川流れ時々日記

流れ流され書いていきます

七月三十一日 
 心計

 おもんばかる、思いと計る
 相手の思いを計るのか、相手に対する思いを計るのか
 どちらにしろそこに、相手があり、心がある

七月二十六日 
 心漂

 お店というのは人が空気をつくると思う
 昨日は昔からあるきれいではない飲み屋にいった
 働いている人が笑っていて、おいしかった

七月二十五日 
 体流

 夏はたばたば汗が出る
 取り込んだ水が世界に流れ出す
 この体に、川がある

七月二十四日 
 否跳

 どうもやる気が出なくてだらだら
 もう思い切ってだらりまくればいいのだが
 思い切れるようになりたいなぁ

七月十九日 
 均届

 とろけそう
 日差しというのはなかなか容赦がない
 こういうのが平等だというのだろうか

 明日から車山です

七月十八日 
 余見

 鏡で顔をよく見る
 ひげが濃かったりなんだりかんだりで、よく見ると生々しい
 その生々しさを見るか見ないかで、同じ似顔絵にしても深さが変わるのだろうと思う

七月十六日 
 青白

 海の日
 青と白のイメージ
 混ぜて水色の空は、夏の空

七月十三日 
 重事

 特別なことがある
 普通なことが折り重なってできあがる
 パイ生地のように重なって、特別なものになっていく

七月十二日 
 雨包

 昨日は夕立の中雨に打たれて自転車をこいだ
 雨にだだ濡れになるのはずいぶん久しぶりだ
 気分が、踊る

七月十一日 
 炎暮

 出張中、日本海で海に沈む夕日を見た
 沈んで数瞬後に、空が赤紫に燃え立つように染まった
 空が焼け、夜になるように

七月十日 
 雨花

 紫陽花がしおっとしてきた
 雨の季節がうつろっていく
 夏がくる

七月八日 
 気動

 ないものを嘆くよりあるものを伸ばした方がいい
 ふとそういうことに気づいた
 そうできるかが、これからだ

七月七日 
 竹流

 かわらに笹を取りに行く
 きっと竹だが笹ということにして飾りつけ
 飾り付けをしたら空が晴れた、なんとなく、うれしい

七月六日 
 月暦

 カレンダーの絵が浮かんでくる
 今年はそんなに遊びがないが、きれいな絵を描こうと思う
 テーマは、月

七月五日 
 月花

 東北周り終了
 じっくりと時間をかけてなんとなくいろいろ見てみた
 いくつか咲く花があった

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