川流れ時々日記

流れ流され書いていきます
 

八月二十九日 
 風奏

 以前奏でで台風が来て大木が倒れた
 今年も台風接近中
 何が起こるやら、楽しみだ

 週末は奏でで長野です

八月二十八日 
 周日

 最近は雨戸をあけても日差しがまぶしくなくなった
 毎年のように太陽の角度が変わっていく
 繰り返すこと

八月二十七日 
 水光

 久々に虹を見た
 半分くらいの、伸びあがるような虹
 光のスロープを流れる水の粒

八月二十六日 
 温遊

 ここしばらく、涼しげ
 季節がジェットコースター
 メリーゴーランドくらいでいいんだけどなぁ

八月二十五日 
 新描

 カレンダーはいろんなことに挑戦させてくれる
 雉を描いた
 さぁ次は何が来るか

八月二十三日 
 虫足

 庭の芋虫をぽいと捨てる
 観察しているとだっかただっかた歩く
 虫の世界もせっかちさん

八月二十二日 
 暦二

 カレンダーの二枚目がようやく完成
 今年はゆっくりだ
 毎年進み方が違って、面白い

八月二十一日 
 生発

 テキトーに植えたゴーヤーが芽を出した
 なんともすごい
 生きようという意思が、あるのか

八月二十日 
 育敬

 近所の田んぼにて
 稲が天を衝くように伸びている
 大きくこうべを垂れそうだ

八月九日 
 起成

 物事というのはあるべきかたちで起こると思う
 自分の気持ちも、そう
 だからやろうと思うときは、やれるときなんだろう

 明日からしばらく車山です

八月八日 
 輪々

 八八
 くるくるまわる二つのわっか
 同じようでも進んでいる、人生のような日

八月七日 
 流橋

 夏の音、匂い、景色
 いろんなところから夏が入ってくる
 世界と自分に架かった橋から

八月六日 
 異夏

 今年の夏はにわか雨が多い
 ここはもう熱帯
 ここには違う夏がある

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