シェフの防御力について

(2001年12月11日発表)

今回は、各シェフの「防御力」について調べてみました。
ようするに「どれだけ『闇落とし』をされにくいか」がテーマなのですが、
完全にそれを算出するのは極めて困難と思われるので
ここでは「任意の食材2個の組み合わせで、何通り1200G以上のレシピが立つか」と
言う調査にすりかえて(笑)調べてみました。

前置きとして、天レスの食材は全部で100種類ありますが
レシピの構成物とならない市場食材8個
(愛、折詰の折、金箔、国旗。伝説の大器、ダイアモンド、秘伝のかくし味、包丁の舞い)は
除き、食材を92種類とします。
そして、この92種類から2個の食材の組合せがいくつ出来るかは
92×91÷2=4186通り です。

では、その4186通りから各シェフに、果たして何通り1200G以上のレシピが立つのか?
結果は、以下のとおりになりました。

1位:服部 1660通り(39.6%)
2位:笠井 1587通り(37.9%)
3位:ポン 1522通り(36.3%)
4位:舟森 1479通り(35.3%)
5位:ヤナ 1453通り(34.7%)
6位:周  1207通り(28.8%)

1位は服部先生がゲット!さすが、何でも屋の面目躍如です。
これは要するに、服部先生が1品目をツモった段階で
対戦者から何らかの食材を放り込まれたとしても、
約4割の確率で1200G以上のレシピを狙える(又は1200G以上のレシピになる)と言うことです。
これはズバ抜けて良い数字と言う訳ではないですが、
でも後半の闇合戦の時などにおいては、やはり力を発揮するものと思われます。

2位の笠井、3位のポンチャイはレシピ数自体も多いので
順当な結果と言えるのですが、意外なのは5位のヤナケアーノ。
1200G以上のレシピ数は笠井に次いで多いのに、
今回の調査の結果は不発に終わりました。
これは裏を返すと、膨大な数のレシピの中に
同じような食材の組合せがいくつも含まれていることと推察されます。
「ヤナケアはレシピアップがしにくい、難しい」と言う意見をよく聞きますが、
その原因はこの辺にあるのかも知れません。
でもまさか、僅差とは言え舟森よりも少ないとは…。

そして、ビリは周。
もう、闇か高額料理かの2択で割り切って攻めるべきでしょう(笑)。

ねーぽんコメント

 この調査には、どれだけの手数がかかったのでしょうか…。頭の下がる思いです。お疲れ様です。さて、この防御力は、端的に言えば「苦手なものの少なさ」といえるでしょう。特筆すべきは3位のポンチャイ。実は洋のトリュフ・フォアグラ、中華のフカヒレ・オイスターソース、和(鍋料理)のとうふ・春菊など、目立つところはほぼくまなく1200G以上に仕上げてくれます。苦手といわれるイタリアン系(パスタ・チーズ・ワイン)でも、打ち方次第では2000Gラインまで引き上げられます。本当にやばいのはウニ・キャビア・シャケ・ベーコンぐらいで、それ以外なら、そこそこのものが作れるか、安いもので他の人に渡しても、比較的安全なものです。それと、うどん・そばは入った瞬間に身動きが取れなくなります。

 

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