川流れ時々日記

流れ流され書いていきます

 

七月三十一日
感信

 中身というのは見えなくて
 外見というのは飾れるもの
 結局頼るは感となる

七月三十日
改動

 よりよくしたい
 いろんなことを
 そう思ってもいいと思う

七月二十九日
悲憤

 人の事だと憤る
 自分の事だと悲しくなる
 我ながら、忙しい

七月二十八日
返葉

 紅葉の元気
 戻ってきたが
 ちょっと葉っぱがおおざっぱ

七月二十七日
求声

 はじめて聞く声
 鳥の声
 そんな風に交わしたい

七月二十六日
動求

 久々に申込書を書く
 あまり好きではなかったのに、なんだか楽しい
 飢えているんだなぁ

七月二十四日
色付

 新しい道具
 いいところもあればそうでないところも
 上手くコツを見つけていこう

七月二十三日
止観

 臆病というのは一つのスキル
 怖いと思っていいと思う
 そうすれば、よく見ることでしょう

七月二十二日
光見

 夜にできたものを朝見る
 あれ?というところが
 手紙と一緒だなぁ

七月二十一日
気走

 ちょっとした所を跳んでみる
 着地に失敗
 ああ、若くない

七月十九日
積薄

 個展の絵は着々と
 その他の準備は全く
 なんとか均していかないと

七月十八日
夏向

 太陽
 気持ちいい
 いつまでそう思えるのかなぁ

七月十七日
旨糧

 久々に味わうものは
 どれだけそれをしてなかったかを
 教えてくれる

七月十六日
指所

 名古屋の個展
 やれますように
 心の糧になりますように

七月十五日
受時

 かぼちゃの雌花
 朝しか受粉しないとか
 そんな所にも消費期限

七月十四日
家背

 しかしまぁ家を出ない
 うちは借家
 蝸牛でなくヤドカリになりそう

七月十三日
震感

 昨日も一昨日も
 なくなっていたものに接する
 実感は心に響く

七月十日
色当

 少し色の事がわかってきた
 自分の中に蓄積されて
 色が踊る、万華鏡のよう

七月九日
思葉

 発する側と受け取る側
 どちらにもその心がある
 それを感じ取れるようになりたい

七月八日
熱汲

 天から来る水は
 どこかで汲みあげられている
 熱が水を汲みあげる

七月七日
星水

 七夕は水のイメージ
 だからといっても
 この雨は、どうも

七月六日
同働

 この大きな動きは
 自分の中の小さな動きに
 似ているような気もする

七月四日
幹支

 風が強い海岸で
 大きな木立は薙がれていく
 その根は強く張っているか

七月三日
極動

 安倍川の橋を渡る
 いつも少ない水が、たっぷりと
 大きく揺れる針のよう

七月二日
実有

 勝手に出てきたかぼちゃ
 雌花がついていてびっくり
 実れ実れ、綺麗に実れ

七月一日
環築

 絵をよく描いています
 木札はあまりつくっていません
 環境は生活に影響しますね

トップへ