川流れ時々日記

流れ流され書いていきます

 

四月三十日
黒翼

 カラスが三羽飛んでいく
 まさに三羽ガラス
 なんかいいもの見た気分

四月二十九日
心迷

 自分がやらないものは
 なんとなく不安を感じる
 ネットショップで売れることに慣れません

四月二十八日
虚評

 自己評価
 外から見ると良く見える
 なんでそう思えるかなぁ

四月二十七日
舞麦

 こんな時でも食べるは食べる
 美味しいものは幸せな気持ち
 美味しいパン屋がありました

四月二十六日
紙囲

 ネットショップにて原画も
 何事も試してみよう
 相変わらず写真は下手ですが

四月二十五日
紙囲

 図書館がしばらく休館
 無くしてわかる好きな気持ち
 ああ、紙の本が好きだ

四月二十四日
変音

 中学生のころと比べると
 Tの発音が格段に違う
 人とは変わっていくものだ

四月二十三日
心受

 窮した時にわかること
 それを自信につなげたい
 バネにしよう、できるさ

四月二十二日
人成

 いろいろ体験してみると
 大変さが良くわかる
 人をもっと敬わなきゃなぁ

四月二十一日
花蒔

 ニス塗をして窓を開ける
 しばらくすると目がしぱしぱ
 まだまだ、花粉

四月二十日
湿乾

 雨上がりの歩道
 乾いたタイルとしっとりタイル
 果たして何の違いがあるのか

四月十九日
繋送

 ネットショップでお買い上げ
 二人目のお客さん
 なんともうれしいことですね

四月十八日
出形

 自分の中の変換機
 気付かぬうちにつくられる
 いいものが出てくるようになりますように

四月十七日
理違

 鳥たちは巣をかけ
 草木は天を目指す
 今は緊急事態宣言

四月十六日
歩進

 今後も中止になるかもですが
 申し込みはしております
 進む努力はしていこう

四月十四日
消時

 バターがない
 無塩がない
 いろんなものがなくなるなぁ

四月十三日
龍雲

 嵐の時
 山は霞む
 降りてくるのは雲か、龍か

四月十二日
家留

 道路が空いている
 みな自分の土地にいるのだろう
 土地の神とのつながりは強まるのか

四月十一日
水貯

 水のたゆたう用水路
 通りかかると枯れていた
 ああ、田に水の満ちる季節となったか

四月九日
築力

 危機感がないと言いますが
 ないのは想像力かもしれない
 与えられるだけでなく、つくりだせ

四月八日
眠欲

 眠っていたい
 眠いから
 ああ、春

四月七日
慌列

 道をふさぐように自転車の群れ
 通りますと声かけると慌てて一列に
 なかなか頼もしい小学生たち

四月六日
春暮

 夕方に橋を渡る
 夕日の反射する川面
 土手に並ぶ桜

四月五日
本響

 本を読む
 知識や経験、そして思い
 怠け者に刺激をくれる

四月四日
雀声

 今年は雀が来るのかと
 思っていたら来ていました
 軽い威嚇でアピールされました

四月三日
私世

 今できることは何か
 こうありたいという望みと
 こうあったら良いという理想と

四月二日
動見

 出展もないのでバイトをしています
 学びがあったり怠惰があったり
 いつになっても発見はあるなぁ

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