の機会を逃すと、正社員として働くことは難しくなる傾向がある。

若年層に対して二度目、三度目のチャンスを与える方向に向かうべきではありませんか?
非正規雇用の増加・失業者の増加を、そのままにしていると大変な事に成ることでしょう…

次回は、 非正規雇用 の実態についてです。
深刻化した若年層の雇用問題
第3回 2007.06.12 結果報告