あとがき

〜またの名をこんな所まで読んでいる暇なあなたへのメッセージ〜


何よりも先に素晴らしいキャラクター素材を提供していただいた花曇さま、同様に素晴らしい背景イラストを提供していただいたぐったりにゃんこのホームページさまに改めて感謝の意を述べたいと思います。
これらサイトの素晴らしい素材がなければ今回の記念企画がこのような形で実現することは無かったでしょう。

本当にありがとうございました。

それでは、あとがき本文をどうぞ。


皆さん今回の企画お楽しみいただけたでしょうか。
どうしてこんなことをする羽目になったかといえば、4万ヒット突破の際記念企画の内容を公募したのがそもそもの始まりでした。
その際にいただいたリクエストから、ギャルゲーヒロイン自動生成で適当に生成されたキャラクターを使ってこれまた適当なストーリーをでっち上げ、「ゲーム作ってみました!!」なんて嘘予告を作ろうと最初は思ったのですよ。
自動生成の結果をそのまま貼り付け、そこにちょっと文章を書き加えるだけの予定でした。

しかし、いわゆる「ゲーム紹介サイト」の新作紹介記事っぽくしようと思ってレイアウトに凝りはじめ、それなら自動生成で使っている顔アイコンよりきちんとした立ち絵があったほうがいいと思って画像を加工しだし、こういう記事には開発者インタビューがつきものだよなと脳内3人対談をしだしたあたりから何かがおかしくなっていきます。

終わってみれば作業期間約10日、時間にして50〜60時間を使ったとんでもないものができてしまいました。
我ながら何やってるんでしょうね。


ちなみに自動生成で出てきた最初の結果はこんなものでした
「松岡 桃子」という名前はあまりに現代的でないのでもう一度生成を行なってその際出てきた「秋月 絵里」に変更してプロフィール文の順番も入れ替え、またあやめに「〜学年が違うが〜」というのを付け加えただけでほぼそのまま使っています。
ストーリー紹介の部分で一つ年上の幼馴染とか設定を少々追加しましたが、ここまで改変無しで使えてしまうとは思いませんでしたよ。

そして最初はスクリプトが乱数から作り出した単なる記号にしか見えなかったキャラクター達に対し、てんでバラバラの4つのプロフィールを何とか整合性のあるものとして扱えるストーリーを必死で考えたり、性格付けに見合ったビジュアルを作り出そうと頭を悩ませているうちにだんだんと(ほんの少しですが)愛着を感じるようになってきている自分を発見して驚いてしまいました。
まさか自分で書いたスクリプトが生成したキャラに多少なりとも萌えることになるとは思わなかったです。

ていうかあやめタンハァハァ


…と、キモイ事を言うのはこれくらいに。

企画自体についてもう少し述べておくと、全く意味の無い「ダウンロード」なんて項目があるのは最初は立ち絵作った勢いでOPムービーや体験版も作ろうと無謀極まりないことを考えていたときの名残です。
…いくらなんでもそれは無理でした。

そして痛い発言を連発しまくっている上に言っていることが矛盾しているインタビューですが、あれはそこらによく居るちょっとくらい売れたからっていい気になっている勘違いシナリオライター&ディレクターというコンセプトで書いたので突っ込みは無しの方向で。逃げてるわけじゃないよ?
ちなみに「コウ」はこのサイトを始める前の俺のHNです。

内容についてはほとんどはその手のインタビュー記事を参考に「こういう場でありそうな発言」を適当につなぎ合わせて作ったのでほとんど意味は無いんですが、読み返してみるとa-parkさん(自分でいうのも変な感じです)の発言は割と俺の素の気持ちかも知れないですね。

あと、「絵里の髪の色で3時間議論」「彗星夜襲隊ネタや634空ネタを作ろうと思ったが〜」のくだりは実話です。
俺の脳内で青派と緑派が激論を戦わせていました。結局紫になりましたが。


一応言っておくと今回のはあくまでも大嘘企画なのでこれをもとにゲームを作るなんて事は絶対ありません。
いや、ほんの少しだけプロットを思いついていたりはするのですがこれ以上はもう頑張れないです。
居ないとは思いますが、この設定で同人ゲームを作るなんて奇特な人がいたらもう大歓迎ですよ。


それでは、こんなあとがきをここまで読んでいただきありがとうございました。
今後の偏読日記にもご期待ください。

しばらくはこんな大規模な企画やりたくないですけどね……


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