川流れ時々日記

流れ流され書いていきます

八月三十一日 
 花舞

 カレンダーの四月、完成
 今年も桜
 日本の四月はなんだか桜、同じあほなら踊らにゃそんそん

八月三十日 
 水音

 最近、水を見たり、聞いたり、感じたりする
 水は命をあらわすものの一つだと思う
 さて、なにが、あるのか

八月二十九日 
 形成

 夏には夏の虫の声
 秋には秋の虫の声
 いろんなものが、その季節の形をつくり上げている

八月二十八日 
 心体

 体がとろんとしている
 季節の変わり目のせいか
 気持ちもとろとろ、それはそれで、よい

八月二十六日 
 時混

 夏は夏だけではなくて、春とか秋とか、時には冬とか
 そういうものが混じっている気がする
 時は時、今は今

八月二十五日 
 美味

 旨いものをたらふく食べる
 今おなかの中では、旨いものがぐるぐるしている
 果たして今の自分は、旨いのか?

八月二十三日 
 変節

 秋の空気
 今年はことりと秋が来る
 節目が、見える

八月二十二日 
 小咲

 花火をした
 大きなたくさんな花火じゃないけども、自分の花火
 きれい

八月二十一日 
 立場

 風呂屋でオリンピックを見る
 いろんな国のいろんな人がいろんな事をしている
 何はともあれ、あそこにいるってのは、すごい

八月十九日 
 形成

 川を見ると、今年も水草の森ができていた
 温度や日の光や川の流れや
 いろんなものが集まって、形になる

八月八日 
 暖夜

 宵もゆたりと暖かい
 この空気は、人も軟らかくする
 ゆたりと、繋がる

 今夜から、長野です

八月七日 
 子供

 仕事場の前の川で、今年も鴨の雛がいた
 親御さんの姿をきゅ、っと縮めたような姿
 かわええ

八月六日 
 調和

 やわやわと風が吹く
 いろんなところのいろんな温度が運ばれていく
 ゆっくりと、調う

八月五日 
 願望

 暑くて曇っている
 耳掻きの後ろのぽんぽんで、ぽふぽふとしたような雲
 文字で読むと涼しげ、涼しくなぁれ

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