「焼け石に水」「豆腐に鎹」「暖簾に腕押し」「糠に釘」・・・
どれも「効き目が無い」的な意味ですよね?
本当ですかね?
本当に効き目が無いんですかね?
今回はこれについて見当して見ましょう。
・焼け石に水
これは検討うんぬんってほどのことでもないですね。
体積比の問題です。
石の体積<<水の体積 なら効果はかなりあると思われます。
簡単に実験してみるのでしたら、石にこだわらず鉄を使ってみましょう。
熱したフライパンに水を注いでみてください。
水の量がある程度以上にあればフライパンは触れるくらいになっているでしょう。
注:実験するときは火を止めてから、火傷しても責任もたんから気をつけてね
・豆腐に鎹
これはなかなか厳しいですね〜。
鎹については何も言うことはないですね。
問題なのは豆腐の種類ですね。
絹ごし、木綿、・・etcほとんどはダメでしょうな〜。
しか〜し!凍り豆腐をご存知かな?
あれはかなり硬いですよね。
あれなら鎹も効果を発揮できることでしょう!
これも簡単に実験できるのでやってみるといいでしょう。
注:豆腐が割れないように鎹を付けよう、手を怪我しても責任もたんから気をつけてね
・・・・・しかし、何で豆腐に鎹なんかしようと思ったのかね?
・暖簾に腕押し
これは・・・効き目が無いのか?
腕押しの意味は (1)腕で押すこと (2)腕相撲
となってます。
暖簾はどこが肘でどこが掌か分からないので(2)は無視していいでしょう。
よって (1)腕で押すこと がここで使われている腕押しの意味となります。
では実際に考えてみましょう。
飲み屋の入り口とかに暖簾のある店ってのは少なくないはずです。
みなさんはそれをどーしてますか?
腕押ししてますよね?
皆がやるってことは効果がない訳ないですよね?
つまり暖簾に腕押しは「確実に効果がある」とゆーことになります。
・糠に釘
これは困り者です。
効果がないとかあるとかの判断基準があいまいすぎます。
例えば、糠の壁があったとしましょう。
糠に釘とはこの糠の壁に釘で何を打ち付けられるか・・と考えられます。
どーですか?困るでしょう?
ポスターや軽いカレンダーなんかは飾れると思います。
時計は無理かもしれませんけど・・・
カレンダーが飾れれば効果が無いとも言い切れないのでわ?
ちなみに、釘の上に糠がどれくらい積んであるか、釘の長さ・太さなどの条件によっても変わってきます。
糠を大量に手に入れるは厳しいと思うので、味噌なんかで実験してみるといいでしょう。
注:室内でやるとかなり臭くなります、釘で手を怪我しても責任もたんから気をつけてね。
よーするにアレですよね。
条件次第ってことですよ。(それを言ったらおしまいですが)
先人はことばを短くしよーとして条件文を省いてしまったんですな〜。
ぜひ未来に残すことわざは条件を明確にしてほしーものです。
ちなみに、今回の4つは微妙に意味が違ったりするんですよね・・・。
焼け石に水・・・・・力不足で効果が無い
他3個・・・・・・・・・手ごたえが無く効果が無い
ってな感じです。
「暖簾に〜」では散々言ってますが「手ごたえが無く」までは合ってます。
下手に手ごたえなんかあったら客足に響きますしねw
久々に更新しよーと思ったけど資料を探すのが面倒で散々な考察になってますね。
めんぼくないっす(つД`)