うさぎのはがき:574〜585
2023年カレンダーだった12枚です、天気をテーマにしています
天気は風と光と水でできているとか
 その三要素を空の生物、植物、水の生物として
 いろいろ柄に入れていますよ
細雪585


 細かな細かな細雪

 しんしんと積もります

 原画では銀を刷いてあり、輝くようですよ

冬季雷584


 日本海側では冬に雷が増えるそうです

 その中には下から上に走る雷もあるとか

 そんな雷を描きました

月暈583


 月の周りの光の環

 傘を差した月です

 手に持つ提灯と対比になっていますね

野分582


 野を分けるような強い風

 台風の季節、そんな風を見かけるようになります

 羽織も羽織ひもも、大きくばさりと

主副虹581


 造語です、二つの虹、主虹と副虹をあわせて

 副虹は光の並びが反対になりますね

 小鳥たちも風に飛ばされていますね、柄ですが

青嵐580


 青葉の頃の嵐、青嵐

 子供を抱いてぎゅっと守っています

 小鳥たちも風に飛ばされていますね、柄ですが

栗花落579


 ついり、と読みます、栗花落、梅雨の事です

 栗の花が落ちるころ、雨が訪れます

 しっとり濡れるなか、ひらひらと金魚

天泣578


 晴れている空から水がぽたり

 天泣、天が泣いています

 鰹が描いてあります、わかりますか?

春霞577


 同じものでも秋は霧、春は霞

 季節の国だと感じる言葉

 羽織には大胆なシャチ柄です

東雲576


 鮮やかな紅の朝焼け>
 雲も染まるのでしょう、東雲には雲の文字

 そんなわけで、柄には水の生物も入れています

風巻575


 波飛沫や雪を巻き上げる風、風巻

 しまき、と読むそうです

 飛び立つ鴨は巻き上げる風のように

彩雲574


 雲に光が当たり虹色に輝く

 そんな現象、彩雲です

 松竹や四君子とめでたい柄にしてあります

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