ディオラムスオールマップ大研究

 

 ここでは、ディオラムスのマップについて色々考えて行きます。ストーリーモードでもやりこむ事必至の昼マップ、対人戦だけのお楽しみ、シビアな夜マップ、更にはラスボス専用マップまで、全19種類を完全網羅。これを読めば、ディオラムスが強くなる…かもしれません(笑)。

記号の解説

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 怠惰の町インモラル(昼マップ)

 8の字のような形のマップです。アイテム・武器・チャージがバランスよく振られていて、どこに布陣してもアイテムを集めやすくなっていますが、勝ちにいくなら右下の回復マス周辺に布陣したい所です。ここでのポイントは、輪の対岸同士の幅が4マスであるということ。これにより、弓の優位性が大きくなっています。剣と槍なら、ライバルの集まり具合によって使い分けるとよさそうです。


 怠惰の町インモラル(夜マップ)

 インモラルの夜マップは、ルートの一部が無くなる事で、行き止まりを形成しています。これにより、剣の有利さが増します。それに対し、弓の優位性がやや弱くなる印象があります。それでも、このマップなら有利であることには変わりません。ぱっと見て、アイテムマスの多さが気になりますが、教会マスが無いのもポイントです。回復マスは行き止まりにあるので、下手に飛びこめば狙い撃ちをされるおそれもあります。相手の隙をうかがいながらの補充が勝敗の分かれ目となるでしょう。


 大草原テンペスト(昼マップ)

 ルートの観点から見れば3つに分かれており、中央のルートに弓を持ったキャラが立つと、ほとんどの場所を狙う事が出来るようになっています。ただし、打たれ弱いキャラがマップの真ん中に布陣するのは、危険なのでオススメしません。右側の小さい四角のルートは、アイテムを集めやすいので、どのキャラでも便利といえるでしょう。ここも優位性で行くなら弓がトップ。次点は、難しい所ですが右ルートなら槍の活躍も充分あるでしょう。


 大草原テンペスト(夜マップ)

 昼マップと比べると、左側のルートがバッサリ無くなっており、かなり狭くなった印象を受けます。アイテムマスなどは減っていますが、特に取りづらくなったという印象はありません。武器の優位性では、弓と、剣・槍の差がかなり縮むようですが、それでもやはり弓が強いでしょう。布陣のオススメは、右側の四角の下から、回復マスにかけての辺りが1番よさそうです。


 光陰の祭壇コルテカ(昼マップ)

 カタカナの「コ」のような形のエリアと、2本の平行な通路のエリアの2つからなるマップです。上の部分と下の平行部分は離れており、弓による間接攻撃は届きませんが、平行部分はちょうど3マスあいだがあいていて、弓攻撃が届くようになっています。このため、ここでの弓の優位性はかなり高くなっています。キャラが別々の場所に立っていると攻撃しづらくなり、結果的に長期戦にもつれる事も多いようです。ここで戦う場合には弓を持つことを強くオススメします。布陣は回復マス近くがオススメで、ここからワープを巧みに使ったり、教会マス近くの(1)にワープしてきた人を弓で狙い撃ったりと、都合がよくなっています。


 光陰の祭壇コルテカ(夜マップ)

 昼マップの平行部分が無くなり、更に上辺の真ん中が切れる事によって、2つの離れた通路を形成しています。ここでも弓以外の武器は弱く、初期所有武器の選択は誤りたくないところです。最初から回復マスのある通路の方に布陣出来ていれば何の問題もないのですが、反対側の通路にいる場合は、相手の武器次第で早めにワープしておく必要があるでしょう。離れている時は弓、近づいたら剣の、オーソドックスなマップといえそうです。


 老廃の森シルバ(昼マップ)

