川流れ時々日記

流れ流され書いていきます

 

七月二十四日
縞玉

 ちらりと見たら西瓜がごろごろ
 なんとも立派にごろごろと
 水と甘さの夏の玉

 週末は青森です

七月二十三日
渦流

 雲の隙間から夏が降る
 強い日差しもざっとした雨も
 小さな夏をつれてくる

七月二十二日
渦流

 迷う、惑う
 くるくるくるくる
 迷った後に、ぽんと出る

七月二十一日
小旅

 妻と歩いて選挙に行く
 帰りにはコンビニに
 ちょっとした遠足気分

七月十九日
命摂

 西瓜を食べる
 今年の初物
 寿命が五年延びてしまった

七月十八日
重着

 久々に居合を
 忘れているかと思ったが、意外とできる
 重ねたものがあるのだなぁ

七月十七日
風桶

 ちょっと蒸し暑くなると
 窓から入る風が心地よい
 水を撒くように、風を撒く夏

七月十六日
技欲

 浮世絵を見る
 筆の線をじっくりと追う
 気持ちが見える、これが欲しい

七月十五日
蜜働

 ちょうちょがひらひら蜂ぶんぶん
 庭の木の下梅雨の雨香
 曇り空でも一仕事

七月十四日
潤地

 水分するする
 体にまとわる
 この国は、水の国

七月十三日
呆態

 ぽやんぽやんとする
 時差ボケというものでしょうか
 まだまだ続きそうな気配です

七月十二日
心表

 人の気持ちというのは難しい
 どうにもうまく伝えられない
 伝えなくてもいいのかな

七月十一日
人営

 フランスから戻りました
 日本もフランスも変わらないな
 そう感じた旅でした

トップへ