川流れ時々日記

流れ流され書いていきます

 

二月二十八日
月残

 二月は逃げるという
 でも逃げるというより
 名残惜しそうな、そんな空気

二月二十七日
訪春

 花粉が舞う
 ふわふわ漂う
 こんにちは、といわれて、くしゃみ

二月二十四日
崩築

 崩れても積み上げて
 少しづつ、高く、高く
 そういう事をしている気がする

 週末は静岡です

二月二十三日
観食

 雨がさぷさぷふっている
 そんな中でも雀が来る
 雨を見ながらランチかな

二月二十二日
揺波

 いろいろ、緩んでる
 緩みすぎなところもあり
 ゆらゆら揺れて生きていく

二月二十一日
心導

 人は気持ちについていく
 気持ちが先導すれば、どんなところにも行ける
 いい事を考えていこう

二月十五日
長時

 一日いろいろやってみる
 随分いろいろできるもので
 一日は、やってみれば長いもの

 金・土は福岡です

二月十四日
異視

 想像力が欲しい
 自分でないものを理解するために
 やわりと包むような、想像力が

二月十三日
果鳥

 庭の冬木にみかんを刺す
 目白や鵯がお目見え
 鳥の間で食堂として認知されるかなぁ

二月十二日
知見

 知らないのが世の中
 知らないから楽しい
 知る知る知ろう、くるりと見よう

二月十一日
覚考

 会わなくなったりとかしても
 忘れることはないもので
 伝えられたり、伝えられなかったりですが

二月十日
緩流

 切羽詰りがなくなると
 力が抜けて、流れができる
 いま、とうとうと流る

二月九日
凪鏡

 少しづつ、気が凪ぐ
 凪いだ心に自分が見える
 さぁ、今の自分はどんなものか

二月八日
舌住

 静岡、落ち着く
 どうも都会はあわないようで
 やっぱり食べ物が安くて美味しいところがいいなぁ

二月七日
渦移

 東京個展も終わり
 ほっと一息
 さて、次は何ができるかな

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