私立緑ヶ丘高校男子生徒の心得

 

 このゲームをやるなら、覚えておいて損は無い、全エピソードに渡る基本事項です。これを読んで、快適な高校生活を送りましょう。


・クラブに入るなら感性が上がる系がお得(かも)

 緑ヶ丘高校には、運動系・文化系・生徒会をあわせて19のクラブがあります。それぞれのクラブに対応したパラメータが、「パラメータマス」よりも若干効率良く上げられるようになっていますが、私がお勧めするのは、軽音・写真・映研の、感性が上がる3つのクラブです。感性は、パラメータマスで上げようとすると、感性1につき500円掛かります。これらのクラブの通常の練習の時も、感性を上げる時はお金が掛かりますが、練習試合のような、複数の円形ゲージを止める時には、お金を減らさずに感性を上げることが出来ます。また、大会も同じようにお金をかけずに感性を上げられ、大会時期は決まっているので、狙って出す事も出来るお得なクラブなのです。特に感性パラメータが重要になってくる、ななやくるみのシナリオをやる時には、是非この3つのクラブを選ぶのが良いでしょう。

・パラメータアップは、常に先のステージの事を考えて

 このゲームにはプレイヤーのパラメータとして、「知性」「体力」「芸術」「人徳」「感性」の5つのパラメータがあります。ヒロインと時期に対応したパラメータが1項目でも下回っていると、デートに誘う事はおろか、ヒロインマスでもヒロインに会うことが出来なくなります(これを「足切り」という)。この必要パラメータは、ステージが進むごとに増えていくため、ヒロインマスにとまれそうも無い時や、デートの無い時はパラメータを上げていかなくてはなりません。この時に気をつけなくてはいけないのは、「次のステージに入ってもすぐに対応できるように、パラメータを見極めなきゃいけない」ということです。ステージが始まってすぐにヒロインマスがあるかもしれませんし、デートはステージが始まってすぐにも誘えるようになっているので、ステージが始まってからパラメータを補う、では遅すぎるのです。次のステージに足りるパラメータを用意しておくのはもちろん、その先、その先を考えたパラメータアップをしていくようにしましょう。

・テストの成績とその効能

 緑ヶ丘高校も他の高校にもれず、1学期と2学期に2回ずつ、3学期に1回、定期テストがあります。1問最高100点で、5問の4択問題を行ない、即日で結果の発表があります。まず、1つ目の特徴として、選択肢が画面に出て0.6〜0.7秒前後で正解を押せれば100点を取れます(公称では満点を取るのに約1秒と言われますが、経験則でもっと短いと思います)。満点の時間を過ぎると、時間切れになるまで、0点に向かって点数が下がって行きます。もちろん間違えるとその問題は0点です。また、選択肢が出て、ある程度の時間が経過すると、すでに解答した人の押したボタンが分かります。もちろんこれを見てから解答することも出来ますが、カンニングをした場合は、間違いなくその人より点数が下がってしまうので、かなりリスキーと言えるでしょう。
 2つ目の特徴として、テストの獲得点数の1/25が「知性」パラメータに加算されます(小数点以下切り捨て)。一般に知性パラメータが、他のパラメータより多い数値を必要とするのはこのためですが、テストで良い成績を取っていれば、さゆりのような知性パラメータを重視するヒロインにおいても、パラメータマスなどで知性を上げずにすみます。無駄を省くためにも、知性はテストで上げておくことが望ましいでしょう。

・テストも大事なヒロインイベント獲得マス

 テストで成績が良いと、ヒロインに会えることがあります。これはテストが4人の中でトップだった人だけの特典で、他の3人と差をつける恰好のイベントとなります。シナリオ進行の都合上、サブキャラのみが出て来たり、全員イベントとなる場合もありますが、ヒロインとの出会いをより多くするために、テストで好成績を出すことは大切です。知性のためだけと思わずに、意地でもヒロインに会うつもりで、最高得点を目指しましょう。

・体育系ミニゲームも大切

 1年1学期にはスポーツテスト、臨海学校では遠泳、2年1学期には水泳大会、3年1学期には球技大会、そして全ての学年の2学期には体育祭があります。これらのイベントで1位になることはとても大切です。大抵の体育系ミニゲームでトップの人には体力アップがありますし、「男気」や「人気」、更には「ヒロインの好感度」までアップさせられるのです。ベストエンドを狙っていくなら、これらのイベントのトップを取りこぼさないようにし、ライバルに差をつけられるようにしましょう。なお、水泳大会と体育祭では、その時点の「体力」パラメータが反映される部分があります。勝ちを取りに行くなら、「体力」パラメータはある程度確保するのが望ましいでしょう。

