川流れ時々日記

流れ流され書いていきます

六月三十日 
 出発

 日付が変った
 そんなわけで、青森に出発
 日記もプレゼントの抽選も、少々お待ちくださいませ
 では、いってきます

六月二十九日 
 魅力

 自分の周りには、魅力的な人が多い
 そういう人は雰囲気が違うと思う
 一緒にいることが、心地よく、真剣勝負だったりする
 そんな関係は、すごく、楽しい

六月二十八日 
 

 最近すごく飲んでいる
 ビール、ワイン、焼酎、ウイスキー、等
 酒は好きだ、時間をかけて作られたそれには、時間が込められている
 時を飲み干す、今の時が、ほんの少しぼやける
 ああ、いい気分

六月二十七日 
 

 熱く太陽から光が降る
 その光が体に届く前に、ふわりと光がすくいあげていく
 じわりとした空気の中で、その風は心地よい

六月二十六日 
 時匂

 夏のイベントの準備をする
 エエラボのみんなで大工のようなことをする
 日曜の午後に、ふわりと風が通る
 少し、風の匂いが懐かしい

六月二十五日 
 水夜

 じわり、とした空気の夜
 何匹も、何匹も、水気が泳いでいる
 人懐っこく近寄ってきたり、大きなものが泳いでいたり
 汗ばみながらも、楽しい夜

六月二十四日 
 言葉師

 二度目のラジオ
 話すことはだいたい同じなような気もするが、話す相手でその彩が変る
 なんとも、面白い
 話のプロ達と話すのはとても不思議だ
 言葉の花が、ゆっくりと、開く

六月二十三日 
 港と坂の国

 二日ほど神奈川方面に行く
 神奈川は好きだ、すごく
 なんかとっても上品な印象を受ける
 そんな町に住む人たちも好きで、とても楽しい二日になった、ありがとう

六月二十二日 
 雨音

 梅雨のように、朝からばらばらと雨が降る
 まだ明けきらない薄明るい空に、大粒の雨はよく似合う
 この音に耳を傾けていたい、そんな風に、思う

六月二十一日 
 鉄騎

 久々にバイクに乗る
 ばるん、と回るエンジン、空気が体を撫でる
 ああ、なんと楽しい乗り物だろう
 少し、堪能してみる

六月二十日 
 道

 踏み切りの途中で立ち止まる
 くい、っと横を見ると、彼方に線路がつながっていた
 ああ、道だ
 そう、思った

六月十九日 
 時旅

 日常から遠く離れると、何だか今の時を大きく離れていくような錯覚を感じる
 距離を旅をすることと、時間を旅することが、重なる
 まるで四次元旅行だ
 なにはともあれここに帰ってきた
 ただいま

六月十三日 
 西へ

 西に向かう
 今からいってきます
 帰ってくるのは一週間後、いろんなものを見てこよう

六月十二日 
 炎夕

 夕空が燃えていた
 明るく、赤く、禍々しいほどに
 西燕が、くるよ、といった
 その言葉が信じられるほど、空は燃えていた

六月十一日 
 時生

 時がたつと人は変る
 体も、心も
 昔はなんとも思わなかったものを素敵だと感じたり、昔好きだった食べ物が嫌いになったり
 時というのはこの世界を動かす
 その流れの上でどう変っていくかはその人しだいだ
 流れていくので出はなく、泳いでいく
 そういうときを、作っていきたい

六月十日 
 誕生

 どん、とまだら模様の雲が空を覆っていた
 遠くの海を見ると、青空
 雲がかかっているところ所々に、雲と海をつなぐ灰色の帯が見えた
 あそこでは、雨が海に降っているのか
 それとも、海が雲に降っているのか
 生き物は、海から生まれたそうだ
 雲が海から生まれても、不思議じゃない

六月九日 
 

 ラジオに出る
 富士のミニFM、オハナシエフエムにて
 パーソナリティのミナさんは歌唄いだ、quicheというバンドの
 友達になれた
 物を作り始めてからいろんな人と知り合い、いろんな友達ができていく
 人にはあるべき場所があるんだな、と、思った

六月八日 
 波声

 ごんごんと音が響く
 海が近いこの家では、波が大きい時はこんな音が聞こえる
 外は夜、闇の中で寄せる、波
 ちょっと散歩に出てみようか、夜の海と酒を飲みに

六月七日 
 

 人が一歩を踏み出すとき、そこに道はない
 踏み出したからこそ、そこに道ができるんだと思う
 だから、その道がどこに通じているかは自分が決められるんだと思う
 きっと、目指すものは、叶う

六月六日 
 夏色

 海が青い
 波が白い
 空気が空色
 夏のコントラストが、ぐうう、っと広がる、海辺

六月五日 
 朝方

 帰る
 だいたいいつも、着くのは朝方だったりする
 白々と空が開ける
 夕方の日が落ちたすぐ後とはまた違った、ゆわりとした明るさ
 特別な時にいるみたいで、少し好き

六月三日 
 出発

 行ってきます
 西へ、滋賀県へ

六月二日 
 自己

 正義の味方とはエゴの塊だと思う
 自分が正しいと思うことを主張し、人に押し付ける
 それでも、心地よい方向にそのエゴを向けている人を見ると、こちらも心地よくなる
 エゴは自己の一部、その生々しさは、意外と心地よい
 もちろん、場合によりますが

六月一日 
 鳴動

 今週末は滋賀に行く
 ただいまその準備中
 いろんな所に行くようになって、アクセサリ作りが作業の中心になっている
 昼間のバイトをどうするか、作業場所をどうするか、売り方をどうするか
 考えることがいっぱいある
 うごくうごく、この世界

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