大雪224
後ろの家紋は十二日足
羽織に閉塞成冬と熊蟄穴、鮭魚群 着物の柄は十二単で洒落ています |
霜降223
後ろの家紋は五三の桐、花の数が十一です
羽織と着物は楓蔦黄、帯が霎時施、帯揚げは霜始降 裾は紅葉の天蓋のように広がります |
寒露222
後ろの家紋は十菊
羽織は鴻雁来、着物で菊花開、帯が蟋蟀在戸 裾は雁が舞い降りた水文になっています |
白露221
後ろの家紋は陰九曜
羽織に玄鳥去、着物に草露白、帯に鶺鴒鳴 袂が月になっています |
大暑220
後ろの家紋は八重桔梗
着物には大雨時行と桐始結花、帯に土潤溽暑 花火に映る影のように着物の裾が伸びています |
小暑219
後ろの家紋は七つ向かい波
着物には蓮始開と温風至、帯に鷹乃学習 着物の裾は波の形です |
芒種218
後ろの家紋は六角井筒蛇の目
傘に蟷螂生、羽織に腐草為蛍、着物が梅子黄 足元の輪は梅雨のイメージです |
立夏217
後ろの家紋は五枚笹
下の鍔が竹笋生、刀の鞘に蛙始鳴、下緒が蚯蚓出 道着は居合の道着です |
穀雨216
後ろの家紋は隅立て四つ目
羽織は牡丹華、着物は葭始生、帯は霜止出苗 羽織の裾は花の形です |
春分215
後ろの家紋は三つ割山桜
手ぬぐいに雀始巣、羽織に雷乃発声と桜始開 羽織の裾は雷の形です |
立春214
後ろの家紋は二つ雲巴
羽織に魚上氷、着物は黄鶯?v、帯が東風解凍 羽織の裾は結晶の六角形です |
小寒213
後ろの家紋は一つ松
羽織の柄は雉始鳴、水泉動、芹乃栄 着物の柄は市松で洒落になっています |