 これまでのマップと比べてかなり広く、2つのループがあるマップです。図中(4)は、段差による一方通行を示しています。回復マス方向から下への間接攻撃は出来ますが、その逆は出来ません。
 マップがかなり広いのと、長い直線で構成されていることから、剣の優位性が低くなっています。これだけ広いと、4人いてもそれぞれの範囲が相互にかぶる事が少ないので、状況が固まってしまう事もあります。どのタイミングで誰が均衡を打ち破るかがポイントですが、他の人によって崩れないなら、いいレアアイテムを稼いで仕掛けていく勇気も必要でしょう。布陣は教会マスと回復マスの間がベターですが、他のマップに比べての有利さはあまり無いです。


 老廃の森シルバ(夜マップ)

 昼マップと比べて半分ぐらいマスがなくなっており、残った部分も、通路が分断されています。見た目にはエリアが3つあるように見えるのですが、ループでつながっているので、実質1つの地続きマップとなっています。右下の部分がベストな布陣エリアですが、同時に激戦地となることも予想されるため、いかに回復マスに止まれるか、また、マークを逸らせるかがポイントになります。ワープ近くで様子をうかがうのもありですが、それによる利益はさほどでもないでしょう。


 水仙山六波羅蜜(昼マップ)

 2つのループと左下の四角、微妙に弓の届く教会と回復マスという、起伏に富んだマップです。武器を手に入れる機会が少ないため、初期武器の選択は重要です。チャージのためやすい、回復マス下のチャージマスの集まり近くに布陣をしたい所です。次点は左下の四角の部分で、アイテムやチャージを稼ぎつつ、回復マス方向をうかがうようにしたいですね。元からのパワーがあるキャラなら、槍を選択しても行けるでしょう。弓のアドバンテージはそれほどでもないです。


 水仙山六波羅蜜(夜マップ)

 昼マップの両脇がなくなり、上と下がループでつながっている形です。上の部分で戦うメリットはほぼ無く、下の部分、特に四角の通路周辺で戦う事になるでしょう。槍の優位性がやや高く、うまく立ち回れれば強力です。アイテムをとる機会が少ないので、いかにして回復マスに止まるかはかなり重要になります。


 巨大魔方陣ソロモン(昼マップ)

 巨大の名が示す通り、かなり大きなマップとなっています。他人と行動範囲が比較的かぶりにくく、膠着状態になりやすいマップでもあります。左上、右下の四角の部分では、弓の強さがかなり強く、特に右下では、ループからのライバルに対して安全に攻撃がしかけられるほか、アイテムや武器を十分に回収でき、回復マスもあるので申し分がありません。地続きではありますが、右下の部分の入り口には一方通行が敷かれていて、すぐには進入できないようになっています。ベストな武器と布陣は、弓を持って右下の四角部分という事になります。ドクロマスにはくれぐれもご注意を。


 巨大魔方陣ソロモン(夜マップ)

 昼マップに比べて大幅にマスが削減され、中央部分に凝縮されたような形になっています。通路同士に微妙な隙間があり、これを利用した弓による時間稼ぎは、かなり有効な一手といえるでしょう。行き止まりも多く、折り返しを利用した剣攻撃も有効ですし、隙間を読み切れば、槍もかなり使えるでしょう。回復マス近くに布陣したいところですが、激戦地を適切に予測して臨機応変な布陣が求められるでしょう。


 古代遺跡ジグラッド(昼マップ)

 3層構造となっているマップで、メインの階層のほかに、回復マス、教会マスのある頂点部分と、ワープのみで行ける飛び地があります。頂点部分から下に降りる事は出来ますが、逆は出来ません。また、上から下もその逆も攻撃は出来ません。
 回復の方法に乏しく、うまく頂点部分に行けたとしても、回復マスに止まれずに降りてくる事もしばしばなので、いかにHP温存できるかが勝負の分かれ目といえそうです。武器は弓を選択し、スキルの低いキャラなら剣で折り返し攻撃をするしかないでしょう。槍で勝つのは、HPが高くないと難しいです。幸い、チャージ、アイテム、武器の各マスともバランスよく振ってあるので、アイテムでの差は引きの強さだけになります。メイン階層左下の行き止まりの部分は、お互いに弓の射程範囲内なので、うまく使えば強いですが、剣攻撃の折り返しに利用されると苦しいという2面性を持ち合わせています。行ける時には積極的にワープして、ライバル同士のつぶし合いを期待してもよいでしょう。