・接触カードの使い時、電話カードの使い時

 接触カードは、ヒロインマスに止まれなくてもヒロインに会えるいいカードですが、使いどころを間違えると無駄になります。基本的に、ヒロインマスに止まった時に接触カードを使っても、もう一度ヒロインには会えません。ですから、ヒロインマスに止まったあとで、接触カードを引いたときに、喜びいさんで早速使う、と言うのはやめておきましょう。これを考えれば、ゆきえシナリオにおける「クラブマス」にも同じ事が言えます。ですから、ゆきえシナリオで接触カードを引いたら、次のターンはパラメータマスに止まるのもいいでしょう。
 電話カードは、ヒロインをデートに誘える大変素晴らしいカードですが、こちらもやはり使いどころを間違えると無駄になってしまいます。まずは、ヒロインによってはデートに誘えないステージがあったりします。そこで使ってもまったく無意味なので、今のステージではデートに誘えるのかどうかをよく見極めて使いましょう。また、デートに誘えたとしても、次に自分の番が回ってきた時にそのステージが終わっていたり、すでに全ての休日が通過されていると、デートの約束が消滅してしまい、やはり無意味になります。学期末に強制ストップの多い2年1学期と3年1学期は、電話カードを使う時期に注意しましょう。また、3年2学期では、告白するターンのことも頭に入れてデートに誘いましょう。

・男気ランキングと人気ランキング

 学期末になると、男気ランキングと人気ランキングが発表されます。これはデートイベントの時の好感度アップに関係してくるわけですが、男気は「知性」「体力」「人徳」、人気は「知性」「芸術」「感性」がその順位に関わってきます。また、イベントや妨害系のカードを使ったときにも影響が出ます。あくまでも相対順位のため、このパラメータなら何位、と言うのはありませんが、デートでの好感度を多く稼ぐためにも、いい順位をキープするようにしましょう。
 また、この男気・人気ランキングは、学期末に発表されますが、この順位は次の学期終了時まで適用されます。いくら途中で男気が上がるイベントが発生しても、次の学期に入らないと意味がありませんし、逆に人気が下がったとしても、今の学期が終わるまでは平気です(もちろんそのリスクを次の学期に背負うわけですが)。このことを頭に入れた男気・人気アップを目指しましょう。

・強制ストップのマスを取ると言うこと

 定期テストや体育祭というイベントは、その必然性から、通過しようとしても必ずストップさせられます。強制ストップをさせられると言われると、なんか不利で損した気分になりますが、強制ストップをしたプレイヤーは、そのマスから続けてもう一度進めるので、一概に不利というわけでもなく、逆に多くのマスを選べる点から、有利な場合がよくあります。例えば、プレイヤーのいる場所から6マス先にテストマスがあった場合、そのプレイヤーはテストの6マス先まで進むことも可能で、都合11マス(テストマスは除く)から好きなマスを選べることになります。
 強制ストップを取る利点の最たるものは、終業式マスを取って次のステージの1番乗りになることです。デートスポットは約束を交わした時点でチェックされ、デートが無事に行なわれても、キャンセルになったとしても、一度チェックされた所に行くことは出来ません。ですから、どうしても取りたいスポットがあるときは、前のステージで電話カードをストックしておき、終業式を取ってすぐさまデートに誘えるようにしましょう。

・お邪魔キャラの方々

 1年3学期から3年1学期までの5ステージには、それぞれ1人ずつお邪魔キャラが存在します。お邪魔キャラとその特徴は次のとおりです。

1年3学期:竿田…1番低いパラメータ数値を持つキャラに付いて、そのパラメータを上げる。
2年1学期:古口…1番高いパラメータ数値を持つキャラに付いて、そのパラメータを上げる。
2年2学期:東本…4人の中で男気ランキングがトップの人に付く。
2年3学期:花田…4人の中で人気ランキングがトップの人に付く。
3年1学期:伊達…4人の中でヒロイン好感度のトップの人に付く。場合によっては好感度を下げてくる。

 竿田は、少ないパラメータを補ってくれて、期間も短いのでまだましかもしれませんが、古口も含めて意図的に回避する事ができるので、当てられないようにしておきましょう。東本と花田は、COM対戦ならメンバー次第の場合が多いです。かわせそうなものは確実に、当たりそうなら押しつけカードなどで防御しましょう。伊達が最初にとりつく事は、ある意味名誉な事なので、迷惑だと思いつつも押し付けカードなどで回避します。但し、順番の巡り次第では、傷心に陥る事もあるので、誤解を解くカードをセットで持っておく事をオススメします。

 

 全シナリオに及ぶ質問があったら、ここに項目を追加していきます。

 

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