川流れ時々日記

流れ流され書いていきます

十一月二十九日 ぱらりぱらり
 心のあり方

 自分の道を進むと決めてから、自分の中で変化したものがたくさんある
 その中のひとつに心が敏感になっているというのがある
 この道を目指すと決めた今、それはいい事かもしれない
 ただ時々大変なこともある、まだまだ修練が足りないせいもあるだろうが
 まあとりあえず涙もろいのは何とかならんかなぁ、事あるごとに泣いちまうよ
 生きてるんだからしょうがないけどね

十一月二十八日 降下中
 笑い

 夢の話
 誰だか覚えていないが誰かの家に行っていた
 そこの住人が買い物に行くというので留守番することになった
 その家には動物がいた、ミニ兎より一回り大きいほどのサイズの真っ白な兎だ
 三羽いたその兎はとてもひとなつっこく、手をだすと舐めてきた
 ここまでは普通の兎だったのだが、この子達は笑い兎だった
 口を笑うように曲げて、きょっきょっきょ、と鳴くのである
 可愛いんだか可愛くないんだか…
 そんなところで目が覚めた、こんな兎、ホントにいるんだろうか?

十一月二十七日 ごうごうと
 流れの中に

 今日は風が強かった
 バイクでいきなり横風を受けると、ほろろっとよろけてしまう
 風がごうごうと鳴り響いて流れているときははかり知れない力を感じる
 地球のエネルギーだ、そりゃすごいものだろう
 風とは大気の流れ、緩やかな流れもあるが激しい流れもあるだろう、鳥なんかはこの流れを読んで早く、遠く、高く飛んでいく
 そうやってとんびがくるりと輪を描いたりする訳だ
 風に乗ろう、高く、高く、飛んでみよう

十一月二十六日 水平線まで
 東映

 職場が意外と遠い、毎日バイクに乗って海辺の道を行く
 今日みたいに雨の後の晴れた日は遠くまで海が見える、水平線、遠くの半島、目がよくなる感じ
 雨の日は波がテトラポットにあたり、どぱ〜ん、と波が砕けなかなかの迫力
 海の色も奇麗だ、緑と青が混じりあってコントラストが良い
 毎朝海を見るのが楽しみだったりする、遅刻しそうなとき以外は

十一月二十五日 雨の目覚まし
 人の目

 自分の作品についていろんな人がいろんな事を言ってくる
 良い事もあれば悪い事もある、人がいる分だけいろいろな事を言われる
 それでへこむ事も意外とたくさんある
 でも自分がやりたいと思ってやっていることだから、へこんでもまた前を向くことができるしへこむことで自分を見ることもできる
 もっといろんな人の話を聞こう、その分自分がよくなるはずだから
 向ける間は前を向こう、向けなくなったら休めばいい、いつかまた前が見れるから

十一月二十四日 部屋で上着
 眠りの精

 最近鬼のように眠い
 ついつい布団に入って寝てしまう
 ウチには暖房器具が布団しかないので寒いと布団に入ってしまうのだ
 しかも寒いから布団から出たくなくなるし、体温が低下して体が休みたがっている
 寝るのは良い、体に良い
 でも寝すぎるとやりたいことができなかったりする
  なかなかバランスが難しい、でもまぁ、あせらず何とかやっていこうと思う

十一月二十一日 北風と太陽
 大きく遠く広く

 さのさんにオーダー品を渡すために待っていたときに、ふっと上を見上げた
 一番星がぴかりとしていた
 そんな空に届こうとしているのか大きなビルが横に建っていた
 こんなに大きなビルでもきっと空には届かないだろう
 もっともっと大きなビルもあるけれど、やっぱり空には届かないと思う
 とてもとても大きくはるか彼方にありどこまでも続く空
 この空の前では自分の事が小さく思える
 まぁ、なんとかなるだろう、ゆっくり生きていこうや

十一月二十日 小さなやわらかい流星
  お風呂

 今日は帰りに雨が降っていた
 合羽を着ていたがぼろぼろで帰った頃には水浸しだった
 寒かったのでお風呂を入れた
 湯を張って、中に入る、ほぅっとため息が漏れた
 寒くなってくると無性に暖かいお風呂に入りたくなる、ほぅっと幸せなため息を漏らしたくなる
 ありがたい、全てに感謝して眠れそうだ

