川流れ時々日記

流れ流され書いていきます

 

五月二十九日 
 青緑

 庭に日が注ぎ
 草花が青々と茂る
 そのあおは夏の色、命の色

 週末は駒ケ根です

五月二十八日 
 立達

 空に向かい花たち
 包むように香りたち
 笑顔たつ

五月二十六日 
 欲産

 いいものを見ると、胸がきゅっとなる
 自分ももっとつくりたい
 まみれるまみれる

五月二十四日 
 季足

 秋の申し込みが始まる
 季節はまだまだ春だというのに
 ぼやぼや生きていきたいなぁ

五月二十三日 
 今次

 お面完成
 にぎやかだけど落ち着いた子
 そしてもう次の子のことを考えている

五月二十二日 
 高空

 空がすこんと、高い
 夏の空だ
 高い空から夏の暑さが舞い降りてくるのかな

五月二十一日 
 心映

 お面仕上げ中
 だらだらとしながら
 だらだらした子にならないといいけれど

五月二十日 
 言見

 今週末は久々休み
 ちょいといろいろしてみようかと思う
 ここで言ったからには、やるしかないね

五月十六日 
 宵穴

 昨日見上げた月は
 ぽかりと空に空いた黄色い穴
 神秘をくみ上げる輝く井戸

 週末は浜松です

五月十五日 
 夢旅

 寝ている時に人の記憶が重なって
 夢に出たなら面白い
 いろんな世界を旅できる

五月十四日 
 咲蒔

 実家から届いた荷物に芍薬が入っていた
 うちではまだ咲いていないが、向こうでは満開間近とか
 花頃がこちらにも転がってくるのかな

五月十三日 
 清冷

 ひやりと冷たい空気が入ってくる
 冬のひやりとは違う
 清々しさがそこにある

五月八日 
 膨世

 不思議に思うこと
 知るということ
 それが自分の世界の膨張

 週末は姫路です

五月七日 
 夏注

 鳥、虫、花
 立夏のころに動き回る
 ゆっくり夏に浸りだす

五月六日 
 潮汐

 昨日は久々にほぼ何もしなかった
 そうすると今日やるか、って気持ちが高まった
 谷がなければ山もない

五月二日 
 間抜

 家と仕事場が一緒
 なんとなくつくってしまったりする
 いいのかねぇ

 週末はビッグサイトです

五月一日 
 時違

 からりと晴れる
 昔の五月晴れと今の五月晴れ
 意味は違えど気持ちはいいもんだ

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