川流れ時々日記

流れ流され書いていきます

三月二十四日 
 助走

 ゆったりとすごす
 エンジンをかけるための、休息
 そういうことになった時は、そういう時なのだ
 無理せず、ゆったりと

 明日から伊豆です、しばらく更新しませんが、よろしくお願いします

三月二十三日 
 良言

 ワークショップユニティのメンバーの丹野さんと話す
 感謝の気持ちは口に出して伝えようという話をする(ちょっと言い方は違ったと思うが)
 口に出して伝えることで、愛や感謝は巡っていく
 言葉の力、言霊
 あなたは口に心地よい言葉を乗せていますか?

三月二十二日 
 命存

 生活時間帯が変わって、外に出るときに人が少ないことが多い
 その代わりといっちゃ何だが、草花や、木々や、犬や猫をよく見る
 決して自分から大きく主張してはこないが、確実にある存在感
 開花、芽吹き、日向ぼっこ
 そんなものを感じられるようになったことが、とても嬉しい

三月二十一日 
 灯火

 堤防の道を歩いていたら、道の脇にすみれが、さく、さく、といくつも咲いていた
 夜道を照らす街灯のように、心にぽっと暖かなものを灯してくれるような
 濃い紫の、菫の光

三月二十日 
 超過

 モンシロチョウを見る
 ひらりひらりと舞って、隣の家にいっぱい咲いた花にとまる
 花の蜜を、ゆるり、ゆるり、と吸い上げる
 きっと自分が蝶だったら、食べ過ぎて飛べなくなるだろうな、と思った

三月十九日 
 共生

 友人の結婚式に出席できないので、うさぎを描いて送った
 なかなかにかわいいい子になった
 オーダーメイドもそうだが、人を思ってつくると、濃い作品ができる
 自分だけでない、誰かとの共同作品
 人と共にあるのも、心地よい

三月十八日 
 良風

 きっと何とかなる
 世の中そんな風にできているんだと思う
 いろいろ苦しむことも必要で、それによってまた大きくなったりもする
 でもきっといつか、何とかなる

三月十七日 
 祝事

 おめでとう飲み会をする
 結婚したり、妊娠したり、その他もろもろおめでたいってことで
 みんなが笑っている
 それだけできっと、めでたいのだろうなぁ

三月十六日 
 手伸

 散歩の途中に雨が降ってきた
 下から、雨の降り始めに漂う、あの匂いがふわりと漂う
 空から伸ばされた雨の手に答えるように、大地から手が伸ばされる
 求め合うように、愛し合うように

三月十五日 
 巡回

 くるくるくると、この世はいろんなものが廻っている
 時も、人も、命も
 そう思うと、つらいときでも何とかなる気がしてくるものだ
 笑ってしまおう

三月十四日 
 冬眠

 なんか寒い
 寒いとやる気が減退するようだ
 どうぶつっぽい

三月十三日 
 守護

 深夜に信号で止まって、ふと見上げる
 自分の走っている道と、その道に交差した道の両側に電線が走っていった
 その電線がつくる正四角形が、なんとも凛々しく見えた

三月十二日 
 外界

 降っているのか、降っていないのか
 雨の音が、しのしのと聞こえるような、聞こえないような
 卵の中にいると、こんな感じかもしれない

三月十一日 
 蹴球

 ワンボックスの車が、のったりとバックで車庫から出てくるのを見た
 牛のようだ
 そうするとあれは牛車なのだろう
 ならば現代人には平安貴族精神の人が多いのだろうか
 なるほど、サッカーが流行るはずだ

三月十日 
 二人

 しばたと〜ると柴田亨
 自分の中にある二面性
 どちらも重なるところと、重ならないところがある
 どちらも自分なのだと思う、どちらも必要なのだと思う

三月九日 
 春蕾

 梅園に行く
 梅のつぼみは、ころりとまるい
 ぱかりとそのつぼみが開くたびに、春が流れ出るのだろう

三月八日 
 散歩

 プリンターの上を、コミカルなうごきでハエトリグモが歩いていた
 もう春だ

三月七日 
 楽生

 こつ、こつ、こつ、とつくる
 起きている間の多くの時間をつくることに費やしている
 普通に働いている人だったら、残業手当がたくさんつくぐらいに
 それでも、つくることは楽しくて、つくり終えた時にはいい気持ちになる
 なんとも幸せな人生か

三月六日 
 騒静

 ちゅくちゅちゅくちゅくと雀の合唱がどこからか聞こえてきた
 どこだろう、と探すと、とん、と離れたところのそれほど大きくない木にすずなりに雀がとまっていた
 目を向けた瞬間、騒がしかった雀の声がとまり、しん、となる
 ゆっくりと、ちゅ、ちゅちゅ、ちゅちゅくちゅ、と、話を再開していく
 学校の教室のドアをいきなり開けたとき、こんな感じだったなぁ、と思い出した

三月五日 
 時流

 昨夜か今朝か、近所で火事があったらしい
 昼間に偶然に通りかかったそこには、家主らしき人に近所の人、偶然通りかかった人など様々な人がいた
 それぞれの人が、それぞれの表情を浮かべる
 同じ時にいながら、それぞれの時が、それぞれの人に流れているのが、ゆらり、と見えた気がした

三月四日 
 白黒

 光の色が混ざって混ざって、いっぱい混ざると白になるという
 絵の具の色が混ざって混ざって、いっぱい混ざると黒になるという
 人は、光か、絵の具か
 それとも、その混在か
 いろんな色が混ざっている地球は、宇宙から見ると何色でしょう

三月三日 
 延時

 いつも通る海沿いの道、ぎりぎりに信号を通過したときに左手に信号待ちのパトカーを確認した
 スピードを落とし、やり過ごす
 ふと、そのままの速度が心地よくて、ゆっくり、ゆっくり、走り続ける
 いつもより時間が引き延ばされる、車が、ごう、と横を通り過ぎる、エンジンの声はいつもより、低い
 なんとも贅沢な、心地よいときを、手に入れた

三月二日 
 命光

 昼をちょっとすぎたころ
 蛍光灯の光とうす曇の光を満たしていた部屋の中が、ふわり、と燈色に染まった
 日が出てきた、ただそれだけのこと
 それでも部屋には、命が満ちるような、そんな色が漂った

三月一日 
 転機

 今、自分がいい方向に向かっていると思う
 いろんな流れが、自分の中にも、自分の周りにも、流れていると思う
 大丈夫だ、と思える
 すっと目線を上げて、足を踏ん張ればいい、そんな時なんだと思う

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