1品目上限調べ
(2003年2月14日報告)
タイトルだけでは全く見当のつかない調べものですが、要は以下のとおりです。
天レスは、1品目をツモった時点で最高何Gの料理を作れるかが決まります。
では、市場食材を除く92食材を1品目にツモった時の、
狙える最高額の平均は何Gか?というのが今回の調べものです。
…うーん、うまく表現できない(汗)。とにかく結果に行ってみます。
総合部門と土地マス別部門があり、後者の方が面白くて役に立つのですが、
とりあえず総合部門から。
1.総合部門
I 平均額ランキング
1位 笠井 3405G
2位 舟森 3105G
3位 周 2928G
4位 ヤナ 2844G
5位 ポン 2814G
6位 服部 2492G
ここでも、やはり笠井が1位を獲っています。
これは、例えば笠井は1品目にアワビをツモった場合は最高で6500Gまで狙えますが、
あげ玉をツモった場合は最高でも750Gしか狙えません。
この、1品目にツモった時に狙える最高額の92食材の平均が、3405Gというわけです。
(なお、天空料理とハロプロお勧め料理は作るのが極めて困難なことから、調査の対象外としています。)以下、舟森・周と高額料理を多数持っているシェフが上位に来ており、
やはりというか服部が最下位になっています。
しかし、次の中位数ランキングではかなり違った結果になってます。II 中位数ランキング
1位 ポン 3100G
2位 笠井 3000G
2位 ヤナ 3000G
4位 舟森 2500G
5位 服部 2350G
6位 周 2200Gまず「中位数とはなんぞや?」ということになりますが、
これは純粋にデータのど真ん中の数値のことを意味します。
例えば「700G、1200G、8000G」という3つからなるデータ群があったとすると、
この時の平均値は3300Gですが、中位数はデータの真ん中の「1200G」になります。
違う言い方をすると、データを上位群と下位群に真っ二つに分ける数値といえます。結果、平均額では5位のポンチャイが1位になりました!
これは、92食材中の半分、46食材が3100G以上を狙える食材ということです。
(実際は3100Gが複数あったので47食材)
ポンチャイは突出した高額料理がないため平均額は抑えられましたが、
しかし3000G台の料理は一番多く、関係する食材も多いことからの結果だといえそうです。以下、やはり強い笠井、色んなジャンルをこなせるヤナケアが続き、
ビリはなんと平均額では3位の周。
本当に、食材の合う合わないが激しいシェフということがわかります。
2.土地マス別部門
続いて、土地マス別部門です。こちらからは、1品目ピコ魔法の狙い目や、
どのシェフが1品目にどの土地に止まったら高額になりやすいかが見えてくると思います。I 海
1位 舟森 4010G(MIN 1700G)
2位 笠井 3462G(MIN 1900G)
3位 ポン 2895G(MIN 1100G)
4位 ヤナ 2805G(MIN 1200G)
5位 周 2736G(MIN 650G)
6位 服部 2667G(MIN 1900G)やはり海の王者、舟森が1位にきています。
平均額が4010Gと驚異的な高値ですが、これは受けの広い「海鮮しゃぶしゃぶ」が
値段を吊り上げている結果ではないかと思います。またMINというのは、食材の中で最も上限額が低いもの(ハズレ食材)の上限額を表しています。
舟森の例ではイワシがこれにあたり、最高レシピが「つみれ鍋」(1700G)になります。
逆からいうと、舟森が1品目に海に行った場合は
悪くても上限が1700Gの食材がツモれるので、海との相性はかなり良く、
安心して1品目海ピコを使える、と考えられます。
この観点から見ると、笠井や服部も海との相性は良いといえるでしょう。
II 山
1位 笠井 3600G(MIN 2800G)
2位 舟森 3514G(MIN 2600G)
3位 ヤナ 3314G(MIN 2300G)
4位 ポン 2614G(MIN 1800G)
5位 服部 2500G(MIN 2000G)
6位 周 2357G(MIN 1500G)山の王者は、笠井になりました。
平均額もさることながら、ハズレツモでも2800Gを狙えるというのは凄いの一言。
山のネックは豚肉になることが多いのですが、
1位の笠井は「松阪牛もも肉の煮込み」(2800G)、
2位の舟森は「コーチンの牛乳鍋」(2600G)という強力レシピでカバーしています。この2人は牛乳鍋レシピが山との相性を高めており、
適当に山ピコをとなえていれば牛乳鍋になることも多いと思います。
対戦者から見れば、1品目に山に止まった笠井・舟森は要注意です。
しかし必要MPが4と多いことから、1品目ピコを使うのは難しいところでしょう。
III 街
1位 笠井 3138G(MIN 750G)
2位 ヤナ 2789G(MIN 650G)
3位 周 2748G(MIN 650G)
4位 ポン 2477G(MIN 650G)
5位 舟森 2441G(MIN 750G)
6位 服部 2400G(MIN 1200G)街は食材が多いこともあり、総合平均で1位の笠井が順当に1位となりました。
しかし、街には「あげ玉」などのハズレ食材や、
「いかすみ」「うどん」「餅」などのクセのある食材が多いので、
1品目ピコを使うことはまずないと思います。
IV 森
