1.ペダンチック



"あの人ってなかなかインテリジェンス高いじゃない"
"意味分からない難しい言葉を使うよね"
"バカみたいな顔してるけど、実は結構イケてるんじゃない"

 このように、無知な人ほど、なんだかよく分からない難しそうな言葉に弱いものである。ならば、なんだか分からない難しそうな言葉を
覚えて「ちょっちインテリ」を装い、バカなおねーちゃんとかハナタレ小僧なんかをたぶらかして遊んでみるのはどうだろう?

 このなんだか分からない、難しそうな言葉を「ちょいペダ」と呼ぶことにしたい。ちょいペダは「ちょっとペダンチック」の意味。こういう
言葉を私の独断と偏見で選び出し、その意味と語法を解説していくシリーズとする。

 例によって半分以上「しゃれ」なので、間に受けないようにして欲しい。

 マスコミ就職必勝法というコラムを書いたら、
「目からウロコがでました(文章本人のママ)。この通りにやってみます」というメールが結構きた。あのね、みなさん。おいらはしゃれで
書いているのよ。フィクションかなー、ノンフィクションかなーと思えて、実はフィクションというのが、おいらの文章のおもしろさなのに、
それをまじでとっちゃ、しゃれにならないじゃない。

 だいたいコラムはお遊びで書いているので、どうかおいらのことなんか信用しないで、自分自身でがんばってください。

 それでは本文。

【ちょいペダ用語No1】ペダンチック[pedantic] 学者ぶるさま。衒学的。

 まず第一回目は、シリーズダイトルでもありますペダンチック。これは日本語だと衒学(げんがく)的という意味で、知識をひけらかす
傾向があることを言う。

 よく、なんか分からないけどやたら日本語の合間に英語が多くて、“何言ってかわかんねーよ”と思いながらも、“なんかすごそー”と
思って煙に巻かれてしまう人っているじゃないですか?
(え、おまえのことだろうって?そうです。私みたいなヤツのことです)
 こういう、ちょっと学者ぶってエラそうなことを言う人のことをペダンチックなヤツと呼べばいいのです。

・正しい語法
「あの本ってすごくいい本だと思うんだけど、ちょっとペダンチックなところが鼻につくね」
 本の内容はすごくいいんだけど、ところどころに難しい引用なんかをひいて、いかにも"おいらはインテリです"と思わせるような本が
ある。こういう時、"あんたちょっと知識ひけらかせ過ぎ"と言う代わりに、「ペダンチック」と言うといい。

・間違った語法
「なんかこの頃すごーく勉強してて、ボクってなんかペダンチック」
 合ってそうに見えるけど、これは間違い。ペダンチックは批判的な意味を込めて使うのだから、自分をほめる時には不適当。自分で
自分を批判してどーするんじゃい(ま、そういうアホも世の中にはいるけど)。

「あの先生っていろいろなこと知ってて素敵。ペダンチックだわー」
 ま、こんな風にしゃべる女子学生自体いないなだろうが、これも間違い。このセンセーをほめるのが目的だとしたら、ダメだね。でも、
「素敵だけど、ペダンチックだからちょっとね(ちょっとイヤ)」という場合に使うのならOK。

・使うのに最適なケース
 これはどういう時に使ったらいいか?基本的には相手のインテリジェンスがかなり高いことが予想される場合、
"おいらはバカじゃない"
ということを分からせるたい時がいいだろう。あるいは、インテリねーちゃんを口説く時でも可。
 ある程度インテリな人ならみんなこの言葉を知っている。だからインテリとして、共通の符号の役割で認め合うことができる。これを
類似の法則という。

 でもね、そう思ってインテリねーさんに使ったことがあるんだけど、
「それってどういう意味ですか?」
って言われて、根掘り葉掘り、意味や語法を追求されたことがありました。なので、使用する時は、一応事前に国語辞典で勉強してお
くことを勧めます。


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