2.レゾンデートル



【ちょいペタ用語NO2】レゾンデートル[(フランス) raison d'etre] ある物が存在することの理由。存在価値。

 ふーん。ある物が存在することの理由なんだ。人間だけにあてはまるのかと思った。じゃ、イヌにもネコにも使えるのね。
「(ネコに向かって)君のレゾンデートルは、私を癒すことである」なんて使ってもいいってことなのね。

 でもこの言葉って、実際使われると引くよね。昔、昔、新入社員の頃、おいらの同期にN君っていうのがいたんだけど、いきなり自分
の部長に、
「N君、君のレゾンデートルは何かね?」
と質問されたらしい。でも、これって答えようがないよね。会社に入ったばかりのガキの存在価値なんてヘみたいなもんじゃない。社会
における価値を聞いたのかなー。これを聞いて、同期だった西村君とおいらは、
「よかった。そんなオヤジの部じゃなくて」
と胸をなでおろしたものでした。

・正しい語法
「このタスクにおける彼のレゾンデートルは、ムードメイキングかな」
へっ?これは何語なの?と思うなかれ。こういう風にしゃべって相手を煙に巻くのが、ちょいペダ流なのだ。でもこれって、
「この仕事に彼を入れたのは、明るいからなんだよねー。だっていいムードになるじゃん」て言っているに過ぎないのです。でもね。外
資系や外資系かぶれの人間はこういう言い方をするから気をつけた方がいいのです。
 単なる会議だって、ミーティングはまだいい方でブリーフィングとかパワーブレックファーストだとか訳の分からん言葉がたくさんある
んだから。

・間違った語法
「僕んちは、4丁目のレゾンデートルの403号室」です。
 君、それって「メゾンデーモン」の間違いじゃないですか?「メゾン」はすみかのこと。「デーモン」は悪魔。でも「悪魔のすみか」というマ
ンション名をつける大家さんて、結構やるよね。えっ?そんなヤツいるかって。いる訳ないです。

「僕のレゾンデートルはオナニーです」
 一見正しそうだけど、「僕がこの世の中に存在しているのはオナニーです」って意味だから、これは間違いです。「僕はオナニーする
ために生きている」という意味ではないですから。
 西村君のように、こういう人は結構世の中にいるけど、ここでレゾンデートルを使うのは間違いです。

・使うのに最適なケース
 これは「かぶれ」がいる時に使うに限ります。外資かぶれ、英会話かぶれ、フランスかぶれ。もともとがフランス語なだけに、フランス
かぶれ系の人はよく使うなー。哲学やってる人とか、記号論やってる人ととか。
 こういう人と遭遇した時はできるだけ使ってみたらどーでしょー。


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