うさぎのはがき:675〜686
2025年カレンダーだった12枚です、服をテーマにしています
いろんな時代、いろんな立場、いろんな環境の服
 背景には装飾品が描いてあります
 そこで使う二色はあわせの色目からとっています
モガ686


 十二月はモガ、モダンガールです

 大正期の最先端ですね

 背景はハンドバッグですよ

鹿鳴館685


 十一月は鹿鳴館

 うちでは珍しく洋装、明治期のドレスです

 背景には首飾りをば

花魁684


 十月は花魁です

 高級女郎、しゃなりとしつつ背をそらし

 背景には簪と櫛です

白拍子683


 九月は白拍子

 初期のものなので男装色が強いです

 背景は立烏帽子です

壺装束682


 八月は壺装束

 室町期の旅装束ですね

 背景には被っている市女笠を

薄衣681


 七月は薄衣

 絽とか紗とかのメッシュの着物ですね

 背景は団扇と手拭です

船頭680


 六月は船頭、そんなに着てない服です

 江戸期の庶民といえば縞柄ですね

 背景は煙草入れ、絵の中のかわうその旦那も持っていますよ

束帯679


 五月は束帯、武官の方のです

 正式装束より一段落ちて、帯でお洒落をしています

 背景は弓矢です、装飾用ですけどね

大原女678


 四月は大原女、おはらめです

 京都郊外の大原から花や薪を売りに来る方々

 背景は身を飾ることもある、花です

十二単677


 三月は十二単です、じゅうにひとえ

 平安時代の装束ですね

 背景はほとんど見えませんが扇です

雪ん子676


 二月は雪ん子

 雪国の冬の装束ですね

 背景には雪靴を

礼服675


 一月は礼服、らいふくと読みます

 奈良・飛鳥時代の女性の朝廷服です

 背景にはマフラーがあります

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