二月二十九日　
　閏字

　うるう
　ひらがなで書くとなんとなくかわいい
　うるう

二月二十八日　
　桜愛

　川津桜を見てくる
　染井吉野よりも濃い色の、ころりとした桜
　桜を愛でると春が近づく

二月二十四日　
　出否

　ジコペキの作品作成中
　仕事場が変わったことで、思ったようにいかないこととやり易いことがある
　変わることに臆病にならないようになりたい

二月二十三日　
　美見

　ラジオで今日が富士山の日だと知る
　自然がつくるあの形は、いつ見てもため息が出る
　まっすぐ見ると、美が見える

二月二十二日　
　暖化

　いろいろとイベントが決まってくる
　今年もまた伺うところがたくさん
　さぁ、暖かくなるぞ

二月二十一日　
　似異

　駅前に桜草が咲いていた
　桜は桜、桜草は桜草
　似た名前でも、それぞれがそれぞれの可憐な花

二月十五日　
　笑渡

　明日、九州に発つ
　飛行機のこととかイベントのこととかいろいろ心配
　いつもへろへろ笑っていられる男に早くなりたいもんだ

　金土は福岡です

二月十四日　
　甘時

　妻からチョコをもらう
　プレゼントというのは相手のことを考える時間があるということで
　その時間が、うれしい、いただきます

二月十三日　
　蒼白

　今日は雨が降るそうな
　富士山には雪が降るだろうか
　すそ野の青い白い衣をまとうだろうか

二月十二日　
　過未

　確定申告の記入終了
　意外な事がわかったり、思った以上の事があったり
　今になって気づけること、というものはある

二月九日　
　紫黒

　信号待ちのとき、烏が隣にいた
　黒い黒い羽は、よく見ると紫色にきらめいている
　とろりとした黒い水でできているような、色

二月八日　
　遠近

　今年の仕事の仕方について考え中
　自分にとって、先のことも考えていかなければ
　まぁ、その場しのぎも楽しいので半々くらいで

二月七日　
　迷探

　お面の一時下張り完成
　三月は忙しくなりそうだから今のうちに
　新しいことが上手くいくか、不安で楽しい

二月三日　
　豆食

　節分
　我が家では散らからないように豆の袋をぶつけます
　 ねずみも生きにくい世の中だ

二月二日　
　造可

　二月二日
　イコールイコール
　なんだか大丈夫といわれている気分な日

二月一日　
　異景

　風が強い
　安倍川の河川敷の砂が舞い上がり、異国のよう
　いろんな景色、気づけばそこにあるものだ