タワドリ2登場企業一覧

 

 タワドリ2には、個性豊かな13の企業が登場します。これらの会社を的確に分析、実戦に生かして行こうというのがこの企画です。実戦に役に立った!といっていただければ、これほど嬉しいことはないでしょう。では、13の企業を見て行きましょう。名前の所のリンクは各会社のレベルとフロア価格の関係をグラフで表わしたものを表示します(別窓が開きます)。


バブル証券(証券会社)

レベル

13 26 43 60 75
フロア価格 250 50 200 250 400 1250 2000

 設立直後、いきなりフロア価格が250Gと高いのですが、4レベル連続で値段が下がり、すぐ底値を迎えます。その後レベル42まで低成長期となり、43からは2000Gになるまで連続で価格上昇を続けて行きます。
 COMとのゲームの場合、ゆで次郎を除けばバブル証券の値段を落としてくる人は居ないので(但し、独占参入はする)、育てる会社の近くに設立して合併ボーナスを狙う事が出来ます。逆に、COMキャラもかなり積極的に合併会社として設立してくるので、その動向には注意を払いましょう。
 対人戦の場合は、扱いが難しくなります。序盤から設立された場合、価格下げが活発ならウッボーカンパニーになる可能性が高いからです。この会社はウッボーになっただけではあまり役に立ちませんので、自分がオーナーなら、全土を支配するつもりで拡張していかないとダメでしょう。逆に、他人がオーナーなら、他の会社を大きくして成長させなければ、さほど脅威にはなりません。対人戦では価格の高いうちに潰せる見込みがあればですが、いずれにせよ、合併ボーナス狙いの会社として使う事の方が多いでしょう。


新日空(航空会社)

レベル

13 24 42 59 85
フロア価格 100 200 600 800 1100 1300 2000

 最初からフロア価格が100Gとやや高めで、ウッボーになるまでは小刻みに値を上げますが、ウッボー直後からレベル60ぐらいまでは、緩やかなペースになります。
 吸収会社として使うにも、ラストボーナス狙いでも、中盤以降にならないとその力を発揮するのは難しいです。この会社を使っての資産アップはかなり根気のいる事で、実戦向きとは言いにくいです。とにかくお金のかかる会社で、最初に建ててしまうとジリ貧に陥ってしまう事もあるので、お金の無いうちは敬遠しましょう。他人の会社の場合、つぶし狙いが見えたら参入で、ラストボーナス狙いなら他の会社を大きくする事でボーナスが上がるのを阻止しましょう。メインの会社を1つ持っていて、もう1つ欲しい時には選んでもよさそうです。


ポラーリ(自動車メーカー)

レベル

13 25 40 60 93
フロア価格 80 480 560 720 960 1280 2000

 第1作では初期最高価格を誇っていた会社。会社の性格はそのまま受け継がれ、レベル7までは連続で価格が伸びて行くが、それ以降の伸びはかなり緩やか。序盤の高級感の割には、ウッボーになってからはかなり安価な会社の印象が強い会社です。
 ウッボー後の伸びの遅さは新日空以上なので、ウッボーにするならやはり地盤固めのセカンド会社とした方が無難。それに対して、1桁台での価格の伸びはかなり強いので、ウッボーカンパニーにくっつける会社としては申し分ありません。独占参入を考えた場合、独占会社は真っ先にこの会社を選んでも文句無い選択と言えましょう。他人でも自分でも、経営スタンスは新日空と似た体勢でいいと思います。


ヘコム(警備会社)

レベル

13 18 44 61 76
フロア価格 80 440 1040 1120 400 1040 2000

 ヘコムも1桁台の価格上昇がよく、更にウッボーになった瞬間に2倍になり1000Gを超えます。しかし、レベル19になると一転、44になるまで下落を続けて行きます。まさに中盤は凹む会社です。47からはまた小刻みに値上げを続け、76で2000Gに到達します。
 一般に、ゲーム終了時の会社レベルは50前後になることが多いので、この会社がそういう状況になると役に立ちません。この会社の魅力は、なんと言ってもウッボー直後に1000Gを超えるフロア価格でしょう。これを生かす会社の設立場所はもちろん離れ小島。もし飛ぶ事があれば、素早くヘコムを設置して他の会社をくっつけつつ、ウッボーにするのがいいでしょう。1桁レベルでのフロア価格の高さを生かして、自分のウッボーカンパニー近くに設置するのもありです。


