川流れ時々日記

流れ流され書いていきます

 

七月三十一日 花咲く

 個展迫る
 この週末に
 メインの絵を仕上げよう

七月三十日 月行

 一月は行き、二月は逃げる
 三月が去るなら
 七月は流れるかなぁ

七月二十八日 筆掛

 個展に向かって絵を描いて
 それが階段を昇ることに
 日々これ精進

七月二十七日 偏色

 その時の気持ち
 絵に出るけれど
 まぁ少しだけ偏ります

七月二十三日 揺先

 ぼちぼち出展決まっていても
 開催されるのかな?出させてもらえるのかな?
 わかりませんがお会いできますように

 週末は長野です

七月二十二日 筆見

 描き写すという事
 とても大変な事だけど
 新たなことに気づくもの

七月二十一日 実瓜

 かぼちゃかぼちゃ
 去年は実らなかったけど
 今年はうまくいきますように

七月二十日 反味

 連日お暑うございます
 氷菓がおいしく感じます
 そうでも思えばまだましか、と

七月十九日 涼感

 夏の空は白く
 夏の風はこまやか
 目に肌に柔らかい

七月十七日 命勢

 命の量が同じだとしたら
 ただどちらに傾くかというだけ
 ほらそこに、命の火

七月十六日 界広

 じっくりじっくり見てみれば
 小さな世界は大きくなる
 そこはここと、変わらない

七月十五日 滲感

 久々に居合を
 次の日にはぐったり
 久々は何事もなつかしい

七月十四日 彩花

 今週は絵の週
 大きいの小さいの頼まれたもの
 蝶のように絵をめぐる

七月十三日
新方

 新しいことは
 思わぬこともある
 それで思いつくことも

七月十二日
心通

 上手ければ上手いほど
 絵にはその人が漏れる
 吉田博を見てそう感じた

七月十一日
後祭

 やろうと思っていたこと
 ほらね
 やっておけばよかったでしょ?

七月十日
想思

 想像してごらん
 そういう歌があった
 そう、想像してごらん、少しだけ広げて

七月九日
欲災

 雨は天災ですが
 そこに至るまでのこと
 そんなのばかり溢れてる

七月八日
好外

 吉田博の版画展を見る
 山や水や光がすごい
 そして人には興味なさそう

七月七日
雲橋

 曇りの七夕
 せめて雲の上では
 雨がありませんように

七月六日
絵波

 落ち着いた方に波がきた
 筆が流れ進む
 ああ、絵があらわれる

七月五日
水風

 暗渠の上
 涼しい風が吹き上げる
 こういう涼みもいいものだ

七月二日
雨曝

 雨ざんざん
 風ごうごう
 打たれて吹かれてちょいといい

七月一日
水飾

 雨の中に大きな毛虫
 長い毛足にきらきら水玉
 ちょっとしたものですね

トップへ