うさぎのはがき:506〜514
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ごろ猫514


 喉をさりさりされたり

 床をころがってみたり

 ごろ猫ごろごろ

ありがと音流れ513


 春の山梨個展のお礼状です

 ある日二階にいると階下から琴の音が

 そんな個展の一日でした

福寿草512


 難を転じて福となす

 そうしたい方が求めてくださいました

 どうぞ、その方にも、世界にも

山眠る511


 冬の言葉、山眠る

 積もった雪は冬の風に乗り、舞い上がります

 うさぎも雪のようにしんと、眠ります

山装う510


 秋を表す言葉、山装う

 夕焼け空に鱗雲、空を舞うのは雁の群れ

 うさぎの装いは秋の草花

山潤う509


 夏を表す言葉、山潤う

 霞む空には入道雲、ぴかりと光るは稲光

 うさぎは喉を潤します

山笑う508


 春を表す言葉、山笑う

 桜に染まる山、空には霞雲

 うさぎはにこりと笑っています

ありがとバー507


 九州個展のお礼状です

 バーの手前のギャラリーで開催しました

 そんなわけでウイスキーを一杯

雪風506


 冬にうわっと吹き上げる風

 積もった雪も巻き上げられます

 着物もショールも雪の柄です

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