川流れ時々日記

流れ流され書いていきます

 

六月三十日
堕日

 雨風ごうごうしているので
 なんだかだらだらしています
 今年半分の締めの日です

六月二十九日
描楽

 描くのが楽しい
 大変だけど楽しい
 こうやって生きていきたかったんだ

六月二十八日
砂道

 進んで、進んで
 支えてもらって
 一歩を、一歩を

六月二十六日
編絵

 手ぬぐいの絵の打ち直し
 ネオンサインのようになる
 うまく手ぬぐいになりますように

六月二十五日
色実

 色づくトマト
 ヘタから滴る赤色が
 底からゆっくり溜まっていく

六月二十四日
心糧

 個展のお知らせ
 反応いっぱい
 ありがたい、描くぞっ

六月二十三日
心求

 あれも描きたいこれも描きたい
 気持ちと時間とバランスとって
 行く先きまると気持ちも前へ

六月二十一日
円食

 今日は夏至
 今日は日食
 太陽の光をおすそ分け

六月十九日
積伸

 何を回すか
 どう積むか
 さてさて、ひとつづつ、ひとつづつ

六月十八日
源規

 最近物理の本を読んでいる
 そこにある根本の考え
 それはつながる、絵にも、全てにも

六月十七日
新展

 考えていた名古屋の個展
 この機会にやってみようかと
 詳しく決まったらお知らせしますね

六月十四日
暮変

 ちょっとの間
 ちょっと環境が変わる
 ちょっとで気持ちは大きく変わる

六月十三日
謝包

 花札が好評
 発送作業をせこせこと
 気持ちの伝え方が難しい

六月十二日
光印

 新しい道具
 利点と欠点
 さあどう使っていこうか

六月十一日
花敷

 かぜごうごう
 散る散る舞い散り
 地に花が咲く

六月十日
明写

 ネットショップをするようになって
 天気が気になるようになった
 思いもよらないつながり

六月九日
心置

 人と会わないと
 接し方がわからなくなる
 こうやってひきこもりになるんだなぁ

六月八日
瓜心

 今年は胡瓜が植わってる
 ぐいぐいぐいと大きくなる
 一夏にかける、そんな心意気

六月七日
後戻

 車で曲がる細い路地
 曲がると前から車が来てる
 そんなことの重なる日

六月五日
味幸

 最近見つけた近所のパン屋
 美味しくて毎週伺って
 そんなちょっとした幸せ

六月四日
聞力

 音や味は若い人に
 空気や自然は経た人に
 ちょっと多めに囁きかける

六月三日
雛鳴

 巣立ったばかりの子雀
 その声はちぅちぅと細い
 また戻っておいで、大きな声で

六月二日
花庭

 今年は庭が色めく
 花が舞い、葉が集う
 何かが今年、違うのかも

六月一日
旅望

 三カ月、家にいます
 何をするでなく定住を
 ああ、忘れそう

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