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  大和は 國のまほろば 畳なづく 青垣山 籠もれる大和し うるはし

言うまでもなく日本武尊(ヤマトタケル)が伊勢鈴鹿の熊煩野(のぼの)で命を終えようとするときの「國しのび」の歌です。
道々ずっと目指して来た大和。そしてもはや帰りえぬ大和をまざまざと思い浮かべながらすがる思いで故郷讃歌を奏でたのです。

この大和の地で詠われた万葉人の四季のうつろい、燃えたぎる相聞歌、身を引き裂ける挽歌。私の心に響きわたる万葉歌に出会うと、何時までもその歌の感動が体内に宿り、やがて燻り続けるのです。その歌に込められた詠み人の心情にあれこれとイメージを膨らませて私なりの思いで 、万葉風土の写真を撮り続けております。

万葉人が詠んだ大和のあの美しく立派な「まほろばの國」の山河や田園風景には、丸味を帯びたまろやかな空間とゆったりとした時の流れがあったと思います。今、自然風土や人心までもが随分壊されてしまったこの國ですが、まだかすかに残されている万葉ゆかりの原風景を求めて撮った写真から、少しでも、その詠まれた歌の心に思いを巡らして頂ければ有難いのですが。万葉大和路を散策される多くの人や、思いつつもこの地に訪れることが出来ない全国の万葉歌を親しみ、愛されている方々にも多少なりとも喜んで頂ければ、幸いに存じます。

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明日香 稲淵