さくらTV(テレビ局)

レベル

13 26 40 60 92
フロア価格 70 490 630 910 1120 1400 1680

 第1作から登場している会社で、初期価格は70Gです。序盤からコンスタントに価格を上げていきますが、ウッボー後もあまり失速することなく価格を上げていきます。60レベルぐらいから上昇がかなり緩やかになり、最高レベルになってもフロア価格が1700G程度ですが、どの段階でもフロア価格が高い会社です。
 つぶしてよし、育ててよしの会社で、序盤からでも、中盤からのサブ会社にしても、他に比べて高い会社になっています。30レベルぐらいまではペースよく価格を上げていくので、資産増やしにももってこいの会社です。ただし、序盤から調子に乗ってレベルを上げすぎると、資金ショートになるので、最初のうちはおとなしく、と言った所でしょうか。


パナ電機(家電メーカー)

レベル

13 25 35 60 94
フロア価格 70 280 350 1190 1260 1400 1680

 こちらも第1作から登場していた会社です。レベル2と3の価格が変わらないことが前回からの変更点ですが、その他はほぼ同じです。ウッボーになるまでは価格の上昇があまり無く、ウッボーからレベル25までは、1レベルアップごとに価格を上げていきます。25に到達した後は、価格の伸びが極端にゆっくりになります。
 レベル25までが勝負の会社で、ライバルと建物数で差をつけておけば、ウッボーからの12レベルで一気に差をつけることが出来ます。最低でもタワー1本分の差が欲しい所ですが、ちゃんとウッボーにするための布石は打っておきましょう。レベル26以降の増築は、資産アップが期待できないのでオススメしません。ボーナスを守るため程度と考えておきましょう。相手に持たれたら、即つぶしで。もしくは、乗っ取るぐらいの気持ちで参入して、資産アップをしましょう。レベルが2桁になった状態からマークしておきましょう。合併ボーナスは、それほど大きくならないので、期待はほどほどにしましょう。


シェルトン(ホテル)

レベル

13 25 39 65 95
フロア価格 60 480 600 960 1380 1080 1920

 初期価格が60Gと安く、序盤から価格アップが早い会社です。レベル39になるまではひたすら価格が上がりますが、その後65まで一時的に価格が下がっていきます。その後はまた上昇に転じ、最高レベルぐらいで2000Gに到達します。
 初期価格が安いので、最初から育てていってもいいのですが、ペースを見誤ると、レベル60前後の谷の部分でゲームが終わってしまう事があります。メインの会社がある程度仕上がるちょっと前に設立して、中盤からの直線一気がレベルが上がりすぎず、ベストの形になりやすいです。資産アップの会社としても有効で、投資の対象になりやすい会社でもあります。相手に持たれると厄介な会社で、価格を下げようと躍起になっても1000G台は維持するので、資金力があれば乗っ取りが1番有効かもしれません。合併会社としての利用価値もそこそこ高く、オールラウンドな会社と言えそうです。


 マリオ物産(ゲームメーカー)

レベル

13 25 40 60 89
フロア価格 60 240 300 1020 1140 1320 1500

 成長タイプがパナ電機と同じで、ウッボー以降の価格上昇が激しい会社です。やはり12レベルまではあまり価格が上がらず、ウッボー以降25レベルまでは連続上昇します。それ以降は緩やかな上昇になります。規模の小さくなったパナ電機という考え方が、ほぼ当てはまるでしょう。
 基本戦略はパナ電機と同じでいけます。パナ電機よりも安いことから、最初に設立する会社としても適しています。しかし、マリオ1本で勝ちに行くのはちょっと難しいので、もう1社ぐらい会社があった方がいいでしょう。パナ電機と同じで合併向きではありません。


ちどり急便(運送会社)

レベル

13 25 47 65 95
フロア価格 60 120 240 360 600 1680 2000

 常に価格が変動する会社です。60Gを上下動の単位とし、普段は3段階上がって2段階下がります。つまり3レベル掛けて180G上がったあとに、2レベル掛けて120G下がります。ウッボーカンパニーになっても、その変動方法に変化はありません。しかし、この上下動を9回繰り返したあと、レベル48からは連続上昇に転じ、レベル65までにおよそ1000Gアップします。その後は、また3段階上がって2段階下がるを繰り返し、90レベル後半で最高価格に到達します。
 投資のタイミングが難しく、普通に設立できる12社の中では1番扱いが難しいです。また、変動が激しい割には上昇率に欠けており、通常の終了レベル50付近ではラストボーナスの魅力がありません。それほど広くないマップで、全土支配が無い状況なら放っておいても特に問題はないでしょう。合併会社としても大きなアドバンテージがあるわけではないので、特に進んで設立する会社ではありません。但し、ちどり1社による全土支配が見える状況では大化けもあり得るので、設立された状況をよく見極めましょう。


