カラダスキャン


 かつてみごとなシェイプアップをやった香取さん。でも、あれあれ、おかしくないか。なんかSMAPの中にいると、ひとりだけ別次元でデ
カイぞ。"もしかして、リバウンド?"そう思っていた人も多いのでは?

 そこへすかさず、このTVCMです。専門家らしき人が数人、香取さんのカラダを調べています。"あれ、やっぱりリバウンド?""でもまず
いんじゃない?公のTVでそんなことをバラしちゃ"

 すると「答えはkaradascan.com」と出てきて、ここに行かなくては知ることができません。

 うまいですよね。こうやってここだけの話みたいなことを言われると、すかさずパソコンに走ってこのサイトを見てしまいます。

 さて、ありました、ありました。香取さんの体重はなんと91.5kg。体脂肪率は26.7%。骨格筋率が33.7%。やっぱりみごとにリバウンドして
いたのです。

 サイトに行ったついでにこのKaradaScanの商品情報を見てみると、骨格筋率を知ってリバウンドをしないカラダを作ろうと書いてあり
ました。なるほど、「香取さんのようにリバウンドをしないために、この商品を買えばいいんだ」と分からせるためにこういう一連の仕掛
けをしたんですね。

 タブーをあえてTVCMでテーマにし、それによってパーセプションを変える。そして、答えはサイトに置いて、商品認知・理解率を高め
る。これは効率・効果的な広告コミュニケーションだと思います。

 さて答えをサイトに置いて、ここだけの話のように誘導する方法を社会心理学ではハード・トゥ・ゲット・テクニックと言います。

 このテクニックは、期間を限ったり、個数を限定して希少性をあおります。航空会社の「早割」なんかがそうです。フライトの数ヶ月前
に買うことによって、航空券をとても安く買えますが、実のところは、飛行機の利用を促進したい航空会社の苦肉の策なのです。

 またファーストフード業界がよくやる「今だけ半額」や、村上春樹の「ノルウェイの森」、最近では人気ラーメン店が使う、わざと品切れ
を起こして、消費者の買いたい気持ちをあおるのも、このテクニックが使われているのです。


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