1位 笠井 3220G(MIN 800G)(イナゴ以外MIN 2800G)
2位 ポン 3210G(MIN 1000G)(MIN 2500G)
3位 ヤナ 3190G(MIN 1000G)(MIN 2400G)
4位 舟森 2860G(MIN 800G)(MIN 1200G)
5位 服部 2835G(MIN 850G)(MIN 2000G)
6位 周 2775G(MIN 850G)(MIN 1900G)1位は、僅差で笠井。上位3人と服部は、キノコ類なら全て狙える
「最高級森の幸スープ」があるので、平均が高くなっています。さて森は、上記の最高級森の幸スープを狙う場合や周の森森川戦法を狙う場合など、
1品目にピコ魔法を使うケースも多いと思います。
しかし究極のハズレ食材、イナゴ様が出てくる可能性もあります。
そうなれば完全にMPの無駄使いになってしまうのですが、
でもイナゴ以外の最低上限価格は上記の通りかなり高く、
森ピコのMP量も3と平均的なので、舟森以外の1品目森ピコ戦法はかなり有効なのではと思います。
V 川
1位 周 2821G(MIN 850G)
2位 笠井 2100G(MIN 800G)
3位 舟森 2029G(MIN 800G)
4位 ポン 2021G(MIN 750G)
5位 ヤナ 1771G(MIN 600G)
6位 服部 1650G(MIN 850G)予想通り、川王者は周。ダックのみならず、コイやスッポンも高額を狙えます。
しかし、それ以上にハズレ食材の多いのが川の特徴で、
ハズレ王イナゴ、使い辛いドジョウのほかシェフによっては全く使えないものも多く、
しかも闇落しを喰らいやすいので1品目川ピコはほとんどありえないでしょう。
逆に、対戦者に高級食材が入った場合、闇落しに川ピコを使うのは有効かと思います。
VI 畑
1位 笠井 3864G(MIN 800G)
2位 舟森 3559G(MIN 800G)
3位 周 3352G(MIN 850G)
4位 ポン 3055G(MIN 1000G)
5位 ヤナ 2855G(MIN 1000G)
6位 服部 2411G(MIN 850G)街と同じく食材数が多く、1位の笠井はじめ総合順位とほぼ同じ結果になっております。
ここもイナゴ様を筆頭に、ニラなど使い辛い食材があるので
1品目にピコ魔法を使うことはまずないですね。
街同様、どのシェフにどの食材が入ったらヤバイかを察知できるか否かが
勝負のポイントになってくると思います。
VII 港
1位 笠井 3745G(MIN 1000G)
2位 ヤナ 3400G(MIN 1800G)
3位 ポン 3082G(MIN 1400G)
4位 周 2509G(MIN 900G)
5位 服部 2455G(MIN 1000G)
6位 舟森 2100G(MIN 1200G)港も、やはり笠井が1位です。
しかし、1000Gしか狙えないフカヒレや1100G止まりのオイスターソースなど
ハズレも多いので、1品目ピコで狙うのは強引かも知れません。
しかし、この2つ以外はトンデモナイ高額レシピを狙える場合があるので、
1品目に笠井が港に止まった場合は要注意です。ヤナケアは、港食材は最低でも1800Gが狙えるので
これも1品目に港に止まった場合はマークが必要かと。
そして、ポンチャイが「女王陛下のシーフードカレー」狙いで
1品目港ピコを使うことは多いと思いますが、エスカルゴとキャビア以外は
全て2000G以上を狙える食材なので、こちらも注意が必要です。
和食の舟森がビリというのも、納得できる結果ですね。
以上、1品目上限調べでした。
今回は結構変わった調査だったと思いますし、
もちろん1品目にツモった食材の上限を常に狙える訳ではなく、
それ以外の料理になる方が圧倒的に多いでしょう。
しかし、上限が高い食材はレシピ幅が広く、
例えば3000G上限の食材で1800G完成、2000G上限の食材で1400G完成など
それなりの料理が出来るケースが多いと思うので、一応の目安にはなるんじゃないかと思います。
ねーぽんコメント
特に面白いと感じたのは、中位数ランキングですね。ZOFYさんの言うように、シェフの食材対応力を示しているといえます。対人戦において、ポンチャイがマークされやすいのは、このあたりにもその要因があるといえましょう。2位タイとなっている笠井や、ヤナケアーノについても、狙い方次第では勝負価格帯の料理が作りやすいといえます(ヤナケアーノに関しては、レシピの難解さがありますが・・・)。しかし、これがただちに高額料理に結びつくとは限りません。既出となっている防御力などとあわせてシェフ選択のよりどころとするとよいでしょう。
なお、土地マス別調査について、以下にシェフ別の表を掲載します。ご活用ください。
1:舟森七三郎
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2:笠井太郎
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4:ヤナケアーノ
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5:周万福
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6:服部ゆきこ
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