工藤むつき(TOSSオフサイド)
岡恵子先生の実践の追試です。
作文の苦手な子も楽しみながら作文を書くことができ、「 」の勉強にもなります。
指示 1行目には題 「わる口」 と書きます。
不思議そうな顔をしている子、驚いていた子が何人かいたが、続けて指示をした。
指示 2行目には名前を書きます。
3行目から1ます空けて作文のはじめ(書き出し)を書きます。
名前を書いたら鉛筆をおきましょう。
全員が名前を書き終えたのを確認してから、書き出しを板書する。
板書 きょう、けんかをしました。
「ばか。」
と、いわれたので
ここまで板書し、ノートに写させてから
「みんなは、なんていい返す?」
と尋ね、子供の発言(あまりひどくないものを選んで)を取り入れながら作文を続ける。
板書 「ばか。」
と、いいかえしました。
「うるさいよ。」
と、いわれたので、
「ちび。」
と、いいかえしました。
このつづきは、自分で考える。
最後は、仲直りするとか自分で考えた終わり方をするように伝える。。
途中は、次のようなパターンで書くよう指示する。
「 」
と、いわれたので、
「 」
と、いいかえしました。
授業の終わりに、「今日は、悪口をたくさん書いたけど、今だけにしようね。」と、普段は使わないようにと告げる。
児童の作文例
◇そこに、先生がとんできてなかなおりさせたので、けんかは、おわりました。
◇だから、先生におしえました。
◇「なんだよ、わたあめ。」
と、いわれたので、
「もう、先生に教える。」
と、うったえました。
◇先生が、とちゅうできたので、けんかは、おわりました。
◇「ごめんなさい。」と、いって、なかなおりしました。。
児童の感想
☆さいしょに「ばか。」とか「うるさい。」とかでてきて、びっくりしました。でも、書いていくうちに楽しくなりました。こんどは、 どんな作文だろう。
☆きょうの作文は、わる口でした。ときどきわる口をいわれて、いいかえせなかったけれど、作文に書いたらすっきりした よ。