松越(デパート)

レベル

13 26 39 65 78
フロア価格 50 150 500 1000 1300 1800 2000

 フロア価格の変動がもっとも分かりやすい会社です。レベル4で100G、レベル8で150Gとなり、ウッボーカンパニーになるまではこの値段ですが、ウッボーカンパニー以降は、レベルが13の倍数になるごとにフロア価格が一気に上昇します。ウッボーカンパニー以降には、節目のレベル以外フロア価格が上がらないのも特徴的です。
 これは、管理人のイチオシの会社です。なにせ、ウッボーカンパニーとしての扱いが、1番やりやすい会社だからです。ウッボーになるまでは、とにかくフロアが安いので投資しやすく、ウッボーになってしまえば、高い価格上昇が見込めます。また、価格上昇のタイミングが明確なので、計画を持って投資しやすい事も挙げられます。この会社で資産を計画的に増やせれば、2位以上は保証されると言っても過言ではないでしょう。初心者からエキスパートまで御用達の優良企業と言えるでしょう。低いレベルの価格が安く、最初から一気に育ててしまうのも一手です。但し、合併ボーナスはかなり少ないので、潰す会社として設立するのは得策ではありません。


うに道楽(和食チェーン)

レベル

13 25 40 60 95
フロア価格 50 200 250 850 950 1150 1500

 パナ電機、マリオ物産の流れを汲む3つ目の企業です。ウッボーカンパニーになるまでの価格上昇が低く、ウッボー以降はやはりレベル25まで連続で価格が上がります。初期価格と、フロア上昇単位はどちらも50G。最高価格はレベル95以降の1500Gになっています。
 初期フロア価格の差が、そのまま成長の大きさを物語っていると言えます。確かに、ウッボー直後からレベル25までの価格上昇は目を見張るのですが、1回の価格上昇が50Gな事からも、パナ電機やマリオ物産より価格は落ちついています。狙いは完全にサブカンパニーで、地盤固めの会社として使うことになるでしょう。うに道楽1本で勝つには、ラインフィーなどによほど恵まれないと難しいです。後半になっても投資のしやすさがあるので、ビルが乱立しやすい会社かもしれません。


ホープ軒(ラーメン屋)

レベル

13 25 43 63 95
フロア価格 40 200 480 720 1000 1200 1520

 自分で設立を選択できる会社の中で、初期フロア価格とフロア上昇単位が40Gと最も低い会社です。フロア上昇単位は低いものの、ウッボーカンパニーになるまでは止まることなく価格上昇を続け、その後も短い周期で価格上昇を続ける会社です。
 価格上昇がコンスタントに起こる事から、相手とのフロア数差には常に気をつけておきたい会社です。フロア価格はうに道楽をわずかに上回る程度なので、サブカンパニーとして使うのが妥当です。ウッボーになる直前で潰せば、ボーナスもそこそこあります。安価なのでビルも建てやすいでしょう。使いこなせれば、チャンスも十分にある会社と言えそうです。


X社(謎の会社)

レベル

13 26 41 61 99
フロア価格 20 100 240 500 800 1200 1960

 タワドリ2に出てくる会社の中でも、特別な会社になります。ピンチカード「謎のX社設立」によって設立され、「さよならX社」であっさり潰れてしまう会社です。初期フロア価格と価格上昇単位は20Gで、毎レベル20Gずつ価格を上げていきます。フロア価格の計算が(レベル−1)×20(G)で出来、そう言う意味では、割と価格読みをしやすい会社かもしれません。
 フロア価格の上昇は規則正しく、ほぼ正比例して上がって行きます。しかし、価格上昇率はそれほど高くなく、使うならサブカンパニーとしてでしょう。とはいっても、突発的にしか設立されず、めったに拝めるものでもないので、あまり戦略を気にする事はありません。ただ、序盤で設立されてウッボーになった場合、それなりの価格にはなるので、注意しましょう。


 

戻る