十一月十九日 ぱらぱら
 大きくなぁれ

 今日赤ちゃんを見た
 ふにゃふにゃでもったりしていて小さくて、可愛かった
 いつも思うのだが、あの小さな手も小さな足もずんずん育っていって大きくなるのかと思うととても不思議な気がする
 そうやって大きくなっていくには多くのモノを身に付けていくのだろうし、 今日見た赤ちゃんもすでに多くのモノと関わって吸収してきただろう
 両親、親類、お医者さん、看護婦さん、服屋さん、おもちゃ屋さん、薬屋さん、他の赤ちゃん、他の人々、動物、食べ物、服、おもちゃ、空気、水、光、闇、音、匂い、そして自分、ほかにもいろいろなモノと関わってきたと思う
 人が生きて行けばいろいろなモノから影響を受ける、そして同じようにいろいろなものに影響を及ぼすのだ
 この世にあるものは一人で生きているわけでもなく、そして自分のためだけに生きているのでもない
 回りからいろんなモノを吸収して成長していくんだ
 良いものをいっぱい吸収して、大きく優しく育って欲しいなぁ

十一月十八日 寒さが染みてくる
 暖かな光

 仕事場でふと遠くを眺めたら窓から日が入ってきていた
 なんだかぽかりと暖かそうで気持ちもぽかりとしてくる
 夏に見たら暑そうだなぁ、と思うのに、寒い時に見ると暖かそうだなぁと感じる
 人の感じ方はそのとき次第だ、同じものを見てもよさげに感じられるのは幸せだ
 あぁ、今日も幸せ

十一月十七日 空気がどんどん澄んでくる
 眠い

 昨日ストフェスが終わって少しHPを更新した
 寝たのは一時、そんなに遅くはない時間だ
 しかししかし今日の仕事中がもう鬼ねむだった
 まさかこんなに疲れていようとは思いもよらなかった、しゃべりすぎたのか喉も痛い
 でも、その疲れのぶんだけ、喉の痛みのぶんだけ何かしらの実りがあったはずだ
 前に向かって歩いているのを体感、ちょっと充実
 今夜も早く寝よう

十一月十六日 水色の空輝く飛行機
 ありがとう

 今日、ストフェスが終わった
 土曜日はあいにくの天気だったが今日は良く晴れた
 そして、予想以上に多くの人が来てくれた
 以前から知っている人、このHPを見てくれていた人、エエラボのDMでチェックしてくれた人、通りがかった人などなど
 ホントに予想外に人が見てくれた、これもストフェスのスタッフや手伝ってくれた人々のおかげだ
 関わった人全てに言いたい、ありがとう、とても嬉しかったです

 ストフェスの様子は明日か明後日にはアップします、良ければ見てくださいな

十一月十三日 秋雨前線波のよう
 もうすぐ

 明後日からはストフェスだ
 日曜まではPCは立ち上げないのでやっておきたいことをやった
 とりあえず作品のUP、今回はだいぶ時間がかかってしまった
 メールのチェックやら何やらも
 展示に関してもやりたい事がまだある、というかやっていないことがある
 自分がこの道を選ぶきっかけにもなったストフェスだ、いい形で出展したい
 やれるだけ、やってみよう、と思う

十一月十二日 風が秋になっている
 昼寝したい

 昔から行きたい所のひとつにモンゴル平原がある
 モンゴル平原にごろりと横になって空を見ながら昼寝がしたい
 高い空、流れる雲、風の歌
 地平線が見えるような広い広い平原でぼ〜んやり昼寝がしたいなぁ
 のんびりぼちぼちしたい、今日この頃でした

十一月十日 お待ちしておりました
 もう少し先でも

 秋が来た
 昨日の夜ぐらいから寒くなってきた
 大体この時期はかなり寒い、昨日までが暖かった為になんだか急に寒くなった気がしてしまうのだが
 まあ、例年並になったというところでしょう
 でも、あと一週間待って欲しかったなぁ、ストフェス終わるまで
 毎年あのイベントは寒い
 きっと今年も寒い、暖かくしていこう