 古代遺跡ジグラッド(夜マップ)

 ワープのみで行ける飛び地が無くなり、2層構造になっています。左側と回復マスの所の分岐が無くなったため、弓の優位性がかなり低くなっています。逆に、回復マスが右側通路の真ん中にあるため、槍の強さを発揮できます。もちろん、回復マス周辺に布陣をして、そこから上辺方向を視野に入れるのがセオリーです。ワープしてまで上の階に行くメリットはまずありません。


 飛空艇アルマダ(昼マップ)

 メインの戦闘場所になる前方と、2つの狭い後方からなるマップです。お互いに弓攻撃は届きません。ここでは、弓がほぼ役に立ちません。剣か槍のどちらかですが、立ち位置さえ間違えなければ、槍の強さがかなり大きくなるマップです。前方の平行部分は、槍の攻撃が届くので、うまく使えば強力な攻撃となるでしょう。回復マスに止まりやすいので、こまめに回復はしておく事が肝心です。武器を得る機会は無いに等しいので、初期選択は間違えないようにしましょう。


 飛空艇アルマダ(夜マップ)

 昼マップの後方部分が無くなった形で、マス数ではヴァルカンの夜マップと並んで1番少なくなっています。ただ、ヴァルカンと比べて凝縮されているので、1番狭いマップといえるでしょう。槍の強さが最大限に引き出されるマップで、相手と同じマスに止まる(スタックする)と、剣攻撃を大きく上回る効果が期待できます。特に回復マスをめぐる攻防が激しく、常に戦闘の起こっているマップです。1手1手の読みがかなりシビアに要求されるマップだと思いますね。個人的には、かなり好きなのですが(笑)。


 裏教会ヴァルカン(昼マップ)

 長いメインの通路と、2つの飛び地があるマップです。上の飛び地には、下の飛び地からワープしないと行けません。
 メインの通路では、激しい殴り合いが起こりやすいので、序盤ならワープの1手もありです。ダイスの出目が悪いとなかなか戻ってこられなくなったり、すぐに戻ってきてしまったりしますが、一応の優位性はあります。メインルートと飛び地の間が3マスはなれていることも重要で、弓の届くギリギリの範囲だったりします。使いこなせる人は弓を持って飛び地ワープ、そうでない人は剣・槍のどちらでもよいでしょう。死霊やどくろマスに悩まされる事も多いので、ステータス回復の面にも注意が必要です。


 裏教会ヴァルカン(夜マップ)

 昼マップの飛び地が無くなり、メインルートも短くなっています。更に、回復マス・教会マス・武器マスがありません。9個のアイテムマスと2個のチャージマスのみです。このため、キャラ選択の時点からシビアな読み合いが求められる高難易度のマップといえるでしょう。武器系統は弓がボツで、剣か槍のどちらかという事になります。早い段階から積極的に攻撃をしかけ、手に入れたアイテムを惜しみなく使っていかないと、あっという間にやられてしまう事もあります。的確に相手の手の内を読み、さくっと片付けられるようにしましょう。布陣は、この狭さになるとどこもあまり変わりません。中央部は全員に狙われやすく、両端は剣の折り返し攻撃で2倍のダメージを受けやすくなります。状況次第と言う事で。


 輪廻の胎動ソーマロイド

 ラスボス決戦用のマップで、普段の対戦に使うことはできません。どくろマスがいやらしい配置になっていて、即死リーチが掛かってからの行動に制限が掛かりやすいです。敵の位置によっては、弓で1ターンに4回攻撃という強烈極まりない攻撃をしかけられますが、基本的にはキャラに合った武器を持たせれば、それほど苦しい思いをする事は無いでしょう。楽に倒したいのなら、敵の持つ「真のロザリオ」を略奪しておくとかなり楽に対応できるはずです。


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