4:ツアイダム盆地


ツアイダム盆地を更に走ること2時間あまり、16時45分頃にこんな途方もない風景が現れました。ヤルダンが点在する、砂漠でなく土漠(こんな言葉が有るのかな?)です。ジット眺めていたら、年甲斐も無胸にくキュンと来ました。昔の人はこんな中を、とぼとぼと越えていったのですね。向うに見える高いところは3300mもありました。この広がりが伝わるでしょうか?
<アルチン山脈・祁連山脈・崑崙山脈にはさまれた地域を「ツアイダム盆地と言う。ツアイダム盆地は、標高2700〜3000m、面積は日本の66%の広さ。地質時代は海で地殻変動で隆起、約5000の塩湖が有る。ツアイダムとは、モンゴル語で「塩の沼地」の意味。地下資源調査で、塩湖の塩類・石油・天然ガス・鉛等が開発され掘削が行われている。>と有りました。納得、みんな見てきました。