川流れ時々日記

流れ流され書いていきます

　

　

六月二十一日
潤旅

　雨とともに
　北へ
　まぁそういう事もあるね

　二週で秋田、青森です
　

六月二十日
駆届

　さあさあさあさあ
　いつでもどこでもあるものだけど
　未来がそこに
　

六月十九日
記踊

　できることは増えていく
　手さえ動かしていれば
　動かしている？
　

六月十八日
色帯

　帯の流れ
　つなげて伸ばす
　二本あったら表と裏に
　

六月十七日
進至

　どうしようもないことも
　どうにもできることも
　気づくのはいつまでも
　

六月十六日
球地

　遠く遠く
　目を放つ
　地べたが緩やかに、流れる
　

六月十五日
坂降

　あれこれ降る
　乗り越える
　取り返しのつかないことってないしなぁ
　

六月十四日
時奏

　蜜蜂ぶんぶん
　花に舞う
　動くようになる、自然
　

六月十三日
朝開

　雨戸をあける
　その日と出会う
　卵の殻を破るよう
　

六月十二日
揺染

　晴れたと思うと雨が降る
　暑いと思うとひやりとする
　ゆらゆらゆらぐ
　

六月十日
揺積

　自分には型がない
　だからこそ取り入れられる
　揺らぎそうになるのを気を付けて
　

六月九日
絵芯

　色の数
　色の重さ
　そのバランス、傾き
　

六月八日
目映

　当たり前と特別と
　それはそこにあるのだろうか
　あるのは今あることなのでは
　

六月六日
野育

　静岡は早い
　長野の友達にそう言われた
　野菜ができるのが
　

六月四日
無思

　朝から庭で
　カマキリを見たり、天道虫を移動したり
　ふと見ると、今日はむしの日
　

六月三日
記手

　HPの更新
　今後もなんとかできそうです
　よかったらお付き合いくださいね
　

六月二日
子群

　カマキリの子、うじゃうじゃ
　我が家の七十二候は
　蟷螂生ずです
　

六月一日
絵彩

　見えなかったものも
　一足動くと
　行きつく場所へと

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