十一月八日 ゆるゆる満ちる
 音の世界

 満月の宴に行った
 アジアンな音楽や踊りなど、とてもかっこよく素敵だった
 聞き始めた時やっぱりすごい、と思った
 音が心に切り込んでくる、どんどん心にたまり最後に自分の中から音が溢れてくる、そんなカンジだった
 その後も音が空間に満ちてどんどん攻めてきた、すごかった、苦しいみたいだ
 でも、ふ、と思いたってその音の満ちた空気の流れに身を任せてみた
 楽しくなった、体が動く、笑顔が出る、むちゃくちゃ音楽が楽しくなった
 流れに身を任せよう、楽しくなってくる
 今日もいっぱいいい思いをした、ありがとう

十一月七日 熱帯になる日は近い
 吸い込まれる

 今日、Jellyさんの個展を見に行った
 今日が最終日、危うく見逃すところだった
 GEISAI等で見た作品だったがさすがのJellyワールド、囲まれるとまったくもってすごい
 まるで吸い込まれるような錯覚に陥る
 さいきんのJellyさんの作品は書き込んであるところと白いところのコントラストがとてもすてきな感じがする
 柔らかい無限の感じ
 良い物を見せてもらいました、ありがとう

十一月六日 暁を覚える
 天の与えるモノ

 今日はTVにジャズシンガーのアヤドチエさんがよく出ていた
 歌がすばらしい、前から聞きに行きたいものだと思っていたがますますその思いが強くなる
 しかも歌が上手いだけではなく話も面白い、才能のある人だ
 天は二物を与えず、と言うがこういう多才な人々が与えられているものは何だろうか
 オールマイティの才、とでも言うべきか
 なんにしろひとつの才が多くの事をカバーしているのだろう、苦手もあるだろうし
 自分の才は何だろうか、欲しい才は決まっているのだが

十一月五日 四季はどこ
 動くこと感謝のこと

 品川から帰ってきた、東京の運転は疲れた、ほぅ
 フリーマーケットではいろいろな人が来てくれ、とてもうれしい思いをさせてもらった、ありがたいなぁ
 次の日はお正月の高輪プリンスホテルのイベントの説明会、ここでもいろいろな人に会うことができた、お正月が楽しみだ
 いまは何もかもが身に成る気がする、まだ始めたばかり、吸収することはごまんとある
 どんなこともチャンスに成るはずだから、誘われること、思いつくこと、ゆっくりでいいから確実にやっていきたい
 そして感謝したい、来てくれる人、話しをしてくれる人、手伝ってくれる人、そして、自分の内から出て形になる子たちに
 みんな、ありがとう

十一月二日 七輪がいらない
 懐かしさ

 母校の学祭があったので行ってみた
 一緒に学生時代を過ごしたまっちゃんと相方のののさんと一緒だ
 先生や他の人々にもあった、そして学校をいろいろと歩くうちに懐かしく思えてくる
 ひとつの時代を過ごした場所、まだ未熟だった自分を思い出させる
 そのときの自分があったからこそ今の自分があったのだと思うと、そんな自分にも感謝したい
 今までに無駄はない、ありがとう

十一月一日 大道芸日和
 相手の目

 今朝エエラボにラジオの中継が来た
 人がいないという話なのでいくと、全部で五人も集まっていた
 ラジオの人が来て打ち合わせをし、生放送本番となった
 緊張した、ほぅ

 その午後に相方のののさんと静岡で行われていた大道芸ワールドカップを見に行った
 全体的に見てやっていることがだぶっていたりするが、すごい人はすごい
 エジプトのオサーマさん、韓国のマシューさん、カナダのフラインボブさん(だったと思う)が特にお気に入りだった
 もちろん一芸秀でたところがあるのだが、見せ方が巧い、と思った
 お客さんを参加させたり、音楽を上手く使ったり
 見せ方というのは重要だ、見るのは自分ではなく相手なのだから
 そういうことも考えて、これから出店していかなければ
 まだまだ修練せにゃぁ

 

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