川流れ時々日記

流れ流され書いていきます

 

六月二十六日 
 連旅

 三条青森は帰らずにいく
 その準備がなかなか大変
 大変だけと心地もいい

 週末は三条、来週末は青森です

六月二十五日 
 旅音

 昨日の日記で誤字があったので直す
 口で言ったら同じでも、文字にすると違うもの
 口から出るのは言葉の旅人

六月二十四日 
 覚謝

 久々に行ったクリマ
 ずいぶん前の事を覚えていてくれた人がたくさん
 ありがたい

六月二十日 
 獣時

 稲垣さんの展示を見に行く
 光を閉じ込めたような染と織り
 いいものというのは見ていて心地よく、積もる

 週末は名古屋です

六月十九日 
 獣時

 雀の雛の声も止み
 子猫がみうみう駆けていく
 自然の時のなんと早きこと

六月十八日 
 緩水

 雨が降る
 バケツに貯めてみる
 覗くと金魚がいそうな柔らかな水

六月十七日 
 夏草

 種は芽を出す
 芽は伸び、育つ
 水をあげるのを忘れなければ

六月十一日 
 梅音

 眠い
 雨音が眠りに誘う
 雨眠暁を覚えず

 週末は金沢です

六月十日 
 雛種

 家の屋根の隙間に雀が巣をつくったようで
 ちおちおちお、と鳴き声が聞こえる
 我が家は今大家族

六月五日 
 描生

 絵というものは
 描きたくなったり求められたりして
 描くものじゃないかな

 週末は彦根です

六月四日 
 黄道

 腰の後ろに意識して
 すっと遠くを見ながら歩く
 道は遠くにつながっている

六月二日 
 所選

 選択しなければならないことがある
 自分だけでなく、人もかかわること
 だからこそ、考えよう

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